ストーリーライティング

ストーリーの川

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こんばんは、新田です。


昨日は、沢山の方からメールをいただき
ありがとうございました。


今年から、数年ぶりに
「ストーリーライティング」をテーマに
発信していこうと思っていて、


業界の

「ライティング」

「ストーリー作り」

の概念、そして、

業界が歩む大きなストーリー(流れ、歴史)を
変えていきたいと思っています。


ストーリーライティングは、
単にお金儲けの道具ではなく、

人生を面白いものにするためのものです。


人生の意味(解釈)を書き換えてくれるし、

「深み」を増してくれます。


では、そもそもストーリーって何??

っていう話を、
これから色々していきたいのですが、


まずストーリーは、

「そこに、連続性が存在する」

から成り立つものです。


「ストーリー化する」とは、
非連続なものに、連続性を与えること、です。


僕は、ストーリーを学ぶことを通して、

「流れ」

というものに着目する意識が
強くなったように思います。


例えば、人体で言えば、

「血液」

「リンパ」

あるいは「氣」など、

全身を流れているものがあります。


そこに着目すると、
人体全体の流れを見ることができて、

「ここが詰まっているせいで、その後の流れが悪くなって、
 ここに悪い影響が出ていて・・・」

という感じで、ストーリーが生まれてきます。


ストーリーには必ず、

「流れ」

があって、

「どの流れに着目するか?」

によって、全くストーリーは変わってくるのです。


例えば「お金の流れ」も、1つの流れです。


歴史を学ぶときは、

「お金の流れに着目する」

というのは、1つの重要な視点で、
それだけで、歴史の捉え方が随分と変わります。


さて、人生においてはどうでしょう??


ちなみに、僕は、昔から、

「お金の流れ」

というものに対する意識が
あまりにも「無かった」なと思います。


もっと言うなら、お金という存在が、
僕にとっては「空気」のようなものでした。


無かったら困るはずなのに、

あっても、気づかない。

見えない。


そんな感じでした。


というのも・・・


僕は、幼少期から、お金に困ったことが
一度もありませんでした。


「こんなに貧乏で、苦しい生活を送っていて、
 なんとかこの生活を変えたいと思って、起業したら、
 こんなに大金が入ってきて・・・」

みたいなストーリーをよく成功者は語りますが、

僕は、それとは真逆で、

「子供の頃から、好きな時に、好きなだけお金がもらえた」

のです。


「お小遣い」という概念が存在せず、
棚に札束が置いてあって、
必要ならいつでも取っていい、
というシステムでした。


また、正月に親戚の集まる場に行ったら、
何十万円とお年玉が集まったりします。

正月じゃなくても、親戚の中には、
会うたびに、「これで好きなもん食え」と
中学生の僕に5万円をポンと渡してくる人もいました。


結局、大学に入る頃には、僕の机の引き出しの中には、
何百万円ものお金が入っていました。


それくらい、僕にとってお金は、

「あって当たり前」

「勝手にいくらでも集まってくるもの」


ゆえに、お金のことを考えたことがないのです。

あ〜足りないなぁとか、

欲しいなぁとか、

そういうことを考えたことが無かったのです。


空気って、

頑張って吸って、吐いて、とかしませんが、

それと同じで、
お金はいつでもそこにあって、
無くならない。


そんな感じでした。


ちなみに、大学生時代は、
僕はアルバイトをしていたのですが、
これも、お金のためではありませんでした。

(だって、お金は、自分の机の中にも、
 家の棚にも、いくらでも入っていたからです。)


現に、僕は、

家庭教師と塾講師のバイトで、
時給5〜6000円の高時給をもらっていました。

・・・にも関わらず、一番やっていたのは、
時給800円のファミレスのバイトです。

しかも、かなりのブラック企業で、
理不尽な目にもたくさん逢いました。


じゃあ、何のために、
ずっとファミレスで働いていたのだろう??


