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世界地図を最速で丸暗記する方法

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こんばんは、新田です。

最近、
「天才になろう!!」
というテーマで、
色々セミナーをやっています。

特に、受験生向けに色々実験をしていて、
「脳のイジり方」
を話しています。

例えば、
それぞれの脳の部位を浄化していく、ということをやっているのですが、
全ての部位を完全に浄化して、エネルギーが満たされた時、
記憶力や思考力が格段にアップするのです。


具体的に、どんな効果が得られたか?というと、

・たった2時間で、白紙に世界地図をスラスラと書けるようになる

・日本の歴代の天皇の系譜をスラスラ〜っと覚えられる

・数学の平面図形の公式や解法パターンを1枚の紙にまとめて30分で完全に暗記する

・徳川15代将軍を10分で全部覚える

みたいな・・・


世界地図は、とりあえず2時間で、
白紙に書けるようになりました。


一昨日やったときは70人くらい受験生が参加してましたが
全員、白紙にスラスラ〜っと地図を書いて、
さらに、それぞれの場所の思想、宗教、文明、半島の名前、地理的な知識など、
社会の全ての科目を一気に覚えるという、すごい濃い会となりました。
(深夜0時まで喋ってたんですが、あのまま朝まで話したら
社会の内容全部覚えれたんじゃないか?ってくらい、すごかったです。)


具体的な方法論としては、
僕が提唱している、

「ストーリーライティング」

の技術を使います。


僕はこの方法で、受験生時代に全国模試1位を取っているので、
ぜひマスターしてほしいなと思います。


ではまず、基本としては、
「最低限のユニットで記憶して」
「それをストーリーでつなげていく」
ということをします。


もともと人って、3〜5つくらいしか覚えることができません。

7個とか超えたら、もう頭に入らないのです。


だからまずは「最低限の情報」だけを徹底的に覚える。


世界地図暗記でいうと、まずは、
「ユーラシア大陸」「ヨーロッパ」「中東」「アフリカ大陸」「北米」「南米」
の6つのゾーンだけを覚えます。





上の図で、オーストラリアはカットして、
中東だけまた別で色をつけて、覚えます。


・・・って言っても、これだとなかなか覚えられない!って場合は
まずはこれを書けるようにします。




三角形6つと、+1個です。

これでも難しい場合は、最初は三角形4つ(ユーラシア、南アフリカ、北アメリカ、南アメリカ)だけを書けるように練習しましょう。


朝鮮半島、日本、オーストラリアなどは、全部カットです。


細かい形は別に良いので、
ざっくりと、この辺にこれがあるんだなぁ、
くらいで大丈夫です。



これが覚えられたら、あとは、
それぞれの地域に、代表的なキャラを設定して、
そのキャラを中心に「とにかく印象に残るストーリー」を組んでいきます。


そして、それぞれのキャラのセリフとか、性格とか、
そういうのを臨場感たっぷりに描きながら、
ストーリーを展開していくという手法です。


では、まずユーラシア大陸(オレンジゾーン)から行きましょう。

というか、世界の歴史では、
アメリカとかアフリカとかは最後の方しか出て来ないので、
基本的にはユーラシア大陸とヨーロッパをまずはちゃんと覚えたらOKです。


では、具体例を見せましょう。

一緒に覚えてみてください!


この赤で囲った部分(東南アジア)の国を覚えたい!となったとします。



拡大するとこんな感じ。


さぁ、これをどう覚えるか?!ってことですね。



ここで「キャラクター化」をします。


どうやってキャラクター化するか?というと、
例えばこんな風にします。


こうすると、
怪獣みたいな感じになります。


適当に名前を付けましょう。

じゃあ例えば
「ガメラ」
とかにしましょう。


さぁ、このガメラは、どんなガメラなのか?
というイメージを作っていきます。

ここから、一気に覚えます。




ガメラの頭はベトベト(→ベトナム)
ガメラの目は陥没してる(→カンボジア)
ガメラのほっぺたはカタイ(→タイ)
こんな長い顎は稀(→マレーシア)
最先端を行くシンガポール
首の根っこの部分は甲羅で見やん(→ミャンマー)

ということで、6つ一気に覚えれます。
(これくらいの数が限界なので、とりあえず6にしておきます。)


覚えたら、簡略化してしまいます。


これで、ユーラシア大陸というでっかい甲羅から、
ガメラの顔が出てきている、というイメージを作れる筈です。

ついでに、これにガメラの「右手(インド)」「左手(朝鮮)」もつけたら
それっぽくなってきます。


これなら、自分でも書けますよね!


