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吉本の事件を見て思ったこと

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こんばんは、新田です。

先日、
「東京にビルを作る!」
という計画の話をしましが、、


あの計画、順調に進んでいて、
最高の場所が見つかったんです・・・・・が!!
・・残念ながら、審査に落ちてしまいました・・・。。

あと一歩のところまでいけたんですけど、
どうやら大手が参入してきたみたいで
そっちに取られてしまったようです。


場所的には
「考えられる限り最高のところ」
だっただけに、非常に残念です・・・。

まぁでも諦めてないんで、頑張ります。

10億円プロジェクトも、進めていきます!!
皆が、1人10億稼げるくらい、大きいスケールが頑張りましょう!!


さて、最近、吉本関係の話題がもちきりでしたね。

なんで今更5年前のことを?!っていう感じで、
まぁ、実際に裏の話とかを色々聞いて、
「やっぱりそうだよなー」
という感じだったんですけど・・

そういえば、ダウンタウンの松本さんが
「若手の給料が安い」
と言ったことに対して、
若手芸人が便乗して「俺らは1割しかもらってない!!」とか
吉本叩きに参加した人たちがいた、ということが
ニュースで話題になっていました。


「そういうの、言わなきゃいいのになぁ(苦笑)」

と思って見てたわけなんですが・・・


まぁ、気持ちは分かるんです。

必死に頑張ってるのに、全然給料もらえない!!

っていうのは結構ツライと思います。


ただ、
「お金」とか「価値」の概念が分かると、
ある意味「しょうがないこと」だなとも思います。


どういうことかというと。。。

これが「吉本」だから分かりにくいんであって、
もっと分かりやすくしましょう。


例えば、少年ジャンプ。

少年ジャンプって、今、毎回200万部くらい発行されてるそうです。
(昔は600万とか行ってたので、だいぶ下がっちゃいましたね〜。)


さて、少年ジャンプに新連載した漫画家って、
最初はほとんどもらえず、
コミックが出るまで赤字なんだそうです(「バクマン。」より)。

じゃあ、その新人漫画家が、

「俺の漫画、200万人の人に読まれてるのに、
給料こんだけとかおかしい!!!」

と抗議したらどうでしょう??


まぁ、間違いなく、すぐに打ち切られます。笑


当たり前です。

その「200万人」という数字を生み出しているのは、
「少年ジャンプ」というブランドなのです。

そして、そのブランドを作っているのは、
「ワンピース」とか、「ハンターハンター」とか、
古くで言えば「ドラゴンボール」とか「ナルト」とかだったわけです。

彼らの功績によって「少年ジャンプ」という場の価値が上がって、
それだけで、読まれてるのです。

コミックも、「少年ジャンプに載ってた漫画」というだけで
下駄履かせてもらって、一定数売れます。

全て、ブランドに乗っかってるお陰であって、
その人の実力ではありません。


吉本の問題は、
これと、構造的には同じなのかなと思っています。

新人若手芸人が、自分で「ライブを開きます!!」とか告知しても、
まず集まりません。

「吉本の劇場で、吉本の芸人がやる!」
ということで、一定数集まるわけです。


でも、人は、「勘違い」をします。

ライブに人が沢山集まると、
まるで自分の魅力だけで皆が集まってきているかのような
錯覚に陥るのです。


これは、若手芸人だけではありません。

例えば、超人気アイドルグループで、
めっちゃ多くのファンが付いていたのに、
そのグループから抜けた途端に、急にオーラが消えて、
パッとしない感じになる、みたいな人って多いですよね。


「なんであんなにファンがいっぱいいたのに、
こんなに減ってしまったんだ・・・?!」

って思ってしまうのですが、
実は、これもブランドに乗っかっていただけだったのです。


ちなみに、昨日、今日と、受験生向けに喋ってきたのですが、
この世には、

・ブランドを作る人間

・ブランドにぶら下がる人間

がいる、という話をしていました。


例えば、東大に入ったら、
「東大生」というブランドが一生使えます。

それだけで、尊敬されるし、モテるし、就職が強くなります。
(まぁ、実際全員がそうなわけじゃないんですけど・・。)

でも、それをイコール「自分の力」なんだって思い始めると
おかしくなっていきます。


もちろん、そのブランド自体は自分で勝ち取ったものなので、
使える時は使ったら良いのですが、
ちょっと水増しされちゃうんですよね。

(東大って、まぁ凄いっちゃ凄いんでしょうけど、
世間の多くの人が思ってるほどではないです。
神格化されすぎているのです。)


さて、話を最初に戻しますが、
芸人になって、
・割合少なすぎる!
とか、
・給料もっと上げろ!
とか言うのは、気持ちは分かるんですけど、
残念ながら、ナンセンスなのです。


面白ければ勝手に給料は上がるし、
先輩に気に入られたら、色々奢ってもらったりして
それなりに良い生活ができます。

でも、売れなくて、先輩に気に入られなかったら
何年やっててもずっと貧乏。

まぁ、それが普通です。


でも、だから、面白いんです。

そういう世界だからこそ、
飛び込む価値があるし、
リスクを覚悟でその世界に飛び込んで、
必死に考えるから、誰も考えないような
すごいアイデアが出てくるのです。
(・・・っていうことを、西川のりおさんもコメントしてました。
その通りだよなぁと思います。)


そして、これは、ビジネスも同じだなと思います。

「会社やめて起業したら、
何ヶ月でどれくらい稼げるようになりますか?」

みたいな質問は非常にナンセンス(こういう思考の人はまず稼げない)のですが、
何の保障もなく、どうなるか分からないけど
でも人生を大きく変える可能性がある。

だから、夢があるし、
そんな世界に飛び込んで、
必死にアイデアを出すから、
面白いものが作れて、
スターみたいな人が出てくるんじゃないかなと思っています。



芸能界で成功するよりは、
はるかにハードルの低く、
リスクの小さい世界ですけどね(笑)


そして、ビジネスの良いところは、
「挑戦したけど、ダメだった」
という時に、損をしない世界です。

なぜなら、この世界のこと(少なくとも僕が発信している情報)は、
別にビジネスをやっていなくても、全員が学んで欲しいことで、
どんなことをやっていようと、絶対に人生良くなるからです。


だから、ビジネスで成功するために学ぶ、というよりは、
人生を良くするため、頭を良くするために学んで、
そのついでにビジネスも成功できたらしたらいい、
くらいに思っておくと良いのではないかと。

「お金」しか目的がなかったら、あんまりうまくいきません。

ビジネスで成功したければ、
大きなお金を稼いだら、こんなことをしたい!
という明確なビジョンがあった方が良いですね。

今、10億円プロジェクト、とか色々言ってますが、
常に「何のために稼ぐか?」を何度も何度も皆に共有するようにしてます。

自分1人で使えない金額だからこそ、
大きなスケールのことができるのです。

だから目指す価値があります。


というわけで、もっと稼げる人を増やしていきたいので、
今年は育てていくのに力入れていきます!!

スター選手を皆で作っていって、
皆で面白いことしていきましょう!!


それでは、今日はこの辺で。


ありがとうございました!!