未分類

超高速で世界を広げよう!

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebook にシェア
Pocket

こんばんは、新田です。

2年以上やってきたNext Tribeですが、
「日本史」に関しては、もうだいぶ皆詳しくなってきたので、
今年から、またリニューアルして、

「世界史編」

に入っていきたいなと思っています。


これまで、ネクトラでは、
様々な「勉強法」を紹介してきました。


例えば、日本史を学ぶなら、

「歴代天皇の系譜」

を最初に覚えてしまおう、と言っています。

(詳しくは、ネクトラ本編で配信しているコンテンツ
 「ストーリーライティングを使って
  歴代天皇(125代)を2時間で完全暗記する方法」
 をご参照ください!)


歴代天皇の流れを全て頭に入れて、その後、
それぞれの時代を、全部、天皇と絡めて覚えてしまいます。


全ての時代を「天皇の流れ」という1つの軸で突き刺すことで、
バラバラに覚えるのではなく、
全ての流れを1つのストーリーで覚えることができます。


ただ、ここが厄介なのです。

「ストーリー」で覚えようと思っても、
歴史の勉強で大変なのが、
「そもそもストーリーが単調で面白くない箇所が多い」
「名前がややこしい」
ということです。

戦国時代みたいな、
インパクトあるストーリーならまだしも、
なかなか興味を持てないストーリーだったり、

次々と色んな人物名が出てきて、
しかもちょこっと出てすぐにフェードアウトする人もいたりして、
ストーリー自体が頭に入らないし、
名前がどうしても覚えられないのです。

ストーリーを「線」とするなら、
名前は「点」です。

名前が覚えられないから、
線が引けないのです。


勉強が苦手な人は、ここで躓くわけです。


そこで、僕がオススメしているのは、

「先に、補助線となるストーリーを作る」

ということです。


補助線となるストーリーは、

“勝手に作ったストーリー”

でOKです。


むしろ、事実じゃない方が、
好き勝手作れるので、
面白いストーリーが出来上がります。


そして、補助線となるストーリーのポイントは、

「名前に必ず意味を持たせる」

ということです。


例えば、歴代天皇を覚えた際、
第20代「安康(あんこう)天皇」を覚える時、
そのストーリーで魚のアンコウを登場させました。
(そこからしばらくは、アンコウを主人公にした
 ファインディングニモみたいな物語を展開させます。)


大体、10〜20代くらいを1つのユニットにして、
1〜2人の登場人物を配置して、
それを繰り返して全体を1つのストーリーにしたのですが、

こうすることで、

「ストーリーを覚えたら、同時に名前も覚えられる」

という状態ができるのです。


そうやって、補助線となるストーリーをサクッと暗記して、
歴代天皇を、「全く関係ないストーリー」を使って
いったん繋げてしまうのです。


それで、それぞれの「点」が明確になるので、
あとは、それらの点を「正しい線」で繋いでいくだけで
あっという間に歴史の全体像が頭に入ります。


この考え方って、実は、色んなものに応用可能です。

例えば、「読書」にも応用できます。

今、NDでは「ND式読書術」を実践してもらっていて、
数分で1冊読む、という練習をしてもらっています。

もちろん、数分で1冊全部が完璧に読めるわけではなく、
飛ばし飛ばしで、大まかなポイントが掴めたらOKです。

つまり「ざっくりと読み」です。

でも、実はこれは「精読」にも使えます。


先に「速読」によって満遍なく読んでみて、
全体のストーリーを想像で作ってみます。

「多分、こういうことが書いてあるんじゃないかな?」

というストーリー(補助線)が一通り作れたら、
今度はじっくりと読んでみるのです。

すると、驚くほど内容が頭に入ってきます。


究極的には、目次だけ読んでみて、

「大体こんな感じのストーリーなのかなぁ?」

と想像してから読むだけでも、全然違います。


これは、実は、数学における「幾何」の考え方なのです。

色んな図形が書いてあって、
頭に全然入って来ないのが、

「補助線」

を引いてみると、無秩序に並んでいる図形に、
何らかの法則性を発見するのです。


すると、方針が見えてくるのです。


こんな風に、

・補助線を引く
   ↓
・「点」が明確になり、「点」と「点」の関係性が見えてくる
   ↓
・「点」を繋ぐ正しい線を引く


これが、「幾何的な」頭の使い方です。


で・・・!