あっという間に覚えてしまいました。


そして、ここからさらに、ストーリーを展開させていきます。


次に、この部分を覚えましょうか。




これも、ガメラのイメージから、
ストーリーを展開させていきます。


例えば、こんな風にしましょう。



これで、

「危ないインドネシア!!」

「逃げるフィリピン!」

「余裕のパプアニューギニア!」


と3つ覚えてしまいます。


これで新たに3つ覚えました。
(オーストラリアはもともと覚えてるので、あえて入れません。)


さて、ユーラシア大陸の端っこに、
ヨーロッパがくっついてるので、
これを「ガメラの尻尾」と考えてみます。




じゃあ、ガメラの尻尾の、一番端っこを見てみましょう。


これ、ある人物に見えます。


そう、野原ひろし!!


野原ひろしは、実はポルトガル人だったのです。


しかし、野原ひろしはピンチなのです。


なぜか?というと、
その後ろを見てください。




サッカー大国のイタリアは、
足の形に見えます。

イタリア(足)が、ボールを蹴って、
野原ひろし(ポルトガル)に向かって
飛んできているのです。


すると、たまたま通りがかったフランス人が、
「ボンジュール!!危ない!!」
と野原ひろしの髪を引っ張ります。

髪を引っ張ることで、スペインが生まれます。
(痛みは英語で「ペイン」なので、髪を引っ張って痛みが生まれた!と覚えます)


じゃあ、今度、イタリアの後ろを見てみます。



ギリシャ、ブルガリア、ルーマニアの形を見ると、
こんな絵が描けます。


つまり、イタリアがボールを蹴っているのを、
後ろでソクラテスが見ながら哲学していたのです。


でもって、ソクラテスは、猫を飼っていました(設定)。

その猫は、ブルガリアヨーグルトが大好きで、
ペロペロと舐めていたのです。


すると、猫が上を見上げると、
ソクラテスがカレーのルーに使おうと思っていた
お魚を発見!!

美味しそう!!
と飛びかかります。


・・・というストーリーで、

ギリシャ、ブルガリア、ルーマニア

も覚えてしまいます。


しかし、ガメラの侵攻は止まりません。

そこで立ち上がったのが、ヨーロッパ(ガメラの尻尾)の中心にいる、ドイツです!!


さぁ、ここを一気に覚えましょう。


ここは、こんな風にキャラクターを作ります。


これも、適当に名前をつけます。


なんかワンピースのゲッコーモリアにちょっと似てるので
モリアってしときますね。


モリアは、頭がデーン!!ってなってます(→デンマーク)。

そして、ポーランド製のマントを羽織っています。


右足をスイッと動かし(スイス)、
そして左足でグッと地面に押すと(オーストラリア)、

右手に持ったベルを鳴らし(ベルギー)、
そこから魔法の炎がぼーっと出ます。

誰か、ガメラに立ち向かうために、
魔法使いはおらんか?!(オランダ)と聞かれて、
ゲッコーモリアが立ち上がったのです!!

