こんばんは、新田です。
昨日は、お年玉企画ということで、
僕の初書籍をプレゼントさせて頂きました。
さっそく印刷しました!ってメールが沢山来ていますが、
ぜひ、何部か印刷して、書き込んだりしながら読んで頂けたらと思います。
読んでみて、分からないことや、
ここもっと知りたい!ということがあれば、
ぜひ言って頂けたらと思います。
今年は、
「アフターコロナの世界におけるビジネスのロジックを体系化する年」
にしようと決めています。
その第一弾として作った本を今回配りましたが、
いずれ、コミュニティに特化したものを作って
また配れたらなと思っています。
今回の教材にはまだ書いていないことですが、
これからの時代で重要になってくるのは
「コレクティブ・マーケット」
という考え方です。
これは、僕が3年前から言ってきた概念ですが、
今はもう「ビジネス業界」「投資業界」「恋愛業界」みたいな、
そういう括りではなくなってきて、
「こういう価値観を大事にして、
こういう生き方をしている」
ということを共有している様々な業界にいる人たちが
1つの市場(コレクティブ・マーケット)を作り、
そこに皆で人を集める、ということが重要になってきます。
ノウハウとか、テクニックとか、知識とか、
そういうのはオマケであり、
まずは価値観、生き方をベースにして、
ストーリーを売るのです。
なので、教材に書いているような、
自分がどういう価値観を大事にしているか?ということを
考えていくことがまず大事なのです。
古いマーケティングの本に書いているように、
市場を決めて、市場をリサーチして、
悩みを抽出して、それを解決する商品を作って、
無料商品を作って見込み客を集めて、
教育して、販売する、みたいなことは
もうとっくに旧世界のパラダイムなのです。
そして、「ノウハウ」にはもう価値がありません。
それよりも「関係性(ストーリー)」に価値があるのです。
例えば、ダイエットをしたい!という人に、
ダイエットのノウハウを売ってはいけません。
ダイエットを通して自分のストーリーに巻き込むのです。
それはつまり、
「痩せるためのコーチングをしてあげる」
でもいいし、
「コミュニティを作って皆で実践する」
とかでもいいし、
ダイエットを通して、
自分(及び自分のコミュニティ)と、
何らかの形で関わること自体に
価値があるわけですね。
よく、
「これからのビジネスはコミュニティビジネスになる」
とか言われていますが、
僕はこの「コミュニティビジネス」という言葉に
少し違和感を抱いていました。
世の中で言われてるコミュニティビジネスって、
オンラインサロンとか会員制ビジネスとか、そういったものを指してて、
「コミュニティを作ったら、継続的に課金できるから
集客とかが必要なくなるから良いよね」
という理屈なのです。
でも、それって「課金するためにコミュニティを作ってる」みたいで
僕はそういう考えではなくて、
「コミュニティがまずあって、そこで、勝手にお金が落ちていく」
という考え方なのです。
コミュニティ=新世界
であり、そこに多くの人が集まって、
そこで活動していく過程で、皆がお金を落としていく、
ということです。
日本人が、日本の中で経済活動をしたら税金を払うのと同じで、
コミュニティの中で色んな活動を皆が行うことで、
コミュニティにお金が落ちていくわけです。
だから、
「コミュニティビジネス」
って言葉は、普及してるので僕も使ってはいますが、
「これからのビジネスは、ストーリーを売るビジネスになる」
って言った方が誤解を生まないのかな、
という気がしています。
コミュニティとは、同じストーリーを共有していくことです。
「同じ理想の未来(ゴール)を共有する」(男性性)
or
「同じ価値観(文化)を大事にする」(女性性)
のいずれかを前提として、
その上で、活動していくプロセスをストーリーにしていく、
というのがコミュニティです。
つまり、良いセールスとは、
「このストーリーの登場人物に、あなたもなりませんか?」
という”オファー”です。
これこそが、僕が提唱しているストーリーライティングにおける
究極系とも言えます。
自分で完成されたストーリーを作って、渡す、のではなく、
ストーリーを作りながら、そのストーリーに皆を巻き込んで、
「皆で一緒にストーリーを作っていく」
のです。
なので、今回お配りした書籍も、
皆から質問や意見をもらって、
定期的にバージョンアップさせていくつもりです。
今年も、ビジネスの講座をやりますが、
今回の教材に書いていることは「大前提」で進めていこうと思いますので
何度も読んでおいて頂けたらと思います。
新時代のビジネスのロジックを体系化するために、
ぜひ、こんな話が聞きたい!ここが分からない、
こういうことに悩んでいる、など
教えて頂けたらと思います。
それでは、ありがとうございました。