今年やりたい「世界史」ですが、
これを数学的に攻略していきたいなと思っています。


そのために、まず、

「世界地図」

を頭に入れてしまいます。


正直、世界地図を覚えずに世界史を勉強するほど
効率の悪い勉強はありません。


だからと言って、
一生懸命それぞれの国の歴史や文化を勉強するのも
非効率です。


それよりも、

「とにかく全ての国と場所を、全く関係ないストーリーを使って
 一度覚えてみる」

ということをやると良いのです。


世界地図を覚えるポイント(コツ)は、
必ず「キャラクター」を登場させる、
ということです。


ストーリーはキャラクターとセットです。

印象に残るキャラクターを作って、
こういうビジュアルで、こういう性格で、こういう技を使えて、とか、
細かく設定するほど、印象に残ります。

そして、キャラクターを設定したら、
ストーリーを展開させていきます。


僕が作ったストーリーは、一部、ブログに載せているので、
また後でリンクを貼るので実践してみて欲しいのですが、

・受験生50人
・大人50人

くらいにこれまで実践してもらいましたが、
8割以上の人が、2時間くらいで80カ国くらいを
白紙にスラスラ描けるようになりました。


ちなみに、世界の国の数は196カ国なので、
全部覚えるのも、そこまで難しくはありません。
(それも、挑戦してみたいなと思っています。)


ただ、正直、聞いたことないような国も結構多いので、
とりあえず80カ国くらい覚えたら
十分なんじゃ無いかなぁ、という感じです。


世界地図が覚えられると、
「世界史」も、「地理」(地政学)も、
「宗教」も分かってきます。


というか、これらは全て、
「世界地図」をスタートにして
勉強した方が良いです。


そうすれば、
「世界地図」の情報量がどんどん増えるので、
知識がものすごい整理されます。


こういう国で生まれたから、
こんな価値観を持っているんだ!
というのが見えてくると、非常に面白いですし、
見てる世界が間違いなく広がります。
(世界が分かれば、日本の見え方も変わってきます!)


そんな風にして、今年は、
一緒に世界を広げていけたらなって思ってます。


僕らは別に受験生ではないので、
細かい用語を覚えていく必要はありません。

ただ、大きな枠組(ゲシュタルト)を作った方が、
話が入りやすいのも事実です。

全然知らない名前が大量に出てくると、
脳がフリーズしてしまうからです。


なので、その分野における最低限の情報を、
補助線を使って先に覚えてしまう、
というのがポイントなのです!


例えば、

「古事記の冒頭(神世七代)」

を覚えたければ、
先に17柱の神様の名前を
補助線ストーリーを使って覚えてしまいます。
(5分でできます)

それができたら、
古事記を実際に暗唱したら、
もう覚えられます。

補助線を使って点を先に覚えるから
線が引けるのです。

2つの線を引けば、面として捉えられて、
さらに複数の線を引けば、立体的に捉えられます。

例えば、医学を勉強したければ、
先に内臓や骨、筋肉を全部覚えてしまいます。

一気に覚える、というよりは、

「内臓」

というテーマで、

「骨」

というテーマで、

それぞれゲシュタルトを作っていき、
点→線→面にしていきます。

簡略化した図をさっと描けるようにしておくだけで、
勉強は非常に楽になります。


こんな感じの勉強を、

「世界地図」

を中心にやっていきましょう!


これが勉強のファーストステップで、
Next Tribeで本当にやりたいのは、”その先”です。

つまり、最低限の知識を覚えてしまった状態で、
歴史の裏に流れるストーリーを洞察していく、
ということをやります!


「読解力」「洞察力」「思考力」

つまり”知性(インテリジェンス)”を
磨いていくのです。


これまでのネクトラに参加していない!という方でも、
完全にゼロから学べるように、リニューアルしていきます。

近々公開しますので、お楽しみに!


ちなみに・・・
世界地図の覚え方は、一部ブログに載せています!!
特に、多くの人が躓(つまず)く、
・ヨーロッパ
・中東
の攻略法を重点的に載せていますので、
ぜひ挑戦してみてください。

世界地図を最速で丸暗記する方法


フルバージョンは、リニューアル版のネクトラで公開予定!

詳細はお待ちを。


旧ネクトラ(日本史バージョン)も、やってます。
歴代天皇の覚え方は、こちらで配信中!
(2019年から配信してるコンテンツは、
 リニューアルのタイミングで公開終了です!)


Next Tribe(オンライン)


それでは、今日はこの辺で。

ありがとうございました。