こんばんは、新田です。
今日は後半で文章力を飛躍させるコツを話すのでお楽しみに!
最近、StoryWritingの講座でアウトプットのコツとかを結構話してたから
大量にメールが来るようになって、
速読しても毎日2〜3時間くらいメール読むのに使ってるほどです(笑)
まぁ返信読むの好きなんでいいんですけど!!
さて、昨日は「お金の物理法則」と題して、
お金が生み出されるという現象の背景に
どういった物理法則があるか?を理解することが大事、
という話をしました。
ただ、最近、ビジネス業界では、
それが特に分かりづらくなっているのも事実です。
その理由が、SNSの発達です。
僕も最初はSNS集客がメインだったので、よく分かるのですが、
SNSでメインで活動していると、
「価値がどこで発生しているのか非常に分かりづらくなっていく」
というのがあります。
僕はよく、
DRM:粒子性(ゴールまで一直線)
SNS:波動性(ぼんやりした感じ)
という風に表現してますが、
SNSって、境界線が曖昧で、ぼんやーりとしている感じなんです。
自分のお客さんは簡単に他の人のところに行くし
逆も然りで、他のお客さんも簡単に自分のとこに来ます。
DRM(メルマガを使ったダイレクトに相手に届けるマーケティング)ってのは、
街のど真ん中にでっかいお店が1個だけあって、
そこで何を買うか全部こっちで誘導しながら買い物をしてもらう感じ。
SNSってのは、商店街に自分のお店があって、
色んな店に来た人が、ついでに自分の店にも寄ってくれる、
みたいな感じでしょうか。
境界線が曖昧な分、自分のフィールドと他の人のフィールドの違いが分からず、
あちこちから色んな人が集まってくるのです。
すると何が起こるか?っていうと、
「信頼残高があちこちから流れ込んで来る」
のです。
Aさんのことを信頼してる人は、
AさんがSNSでシェアしたBさんのことも信頼します。
(信頼残高が移行するということです)
そしてBさんがCさんを紹介したら、
さらに信頼残高が移行します。
そんな感じで、お互いが色んな人を紹介し合うことで、
あちこちで信頼残高の移行が行われているのです。
そして、どうなるか?!
信頼残高の食いつぶし合いが始まります。
基本的に、それぞれが活動するフィールドみたいなものが存在します。
まぁ分かりやすくするため、派閥みたいなものをあえて設定してみましょうか。
だいたい、その派閥(それを1つの閉じた系と考えます)において、
価値を生み出しているのは少数です。
これは「太陽系」をイメージしてもらうと分かりやすいです。
太陽系において、
光を放っているのは太陽のみ。
全ての惑星は、太陽によって照らされているのです。
それと同じで、
誰か特定の人が価値を生み出し、
それがその市場において分配されている、
というのが現状です。
月は太陽の光を反射するので、
地球から見たら月が輝いて見えるような感じです。
自分が価値を生み出す源泉になっておらずとも、
光を放ってくれる人がいて、
それがあちこちシェアされて、信頼残高がぐるぐると回って行くと、
あちこち反射された光が自分のところにも当たって、
なんとなく、輝いてしまうのです。
これが悪いとは別に思ってないんですけど、
そのままだと、元の太陽が無くなった瞬間に、
その系の中にいる人全滅するよ、ってことなんです。
だから、僕は「太陽系マーケティング」というのを推奨してますけど、
正確には、それぞれが光を放つ恒星にならないといけないのです。
じゃないと、
「小さなマーケット(閉じた系の中)でパイの奪い合いをしている」
という状態になります。
まぁこれは、僕が5年前に発信していたメッセージなんですけどね。
当時はFacebookとか流行ってなかったんですけど、
特定のノウハウが流行ると、
「そのノウハウを実践している人」
というマーケット(系)が出来上がって、
そこでパイの奪い合いみたいな状態が続いてたんですね。
誰も価値を自分で生み出すということをせず、
自分で系の外から人を集めるということをせず、
ってなると、その系における「恒星」が生み出す価値より
全体が消費する価値の方が多ければ、どんどんマーケットは小さくなります。
でも、自分で価値を生み出すより、
誰かが生み出してくれた価値を自分のところに流して消化した方が
楽なんですよね。
でも結局それは全員が滅びる道です。
恒星になって光を放つか、
重力場を放って系の外から人を集めるか、
というか両方ができないといけません。
まぁそういう「根本的な力」を付けてもらいたくて
講座をずっとやってきたわけですが、
全体的にはかなりレベルアップしたので、
この半年で業界全体の水準はかなり上げれたのではないかなと思います。
例えば、こんなメールも来てました。
===========ここから===========
新田さま
こんばんは。
ストーリーライティングのオンライン講座を
受講している前田です。
先日の
『【NEXTGENERATION通信SWエピソード45】アウトプットモードへの切り替え方』
を読み、新田さんが是非返信してアウトプットしてと書いてくださっているのを読んで、
数千人が一度に返信したら、新田さんは大変だろうと思いつつ、
それを承知で受け止めてくださるつもりで言ってくださっているのだから、
できる限り返信したいという想いになりました。
でも、正直言いますと、
一度感動したお礼メール(中身はほぼなかったと思います)を出したものの、
メルマガで紹介されるメンバー様の気づきの素晴らしさに比べたら、
薄っぺらい内容のメールをお送りしてよいものかと躊躇しておりました。
それでも、新田さんが返信していいと言ってくださるので(笑)、
近々ちゃんと返信しようと思い、昨日からもう一度イチから音声の聞き直しと
メルマガの読み直しをしています。
不思議なもので、メモをとって一生懸命聞いたはずの音声なのに、
とても新鮮で、もう一言一句聞き逃したくない!という思うほどの
レベルの高さに再び感動しています。
それは、スタートの頃よりも、もっともっと真剣にビジネスを
学びたいという想いになっているからだと感じました。
本当に教育ですね。
そのように、徐々にスイッチを入れて、意識を高めてくださっていることに
改めてお礼を言いたいです!