左手には、チョコ(チェコ)を持っているのですが、
魔法の炎でドロドロに溶けてしまいました。


そして、モリアのマントの向こう側にいるのが・・・

・・・という感じで、どんどんストーリーをつなげていきます(笑)


色んなキャラクターをどんどん登場させて、
それぞれのキャラクターを魅力的にして、
ストーリー化していくことで、
絶対に忘れなくなります。


ヨーロッパは、今話した部分だけで、こんな感じになります。


↑最終的には、こんな感じで覚えたらOK。

最初は綺麗に書ける必要はありません。

ここからさらに、
どんどんキャラを登場させて、増やしていって、
一通り全ての国の名前と場所が一致するようになってから、
細かい部分をどんどん覚えていきます。


他の場所も同様で、
基本的には、それぞれの大陸に、代表となるキャラを1体配置し、
脇役を2人くらい作ります。


例えば、「中東」だったら、



これを覚えるわけですから、
こんな感じで書いてみたら良いのです。





もののけ姫に出てくる、あいつです(笑)




なので「こだまちゃん」と名付けましょう。


どういう設定か?っていうと、
ガメラ(ユーラシア大陸+ヨーロッパ)は、
子供のガメラを産みました(=アフリカ)。

だけど、子供のガメラは、どんどん親から遠ざかっていきます。


それを見て、
「まずい!!このままだと子供がはぐれてしまう!!」
とこだまちゃんが、二匹のガメラをガシッと手で掴んで、
離れないようにしているのです。

右手で掴んでいるのは、ピラミッドです!!
(つまり、アフリカ大陸で中東に含まれているのがエジプトです。)



そして次に、こだまちゃんの中心を見ます。つまり、

心臓部分(もっとも大事な部分)=世界最古の文明(メソポタミア文明)=イラク

と覚えます。

(心はイライラしてる!と覚えても良いです。)


こだまちゃんが描けなかったら、
最初は十字にして書いちゃうと良いです。


これを一旦考えて、

中心=イラク(世界最古の文明)と覚えておいて、
南は、SOUTH=サウ・・・=サウジアラビア!
とか覚えます。

こんな感じで、頭、右手、左手、首、左肩・・・
と覚えていきます。

例えば、

頭は曲がっとる子(トルコ)
首はシリアスなことになっている(シリア)

みたいな感じですね。


全部覚えたら、ストーリーを展開させていくわけですが、


例えば、右端のアフガニスタンとかだったら、
左手からアフロが生えてきた!!ってイメージをしたら、
「左がアフ・・・」ってのが思いつきます。

アフロが生えてきたから左手はもういらん!(イラン)で
イランも覚えられます。


ジョージアを覚えたかったら、
ジョージアの所にコーヒーの絵でも描いて、
この「こだまちゃん」はジョージアのコーヒーを飲んでるって
覚えたらいいですね。


で、とりあえずこういう形で覚えてしまいます。


最初は、これを10回くらい描いて、覚えておくと良いです。

これを描けるようになったら、
十字を「こだまちゃん」に変えたら、もっと正確に描けるようになります。


まだ北米、南米は描いてませんが、
左をガメラとして、右にもう2つ怪獣(ゴジラ&子ゴジラ)を用意して、

ガメラ(+子ガメラ) vs ゴジラ(+子ゴジラ)

という映画を自分で作ったら良いわけです(笑)



つまり、中心をユーラシア大陸(ガメラ)にして、
東南アジアをガメラの顔、
尻尾をヨーロッパ、
子ガメラがアフリカ、
ガメラと子ガメラをガシッと掴んでるのがこだまちゃん、
というのがメインキャラクターで、
それぞれのフィールドにどんどんキャラクターを増やしていきます。


で、なるべく直線とか三角形、四角形だけを使って書くようにするのがポイントです。

例えば、この3つ。


こんな感じで、3箇所に線を入れて、
・ロシア
・モンゴル
・中国
の3つを書きます。

僕は、これを

「路駐(ロ・中)に挟まれたチンギスハン」

って覚えています。


こうやってストーリーを作っていくうちに、
気付いたら、ゼロの状態から、
たった2時間で60〜80カ国くらいは覚えられます。


多分、半日あれば、国連加盟国の196カ国全てを
白紙の状態から書けるようになります。
(湖とか、山脈とか、半島とか、そういうのも全て再現できるようになります。)


最初、ガメラ誕生、子ガメラの出産からストーリーが始まって、
ひろし、モリア、こだまちゃんと、様々なキャラがどんどん登場し、
壮絶なバトルを繰り広げる、サバイバルアクション映画にしていきます!!

物語を進めていくうちに、気づいたら全部の国名と場所が頭に入ってしまうのです!


