ネットビジネス

文章に「気(セカイ)」を込める方法

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebook にシェア
Pocket

こんばんは、新田です。

今からする話は、おそらく結構な人が、
「わけわからん」って言うかもしれません。

でも、これが分かれば、人生変わる、そんな話です。

「わけわからなくていい」ので、
なんとなくでもいいから、聞いてほしいなと思います。


さて、昨日は「脳の調教」についてお伝えしました。

僕らがスマホを使っていると
自然と「終了していないアプリ」が大量に増えてるのと同じく、

脳も、アプリを立ち上げて、それを終了しなかったら
裏でずっと動いていることになるのです。

「トラウマ」なんかはその典型で、
蓋をして気づかないようにしているけど
実はずっとアプリが動いていて、エネルギーを消耗してしまっているのです。

「トラウマ」ほどではないにしろ、
後悔していること、心配していることなど、
どんどんアプリを立ち上げて、それを消さずにいるだけで

集中力も落ちるし、

感情は不安定になるし、

心がざわついて、落ち着かなくなります。


言わば、

「心に静電気が溜まっている状態」

です。


静電気が溜まっていると、埃(ほこり)がくっつくのと同じく、

心も、静電気が溜まると、雑念がくっついてきます。


なので、思考はずっとモヤモヤ

パフォーマンスは下がってしまいます。


特に、1日の「最初」と「最後」が重要で、

いかに、1日の終わりに、全ての脳内アプリを終了して

そして1日のはじまりをハイパフォーマンスでスタートできるか?

です。

パフォーマンスが落ちてしまうと、

どれだけ時間をかけても、ほとんど無意味になってします。


これは、昔、僕が受験生だった時の話なんですけど、

ある日、塾の自習室で5時間くらい勉強していたのですが、

ふと目の前にいる知人を見てみると、

僕と同じく5時間くらい勉強していたのに、

僕が20問くらい進めている間に、

彼が進んだのはたったの1問・・・


5時間もかけて、なんでこんなに遅いんだ・・・?

と思って具(つぶさ)に観察してみると、

彼は、10分に1回、スマホでメールをチェックしたり、

うとうとしていたり、

ぼーっと思考停止になっていたりして、

定期的に「いかんいかん、ちゃんとやろう」という感じで

スイッチを入れるも、またすぐに切れて・・・

というのを繰り返していたんです。


だから、5時間勉強はしていたけど、

「実質勉強時間」は20分くらい。


ハイパフォーマンスの時に20分集中したらできることを

5時間かけてやっていたのです。


そして、皮肉にも、5時間かけて覚えたことよりも、

20分集中して覚えたことの方が、

記憶に残っていたりするんです。


時間が無い中で、

「なんとしてでも、これを記憶に残してやる!!」

って必死に書き込もうとするので、

ぐさっと深く刻み込まれるんです。


逆に、ダラダラ~っと覚えたことは、

まるで砂浜で書いた文字のように、

風がふたいたり、波が押し寄せたら、

さーっと消えてしまいます。


だから、もっともっと、
時間の密度を濃くしていかないといけないんですよね。


時間密度が濃くなっていくと、

〝ある現象〟が起こります。


濃い時間にしていくということは、

脳の「回転数」がどんどん上がっていく感じです。


回転数が、10回/秒での人と、100回/秒の人とでは、

同じ時間を過ごしたとしても、

時間が「10倍」違うんです。


それだけではありません。


さらに回転数が上がっていくと、

「次の次元」の変化があるのです。


水の温度が上がったときに100度を超えたタイミングで

水蒸気に変わります。


これを「相転移」と呼ぶのですが、

脳内でも、回転数が上がっていくと、

あるタイミングで「相転移」が起こるのです。


これを、俗に「ゾーン」と呼びます。


「ゾーン」の状態に入ると、

時間の感覚が、自分でも認識できるレベルで変わります。


自分だけ時間感覚が突き抜けるので、

まわりがスローに見えて、

そして、「静か」な感じがします。


カフェで仕事をしていて、ざわざわしているはずなのに、

その「ざわつき」すらもスローになるから

落ち着いた空間に感じてしまうのです。


僕は、1日の中で、

この「ゾーン」の状態に入れるかどうか?