ありがとうございます。
【NEXTGENERATION通信SWエピソード46】を読む前に、
こちらのメルマガ
『お金の物理法則~1日で1万円稼ぐことはいかにして可能か~』を
読んだのですが。
新田さんに感動のまま返信しております。
新・神話の法則に感動したのは、その抽象度の高さに
魂が揺さぶられた感じ。
そして、今回のメルマガはそれを具体的に解説してくださって、
これを読むと、自分が何もできていない、意識が低いことに
気づいて耳が痛いと感じたのですが、
それでも、自分の足りないところがとてもわかりやすくて、
やる気になりました。
また、お金を経由しなくても世界が成り立つことが
イメージできたことは、目からウロコでした。
「価値を提供できる自分になる!」
と誓いました。
新田さん、本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
このストーリーライティングの講座が終わっても、
何度も繰り返し、繰り返し、学んでいける
素晴らしいものを提供してくださり、
本当に感謝しております。
拙い内容ですが、ここまで読んでくださり、
ありがとうございました。
===========ここまで===========
こんな風に言ってもらえると嬉しいですね。
僕がよく言ってるのは、
「自分は価値を提供できるようになる!」
って、先に決めてしまうことです。
提供できるようになったらビジネス使用、
とか言ってるといつまで経ってもならないんで、
もうさっさと「なる!」って決めてしまう。
決めたら、街とか歩いてても、見てる景色は変わるはずです。
看板が目に入ったら、
「あぁ、これってこうすればもっと良くなるよなぁ」
とか思ったり、
レストラン入ってメニューとか見たら
「これ、もっとこう書いたら魅力的に見えるのに」
とか思ったり。
まぁあんまそれやりすぎると職業病みたいになって
楽しめなくなるかもしれませんけど(笑)
そうならないために、逆に、
「その空間の雰囲気(世界観)を純粋に楽しむ」
ってのも大事です。
ブランド店に入った時、
高級ホテルに入った時、
おシャレなレストランに入った時、
それぞれどんな世界観なんだろう?って感じてみます。
そして、それを言語化できないだろうか?って考えて見ます。
ここは隠れ家みたいな場所だなぁとか、
ギラギラしていない品のある高級感を演出してるなぁとか
女性性が強い雰囲気を作っているなぁとか、
とにかく言語化を試みるのです。
そして、これは感覚的な話になっちゃうんですけど、
「その世界観(空気感)を、自分にまとって、文章を書いてみる」
ということをします。
あたたかいホンワカした空気だったのであれば、
それを自分の体にまとって書くのです。
そしたら、文章にその空気が転写(写像)されて、
読んでる人がぽわーんとあったかくなったりします。
これが実は文章力を飛躍的に上げる究極奥義。
これ、StoryWritingの講座で話す予定だったんですけど、
もういいやってことでこっちで言っちゃいますね。
(僕は無料と有料に差をつけない主義なので。)
映画のレビューを書くときは、
その映画の世界観(空気)をまとって書くのです。
そして、ふっと出て来た言葉を書いたらいいんです。
なので色んな世界観(空気)を
自分の中にストックすると良いのです。
ちなみに、NEXTDIMENSIONの伝授コースとかでは、
ずっと「空気学び」というのをやって来ました。
例えば、天国のような空気とか、地獄のような空気とか、
実際に作って体感してもらったりするのです。
なんぞそれ?!って思われるかもしれませんが、
例えば、ホラー話を臨場感たっぷりに聞いたら、
うっすらと寒気がして鳥肌が立つように、
心温まる話を聞いたら体がぽわーんと暖かくなるように、
人は、「場の空気」を感じる能力があるのです。
そして、そういう「空気」を意図的に作る技術があるんですね。
空気が入らない文章は、ただの「知識の羅列」です。
そんな教科書みたいな文章、誰も読みたくありません。
だから映画を観るときのコツは、
「全力でその映画の世界観を楽しむ(空気を覚える)」
ってことです。
同時に、予めテーマを設定して、
メタ視点で見て、いろいろ分析したりもします。
(でもこれは脳の隅っこでカシャカシャ計算させておけば良いです。
後から勝手にいろいろ思い出すと思うので。)
文章を書くときは、とにかく空気を思い出すイメージで書きます。
そしたら、それだけで文章のクオリティはすっごい変わります。
同じようなこと書いてても、臨場感、躍動感のある文章になります。
ぜひお試しあれ!
これだけでかなりの人の文章力が飛躍します。
上級者向きの話してますけど、
いきなり上級者目指してくださいね!
ビジネスでステップバイステップとかあほらしいですよ。
ノウハウとかそういうのはレベルの低いことなので、
先に高い感覚をインストールして、
その後でテクニックやノウハウを使っていくと良いです。
色々アプリをDLする前に、スペック自体を圧倒的に変えてしまおうってことですね。
というわけで、今日はこの辺で。
ありがとうございました!