実は、そこまで考えていませんでしたが、
あえて言うなら、「経験のため」でした。


社会に出たら、もう色んな仕事を経験できないから、
とにかく色んなことをしてみよう、と。


でも、実際やってみると、
1時間で800円を稼ぐのって
本当に大変でした。

アツい場所で皿を延々と洗い続けたり、
失敗して怒られ続けて、
眠い中深夜まで働いていたり。


でも、そんな中で、
お客さんにさり気ない気配りをした時に
喜んでもらったりすると、
ちょっと嬉しくなったりします。


たまに、そんな「ささやかな楽しみ」もありました。


そういったものを感じたくて
やっていったのかもしれません。


当時は、1日3時間睡眠で、
全ての休みを返上して仕事を詰めていて、
その結果、僕は、アルバイトだけで、
1年でサラリーマンの初任給よりも稼いでいました。


でも、それでも、
参考書以外に欲しいものが特になかったので、
ほとんど手をつけませんでした。


机の引き出しの札束が、
どんどん太くなっていきました。


でも、僕にとってお金は、

「あって当たり前」

のものであり、

「増えたから嬉しい」

とか、そういう概念は存在しませんでした。


その1年後には起業し、
学生時代に年収2億円を稼いだのですが、

それでも、生活レベルは
1ミリも変わりませんでしたし、達成してみて

「まぁ、こんなもんか・・・」

という感じでした。


僕にとって、お金は

「結果的に稼げるもの」

であり(つまり副産物)、

お金が増えたからありがたいとかはありません。


でも、そのお金に乗っている「想い」の方は大事だし、
それはありがたいと思っていました。


そして、その「想い」こそが、
本当に重要な「流れ」なのだと
後に分かります。


僕は、漫画や映画、人の人生ストーリーを見る時、
まず1つ目の指標として

「想い」

に着目するようにしています。


人の想いは、受け継がれて、
川のように流れていくものです。


ワンピースも、鬼滅の刃も、
キングダムも、東京卍リベンジャーズも、

主人公は、色んな人と出会い、
その想いを受け継いでいるのです。


誰が、どんな想いを持っていて、
それがどう受け継がれていっているのか?

その「流れ」を見ていくだけで、
普通とは違った捉え方ができるようになります。


特に、

「キャラクターの死」

というのは、

「想いを受け継ぐための儀式」

として使われることが多いです。


以前にも何度か解説しましたが、
鬼滅の刃の煉獄さんが良い例ですよね。


あの映画は、一見バッドエンドにも見えますが、
炭治郎たちに想いを受け継ぎ、
それによって、主人公が成長する物語なのです。


そして、煉獄さんをはじめとする「柱」たちは、
オヤカタ様から想いを受け継いでいて、

そうやって、聖火リレーのように想いが受け継がれていき、
1つの「流れ」ができているのです。


なぜ、主人公の炭治郎が、それを受け継ぐことができたのか?


彼もまた、自分の妹を助けたいという
強い想いを抱いていたからです。


炭治郎は、

「鬼を殲滅して、世界を救いたい!!」

といった想いは、そこまでありませんでした。


それよりは、妹を助けたい、
家族で平和に暮らしていた毎日を取り戻したい、

そんな、

「ささやかな幸せ」

を求めていました。


でも、その強い想いがあったからこそ、
煉獄の死によって、想いを受け継いで、

鬼殺隊の一員として、
ともに鬼を殲滅しようという
志に火がついたのです。


彼の無意識領域は、最初は「水」で、
おだやかで、あたたかい世界でしたが、

そこに「火」の要素が加わり、
熱く燃えるようになったのだと思います。


自分の中で、「想い」が強くなった時、

大きな川の流れに身を置くことで、

自分の中にも、その流れができてくるのです。


そして、ストーリーは進んでいきます。


このように、ストーリーを進めるためには、

1.ささやかなものでもいいから、何か1つ、想いをしっかり持つこと

2.それを大事にしつつ、大きな川の中に身を委ねること

これが重要なのです。


僕の場合は、

ネットビジネスの業界に疑問を持ち、
なんとかしたい!という思いがありました。


でも、僕は無力だったし、
本当にこの世界を変えられるんだろうか?

頑張っても、無駄なんじゃないか??