で、受験生にやらせているのが、
「世界地図瞑想」
です。

これが抜群に頭良くなります。


目を瞑って、
頭の中で、世界地図を全部書いていきます。


そんなことできるのか?!って思われるかもしれませんが、
一旦ストーリーで頭に入れてしまえば、
そのストーリーを思い出しながら、
頭の中で完全に再現できるのです。
(勉強会に来ていた受験生は全員できるようになりました)


将棋のプロは、
目を瞑っても将棋の棋譜を再現することができるそうですが、
あれに近いですね。


さらに、今度は「空間に書く」という練習をします。
空間に書いていって、消えないように意識するのです。


そういった練習をしていくうちに、
空間記憶能力が非常に高まるので、
数学や英語など、関係ないジャンルの記憶力まで
勝手に上がってしまうのです。


これができたら、例えば、
「有機化学の全反応を1枚の紙にまとめて丸暗記」
とか、全然余裕でできるようになります。


あと、以前やったのは、
「日本の歴代の天皇の系譜を完全再現」
です(笑)


まずは初代〜126代までの天皇を
全て覚えてしまいます。

一度やってみましたが、だいたい90分くらいあれば、
皆、9割がた覚えてくれました。
(何回か復習したら全て覚えられました。)


その上で、これを覚えてもらいます。




これは、僕が作った表なのですが、
日本の天皇は、神話の世界、つまり「天照大御神」から続いているので、
その流れで、今の天皇(今上天皇)までの流れを一気に書いていきます。

これを、サクッと覚えてしまいます。


ややこしい部分や重要な天皇だけをクローズアップして載せているので、
これを覚えてしまえば、後は楽です。


こんな感じで、一通り関係図が頭に入った状態で、
一気にその時代の付随する知識を覚えます。


そうして、
古事記から、天皇の系譜から、今に至るまでを、
ザーッと頭の中で流していく「日本国史瞑想」ができます。


日本史は、
「天皇の系譜」
を先に全部覚えてしまって、
それを時間軸にしてそれぞれの時代を眺めると
非常に分かりやすいんじゃないかな、と思います。


この流れが頭に入っているだけで、
歴史はスイスイ入ってきます。


ちなみに、受験生以外には、
「知識を覚えることに価値はない」
「歴史は、知識ではなく、『歴史観』が重要。
つまり、歴史をどう捉えるか?という自分の視点が重要。」
という話をしているのですが、

とは言っても、全体像は丸暗記してしまった方が
頭に入ってきます。


世界地図が頭に入ってないと、
「第一次世界大戦で、この国とこの国が戦って・・・」
とか言われても、イメージができないんですよね。

人は、空間で記憶をしているので、
文字情報よりも、きちんと場所を覚えて、
それで頭に入れた方がはるかに記憶に残ります。


「世界地図瞑想」
は、最終的には、
世界192カ国を頭の中で完全再現して、
さらに日本をクローズアップしたら
日本の各地域の情報がだーって出てきて、
時間軸をズラしていけば、それぞれの時代における各場所の様子が移り変わって・・・

みたいな感じで、莫大な情報を圧縮していけば、
どんどん記憶力は高まっていくんじゃないかと思っています。


また、英語に関しては、今年〜来年にかけて、
偉人のスピーチを完全暗記する、
というのを超越文法でやりたいなと思っています。


・ケネディ大統領
・リンカーン
・キング牧師
etc..

といった歴史上の偉人のスピーチを、
空気ごと再現する!という試みで、
それを、英語、フランス語、・・と
色んな言語で自在に変換していきながら
全部覚えていく、ということをやります。


ストーリーライティングの威力を、感じて頂けたのではないでしょうか。


ストーリーを学んでいけば、頭を良くすることも、ビジネスで成功することも、
人間関係にも、全てに通じる本質が見えてきます。


「天才」というのは、後天的に作れるものです。

天才になることをゴールにするのではなく、
さっさと天才になってしまって、そこからがスタートです。


今後も、頭を良くするコツを沢山解説していくので、
お楽しみに!!