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劇場版「鬼滅の刃」から学ぶ家族愛

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こんばんは、新田です。

劇場版「鬼滅の刃」ですが、
メルマガを読んで、早速観に行きました!という声を
沢山頂いています!!

かなり売上に貢献したんじゃないかと思います(笑)


実は、この映画がヒットすることは、
社会的意義が非常に大きいのです。


この映画は、初動だけで言えば、
ジブリや新海誠作品を超えて、
”歴代1位”を取ってしまっているので、

「コロナだからどうせ無理だよ」

ってのは、ただの言い訳だってことが
証明されてしまったのです。

(他の映画が、そう言い訳してことごとく延期になってくれたおかげで
1人勝ち出来てしまったわけですが・・・)


そういう意味で、この映画がヒットすればするほど、
コロナによって停滞した経済を回す着火剤となり得るのです。


なので、非常にベストなタイミングでの公開だなぁと感じますね。


ところで、この「鬼滅の刃」という作品に流れているテーマとして、

・家族愛

・男性性と女性性の統合

・夜明け

・昭和的価値観 vs 平成的価値観

・バトンリレー(新時代のチームプレイ)


などを挙げました。
(詳しくは、ブログを読んでくださいませ!)


ワンピースは、
圧倒的に高い夢を持って、
仲間と一緒にロマンを求める物語ですが、

一方で、鬼滅の刃は、
目の前の小さな愛(家族愛)を、
とても大事にしています。


例えば、「兄弟愛」もそうですが、
今回の映画に限定するなら、

「親子愛」

というのも、テーマなのかな、と感じます。


今回の準主人公の煉獄も、
父、母とのやりとりが頻繁に出てくるし、

そして煉獄は、炭治郎にとっての「父親」代わりとなる存在なのです。


主人公の炭治郎は、若くして両親を失うのですが、
この作品(鬼滅の刃)全体を通して、
「両親の代わり」
を果たしてくる人が沢山出てきます。


例えば最初、富岡義勇は、

「生殺与奪の権を他人に握らせるな!!」

と言い、主人公の自立を促そうとします。


その後、鱗滝左近次も、
主人公を育て、自立するように促し、

さらに、ねずこが鬼と分かって処罰されそうになった時に

「もし、ねずこが人に襲い掛かった場合、
腹を切ってお詫び致します。」

と自分の命をかけてまで守ってくれました。


そして、今回の映画では、
煉獄が父親代わりになって、

「胸を張って生きろ。
己の弱さや不甲斐なさに、どれだけ打ちのめされても、
心を燃やせ!」

という言葉を主人公に残します。


この言葉は、主人公にとっての生きる指針となり、
その後も、どんなに苦しい時でもこの言葉を思い出し、
心を燃やして戦い続けることができたのです。


これが、鬼滅の刃のテーマの1つである、

「バトンリレー(新時代のチームプレイ)」

です。


鬼滅の刃は、かなり重要なキャラクターが、
割とあっさりとどんどん死んでいきます。


だけど、必ず何かを残して死んでいくのです。


「鬼」は、人間にとっては圧倒的な存在で、
1:1だととても敵いません。


だけど、最初は1:1になったりするので、
その時は、できる限りのことを全力でやり切るのです。


そして、もう無理ってなったら、
次の人にさっとバトンを渡します。


そうやって、色んな人が戦って、
チームで勝っていく。


これが「鬼滅の刃」の戦い方です。


ワンピースは、チームで戦っているようで、
実は1:1なことが多いのですが、
鬼滅の刃は、最初は1:1で戦うんだけど、
勝てないと分かったらすぐに次にバトンを繋ぎます。


時には、自分の命を投げ出してでも、
次の人が有利に戦える状況を作ったり、
あるいは、「意志」を託したりします。


そうやって、チーム全体が1つの生命体となり、
巨大な敵を倒していく物語なのです。


「自分が倒す」
ことがゴールではない。

だから、煉獄は、最後、
「役目を全うした」
と自信を持って、母に語りかけることができたのです。


何か結果を出したかどうかではなく、

「最後まで、心を燃やし続けた」

からこそ、自分の人生に誇りを持てるのです。


煉獄の熱い生き様を見たら、

「自分がいかに熱くない生き方をしていたか」

を思い知らされますね。


人生の壁にぶち当たって挫折してる人は、
この映画を通して、熱い生き様、
そして、心を燃やし続けた先にある「夜明け」の美しさを、
是非とも体感して欲しいなと思います。


それでは、今日はこの辺で。

ありがとうございました。