という思いもありました。


しかし、後に、北極老人という
高い志と、強い想いを持って生きている先生と出会って、

自分も、その炎を受け継いで、いつしか、

「絶対に、この業界を変えていこう」

という強い意志と、

「必ず変えられる」

という確信が芽生えました。


大きな川の中に飛び込んだ結果、

そこから、自分のストーリーが、
どんどん進んでいったのです。


まず「お金」に対する概念が変わりました。


それまでは、僕にとってお金は、

「空気のようなもの」

であり、正直、見えていませんでした。


通帳も見ず、預金残高がいくらなのかも興味がない。

どうせ増えていくに決まってるんだから。

良いことに使えそうだなと思ったら使おう。


それくらいに思っていました。


でも、北極老人は、
いつも、今あるお金を使って、

「どうすれば、もっとも仲間の皆にとって、
 世の中にとって、一番良い使い方ができるか?」

ということをずっと考えて、
ぶっ飛んだ発想の使い方をされていました。


お金というのは、

「どう稼ぐか?」

よりも、

「どう使うか?」

の方が重要なのです。


自分の「想い」は、
お金の「使い方」に乗るからです。


僕も、北極老人と出会ってから、

自分のためだけじゃなく、

皆が使えるような場所を作ったり、

仲間の皆の生活がより良くなるために使ったり
するようになりました。


そういう使い方をしていると、

今まで見えなかった「お金」というものを
感じられるようになります。


空気は、あっても無くても気づかないですが、
大自然の中で、ゆっくりと深呼吸をしたときに、

「なんてありがたいんだ」

と感じられるのと同じで、


お金も、自分が使うことで、
皆に喜んでもらって、
世の中がちょっとでも良くなってくれたらいいなと、

そう思って使っていると、

だんだん、お金をもらう時も、
その人がどれだけ苦労して稼いできたのか、
どういう想いで払ってくれようとしているのか、

そういったことを、もっと感じようとするようになり、


自分の想いが川となって、

気付いたら、

普通では出会えないようなご縁が繋がっていたり、

新しい展開が始まっていたり、

仕事も、人生も、
何より「人生ストーリー」が、
今までとは比べ物にならないくらい
加速したのです。


さて、今年は、

「ストーリーライティング」

を改めて伝えていくことで、

多くの人のストーリーを集めて、
大きな川を作っていきたいなと思います。


僕が、北極老人と出会って、
価値観や、人生観が変わったように、

「ストーリーライティング」

に触れて、
1人1人の人生ストーリーが書き変わっていき、
人生ストーリーの流れが生まれて、進んでいけるような、

そんな、ストーリーの考え方を広めて、
ビジネス業界を皆で変えていけたらと思っています。


なので、積極的に、参加して欲しいなと思います!


というわけで、
沢山メールが来ていますので、
いくつか取り上げていきましょう。

=====ここから=====
新田さん、こんばんは。
瀬戸と申します。

こちらのメルマガも始動するのですね!

ゆにわ塾だけだと思っていたので、
嬉しい誤算です。
ありがとうございます!


僕は、ストーリーライティングの講座から入りました。

北極老人の世界を表現することに挑戦している
2022年の新田さんが伝える「ストーリーライティング」とは

どんなバージョンアップをしているのか、
とても興味深いです!


あとやっぱり、リアルタイムで参加できるのは嬉しいですね。


感想を送ると、かなりアイディアが生まれるので
壁打ちでも全然いいですが、
リアルタイムの方が、一緒に作り上げていく実感がより大きいので
一体感が増す気がします。


自分の人生のストーリーについて

僕は今まで、自分の人生に対して、
「逃げてばっかりで、つまらないなぁ」
と思っていました。

だからといって、嫌なことに向き合うのかといったら、
辛いのでやらないのですが。


しかし、新田さんの講座を受講していく中で、

今まで逃げてきた人生があるから、今の考えがあり、
今のビジネスがあり、今の人間関係がある、と気づき、

「けっこう自分の人生面白くね?」

と思えるようになりました。


今、けっこう転換期だなと思いますし、
まだまだ面白くできる気”しか”しません。


もっと面白いストーリーにします。
よろしくお願いします!


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
返信は不要です。
=====ここまで=====

仰っていただいているように、
ストーリーには、リアルタイムで参加して、
巻き込まれていくのが、一番良いのです。

これを機に、
自分の人生ストーリーを見つめ直して、

「どうすれば、このストーリーが、
 ここからもっと面白くなるのか?!」

をぜひ考えてみてくださいね!


ちなみに、逃げてきたばかりの人生だったとしても、
この先もそうとは限らないですし、

むしろ、ここから大きく価値観が変わるかもしれませんよ!

