ストーリーライティング

ライティングを本気で磨きたいあなたへ

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こんばんは、新田です。


“あなたは、脳内で、水深何メートルまで潜れますか???”


今日は、そんな話をしていけたらなと。


前回から、「ビジネスの基礎」について話してますが、

筋トレをして体を鍛えていくように、

脳にも、筋肉みたいなものがあって、
使わないと鍛えられません。


「ライティング」を磨こうと思ったら、
「脳の筋トレ」が必要なのです。


昔から何度も言ってますが、
ビジネスを長くやってる人ほど、

「やっぱり、ライティングが一番大事だよな」

って口を揃えて言います。


「いやいや、今は動画の時代なんだから!」

って思うかもしれませんが、

ライティングを鍛えている人は、
動画を作る時も、構成力や、言葉選びなどが
全然違います。


しかも、ライティングを極めてる人は、

「最悪、喋ったら、必ず成約が取れる」

のです。

なぜなら、「セールスの文法」が分かっているから。


これは、良くも悪くもなので、
悪用しようと思えば、やりたい放題になります。

ライティングを学んでいたら、
どう言えば、相手の心がどう動くのかが
手に取るようにわかってしまうので、

とてつもない言葉のパワーを持ち、
何も知らない人は、それに抗えません。


「知は力なり」
をもっとも体現してしまうのがライティング。


でも、真の意味でライティングを学ぶとは、

「心の成長とセットで磨いていく」

ということ。


ライティングを学ぶことで、
人をコントロールする楽しさに目覚めたり、
いろんな人を洗脳して好き放題するのは、
それは良くないライティングを学んでいるからで、
そんな人は、ロクな人生にならないでしょう。

ライティングを正しく学ぶとは、
心を磨きながら、文章を磨いていくことであり、

ライティングを学ぶほど、
よりより、志に目覚めて、
「関わる人たちを幸せにしよう!」
と思えるように(本来は)ならないといけないんです。


前置きはこの辺にして、

じゃあ、ライティングってどうやって学んだらいいんだろう??

って思いますよね。


「とにかく数をこなす」
というのも1つです。

でも、それだけじゃ、ぶっちゃけ遅い。


本当は「深さ」が大事なのです。


「深さ」とは、「自分の意識の深さ」です。


さて、冒頭の言葉に戻ります。


“あなたは、脳内で、水深何メートルまで潜れますか???”


最澄や空海など、修行をしていた人たち

偉大な芸術家、文豪、音楽家

イエスキリストやブッダなどの宗教家

世の中を変えるビッグアイデアを生み出せる経営者、イノベーター


みんな、「心の中の海」を、

普通の人よりもはるか深くまで、”潜れる” んです。


僕がここ数年、師匠から教わっている学びは、
全部、このための学びです。


僕らが、普段「意識」できる情報というのは、
だいたい数十~数百bitくらいと言われています。


それに対して、潜在意識で処理している情報というのは、
数百万~数千万bitと言われていて、

つまり、10万~100万倍くらいの差がある、ということ。


本来は、目の前の情報を受け取った時に、
とんでもない量の情報を処理してるのですが、
意識にのぼってくるのは、ほんのごく僅か。

もっとたくさん考えていることがあるのに
僕らは「気づいてない」んです。


なぜなら、海面にはゴミがいっぱい浮かんでいて、
下が見えないから。

海面のゴミとは、

ネガティブな思考

ネガティブな感情

ノイズだらけ。


それを、ロクに処理もしないまま放置するもんだから
海面はどんどん汚れてしまって
まともな思考なんてできたもんじゃない。


そんな状態で、良い文章を書ける “わけがない” のです。

書いても、ただ脳内のゴミを垂れ流すだけ。

文章から臭い匂いがしてきます。


「俺ってすごいんだぜ!」
「わかってくれよ!」
「俺の才能をわからない奴なんて、バカだぜ!」
「ほら、もっと尊敬して!」
「賞賛して!」

という、くさーい匂いが。


だから、まずは海面のゴミを掃除する必要があります。


これは、
「ある程度レベルアップしたら、もう大丈夫」
とかありません。

僕も、心の中のゴミが溜まってる状態だと、
自然と文章にもそれが出てしまうので、
いつも気をつけています。


自分がイライラしてたり、鬱憤が溜まっているから
それを発散するために書くのではなく、

海面のゴミを除去して、
良いエネルギーを届けていくことが大事。

そのために、意識の深いところ(海の中)に潜っていくのです。


集中して、自分の意識をスーッと
海の底に沈めていって、
じっと観察する。


海の中にも、ゴミは当たりします。

しかも、人生でずっと放置していたゴミだったりします。


そういうのを、適宜掃除しながら、
どんどん深いところに行くと、

次第に心は穏やかになっていき、

とても綺麗な景色が見えます。


海面から照らされた光で、

キラキラと輝いている。


「すごい、これをみんなに届けたい!」

って自然と思えるようになるでしょう。


その状態で書くと、

まるで流れるようにさーっと文章が出てくる。


この状態を「フロー(Flow)」と呼びます。


でも、この「フロー(Flow)」が一定時間続くと

さらにさらに、奥深くに潜ることができる。


海の底にいくと、

そこは完全なる静寂。


まるで時間がゆっくり流れているかのような感覚に。


そして、海面から微かに照らされた光が届いて、

「とても美しい」

と思える景色が広がっている。


これが「ゾーン(Zone)」という状態。


この状態まで来たら、

エネルギーが奥底から無限に湧き上がってきます。


とてつもないアイデアが生まれてくる

でも、それはまだ、言語化されていない、

概念として存在するもの。


でも、光り輝いている。


その形になっていないものを、

どう文章化していくか

必死に見つめて(眺めて)