が非常に重要だと思っていて、


ひとたび「ゾーン」の状態に入ったら、

勉強したことが記憶の奥深くに刻まれるし、

文章を書いても、臨場感が高く、躍動感のある、

まるで文章を読みながら「映像」が〝見える〟ような

そんな文章になったりします。


よく、

「躍動感のある文章って、どうやって書けるんですか?」

と質問されるのですが、

その方法は、

「ゾーンに入りながら、自分が頭の中で映像を作って、

 その映像を、〝エネルギー(気)〟に変換して、

 文章に込める」

です。


意味がわかんない!と思っても、

なんとなくでいいんで、聞いてください。


「映像」を、「気」に変換して、手を通して、文章に込めていくと、

文章に、そのエネルギーが宿っているので、

読みながら、勝手に脳内にダウンロードされて、

映像が再生されるんです。


これは「学ぶ」時も同様だと思っていて、

単なる文字情報(知識)として頭に入れるんじゃなくて、

映像(できたら3Dにして、五感なども働かせる)にして、

それを「気(エネルギー)」に変換して、取り込む

というイメージで入れていくと、その知識は「血肉」になります。


僕は一昨年、毎日早起きして、

「古事記」を3時間音読 or 暗唱する、というのを

1年近く続けていました。


トータル1000時間くらいは読んだので、

原文をほぼ全て丸暗記しました。


で、読んでいるうちに、

どこかのタイミングで、

まるで、ストーリーが映像となって、

さらには「気(エネルギー)」になって

自分の中に入ってくるような

そんな不思議な体験をする時があります。


そうやって自分の中に取り込んだストーリーというのは、

例えばコンサルをしているときに、

「あっ、この人のストーリー、古事記のあのストーリーと同じだ。」

みたいな感じになったりするんです。


そして、聞いてみたら、

その神話にゆかりのある神様が祀られている神社に

よく参拝していた、みたいな不思議な偶然があったり・・・


今、僕が話しているのは、

僕が、勉強したり、文章を書いたりしている時の

「感覚(イメージ)」ですので、

これを単に文字情報(知識)として見ると、

「この人は何をワケのわからんことを言ってるんだ」

って思うかもしれませんが、

文字情報(知識)として見るのではなく、

「映像」にして、もっと言えば「気(エネルギー)に変換して、

呼吸と共に体の中に吸い込んでもらえれば、

感覚が入って、〝なんとなく〟同じことができるようになります。


喋ったり、文章を書いたりするときに、

その「気(エネルギー)」を、自分から出すつもりで

喋ったり書いたりすることができ、

「なんか、この人の文章、ノッてるよね」

と言われるようになったりします。


「ゾーン」に入っている状態というのは、

半分眠っているような状態です。


「起きすぎてる」と、よくないんですよ。


現実が、あまりにクリアに見えてしまうせいで、

逆に「見えないもの」が分からなくなってしまう。


ちょっと夢見心地くらいの方が、

「現実」と「非現実」の境目が無くなって、

その方が、リアルではない世界が

文章に溶け込んできます。


だから、

「朝起きた瞬間」

「寝る直前」

って実は非常に大事でして、

潜在意識を書き換える一番のチャンスが、

この時間帯です。


朝、起きた瞬間に、ネガティブなことを言ってしまうと

潜在意識の奥深くに入ってしまうので、

「あぁ、今日も仕事しんどいな、、」

とか言わない方が良くて、

朝起きたら、

「今日も、最高の1日になりそうだ!」

とか言っておいた方がいいんです。


そうやって、日頃から、

ポジティブで、希望溢れるセカイを作っておく。


そして、そのセカイを「気」にして、

手を通じて文章に込めていくわけです。


さて、「ねむり」がいかに重要か?ということが

伝わったのではないかと思いますが、

次回は、その「ねむり」をマスターするための秘密についてです!


それではまた!