これからどうなるか、楽しみですね。


では、もう1人。

=====ここから=====
こんばんは!
中川と申します。

メルマガ新シリーズ、ありがとうございます!!
嬉しいです!
ストーリーライティングについて書いていただけるなんて!
待ってました〜という感じです。


本当の自分をさらけ出したら、嫌われるんじゃないか・・
そういう気持ち、すごくありました。。

細々とやっているメルマガでさえも、
なんとなく自分を取り繕っていました。

でも、先日のゆにラジを聴かせていただき、
カッコつけてないで素を出していこう、
としているところです!


SNSなど、いわゆる「情報発信」をしてなくても、
生きてるだけで、情報発信。

確かに!
目からウロコでした!!

わたしたちは誰もが、24時間365日、情報発信しているんですね。

ということは、
自分の発しているものには、責任を持たないと・・!

どうせ出すなら、
世の中を明るく軽くできるものを!と思います。

情報発信力を磨くことは、
生き様を磨くこと、なんですね!


自分の人生のストーリーと考えると・・
今は、人生の転機を迎え、
次の次元に向かおうとしているところです。
でもやっぱりまだまだエゴは強いし、欲も出てくる・・

ここを乗り越えることで、
感動のストーリーが繋がっていくんだ!と信じて、
日々、向き合います。

そして、感動の人生ストーリーを紡いでいきます!


最後までお読みくださり、ありがとうございました!
次回も楽しみにしています!

(もちろん返信は不要です!)
=====ここまで=====

僕らは常に、情報発信をしているし、
ストーリーライティングしているのです。

妻(夫)と喋る時も、

子供と喋る時も、

職場の人と喋る時も、

それは情報発信です。


だから、中川さんの仰るように、

「自分の発信に責任を持つ」

ということが、大事になってきますね。


そこに責任を持つからこそ、

自分のところに、
お金、情報、ご縁が来た時に、
その背景に、多くの人の想いを感じようとするし、

それを感じるからこそ、
自分がこれから出会う人たちに対して、
良い想いで接することができるし、

お金を使うときも、
色んな背景を感じながら、
良い想いを乗せて、使うことができるのです。


自分がどんなストーリーを作るか?によって、
相手の反応も、関係性も、変わってきます。


そのストーリーに、

「どんな想いが流れているか?」

が大事なのです。


自分の持っている想いを大事にしつつ、
より大きな川の流れに身を投じていて、

その結果、自分自身の川の流れも大きなものとなっていく。

そうやって、皆で1つの大きな川を作って、
ストーリーを動かしていくのです。


この感覚を会得した時、

別に「ストーリーライティング」とか意識せずとも、

誰かと話していたら、
その人の人生が勝手に動き始めて、

いつの間にか、自分の仲間になっていたり、
自分のことを応援してくれたり、
自分の価値観を受け入れてくれたりするのです。


僕にとって、お金は、
ずっと「あって当たり前」なもので、
見えない存在でしたが、

今は、しっかりと、呼吸をするように感じています。


大きな流れの中で、お金というものが動いていて、
お金を使って、さらに大きな流れを呼び込んでいくのです。


「お金」だけじゃなく、

「人(出会い)」や

「知識(情報、ネタ)」や

「ノウハウ」や

その他、色んなものが、流れています。


無理に集めるというよりは、

「川の流れを作っていると、
 今、自分にとって必要なものが、
 流れてくる」

という感覚です。


お金が集まってくるということは、

そのお金を、人の幸せのために、

自分も含めて、色んな人の人生ストーリーが
さらにより良いもになるように使って、

大きな流れを作る時なんだ、

ということです。


さて、あなたの自分の人生のストーリーは、
今、動いていますでしょうか??


もし、止まっているなと感じたら、

今、自分が思っていること、

今年はどんなことをしたい?

どんな物語にしていきたい??

小さなことでもいいから、しっかりと持って、
まずは、川に飛び込んでみて欲しいのです。


ぜひ、メールを送ってみてください!

そして、自分が決めた目標に向かって、
何か1つ、行動、習慣、考え方、
何でもいいので、変えてみてください!


それが、第一歩です。


というわけで、次回もお楽しみに!!


ありがとうございました。