それを、文字にしていく。


最初は、全体の形を整えるところから。


だんだん、輪郭がはっきりしてきて、

肉付けしていく


ここで意識を切らしちゃダメ。

まるで陶芸を作るかのように、

大事に、大事に、作り上げていく。


いつしか、そうやって作っている自分を、

外から眺めているかのような感覚になります。


そうして完成した文章というのは、

そこにエネルギーが流れているのを、

あるいは、呼吸をしているのを感じます。


ライティングを伸ばしたかったら、

こういう訓練が必要なんです。


だらだら~っと書いていても、ダメ。

ただ自分の感情を発散するように書いてもダメ。


脳を「良いエネルギー状態」にしてから
書くのが大事なのです。


これは、勉強も一緒です。


人生で、「超集中」した経験って
どれだけあるでしょう?


ちなみに、僕は、勉強も、ビジネスも、

「超集中」した時は、
10時間~20時間くらい
ノンストップでできる時があります。

1週間分の仕事が、1日で終わったりします。


毎日できたらすごいんですけど、
まだその域に達してません。
(僕も、まだまだ修行中です。)


今年は、たまに1週間くらい来てもらって、
一緒に朝から晩まで、仕事のやり方を教えたりとか
したことがあったんですけど、

だいたいみんな、

「1週間で、こんなに仕事が進むなんて、、」

「なんか半年分くらいやった気がします。
 これまで全然仕事してなかったんだなって思いました(笑)」

って言います。


本当は、合宿とかやって、
1週間で100時間くらい、
ぶっ通しで一緒に仕事したりするのが
一番良いのかもしれませんね。


意識の深いところに潜るには、
ちょっと、抽象度高い話とかをして、
感覚をポンっと飛躍させるのも大事です。


「なんかよく分かんないけどすげぇ!!」

って話が、実は良かったりします。


一気に深いところに意識をもっていって、

そしたら、無限にエネルギーが湧いてくるから、
そういう時って、何時間書いても、全然疲れないんですよね。


その海の底から湧き上がるエネルギーを使って、
海底火山を噴火させます。


どかーん!と爆発させて、
そのマグマが空高くまで飛んでいくかのような感じで、

「みんなを、この世界に連れていくぞ!!」

っていう、志に変えていく。


そうやって、「熱量」を文章に込めるんです。


これはもう、毎回、「命がけ」です。

「淡々と」やってても、良いもの作れません。

「勝ちパターン」とかありません。

その都度、真剣勝負なのです。


最近観た映画で言うなら、
映画の「ルックバック」とか「ブルーピリオド」とか、
みんな、命懸けで作品作ってましたね。

あぁゆう感覚って、大事だなって思う。


僕も、いろんな人のストーリーを日々作ってますけど、

毎回、命がけなんですね。


「絶対作れる」なんて自信は1ミリもないし、

そんなサクッと作れるもんでもないし、
何度も作り直したりもするし、

毎回、「産みの苦しみ」があります。


もう出ないマヨネーズを
思いっきり絞って最後の一滴を出すように、
脳をぎゅーーーっと絞って、出さなきゃいけません。


でも、そうして、エネルギー込めて作り上げたストーリーは、
その人のビジネスを激変させてくれます。


「自動化の仕組み」とか無くても、
ストーリー1個で、一撃でファン化してくれて、
ご縁のある人をどこからともなく引き寄せてくれます。


ひいては、人生も変わります。


それくらいの労力がかかるから、
大事に使ってくれる人に、作りたいんですよね。

だから、

「金払ってんだから、さっさとストーリー作ってね」

みたいなスタンスの人は、絶対来ないように、

「いかに、成約率を下げるか?!」

をいつも必死に考えます。


ライティングは、売り上げを伸ばすためのものではなく、
成約率を下げるためのものです。

変な人が来ないように。

そして、

「本当に大事な人と出会うために」

です。


こっちが命がけで作るからこそ、

本気で人生変えたい、とか、

ライティングを極めたい!って思ってる人に

教えていきたいですからね。


「売上(お金)」よりも「ご縁」の方が大事。
「円よりも縁」ということです。

売り上げをいくら伸ばしたとて、
虚しいだけです。


無縁な人を集めて、仲良しごっこしたって、
寂しさは埋まりません。


いくらマーケティングファネルとか作って
抽出していったとて、
理念なきストーリーでは、大事な人とは出会えないのです。


そして、その「理念」には、
自分の「ほとばしる熱い想い」「エネルギー」が
込められてないといけないのです。


さて、いかがでしょう?


もし、毎日を淡々と生きている

あんまり脳ミソを使ってないなって方は、

今日を機に、脳をフル回転させて、

毎日、エネルギーを使い切って完全燃焼する日々を

送ってみてください!


半年も経てば、別人に生まれ変わってます。


僕も、「毎日完全燃焼してるか?」って聞かれると、
まだまだだ全然だな、、って常に思ってます。


日々、学び続けて、
もっともっと、ライティングを磨いていきたいと思ってます。

これは終わりのない道。


そのためにも、色んな人と
これからも出会いたいと思ってます。


一緒に、「ストーリーライティング道」を、歩んでいきましょう。