触媒としての情報

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こんばんは、新田です。

前回の進撃の巨人のメルマガが
半年ぶりのメルマガだったのですが結構沢山返信が来ていました。

内容は大きく分けて2つ、
「見ようと思ってたけど今日のメルマガ読んでやっぱりやめました。」
「見て後悔してたけど、そういう視点があったのか!と逆に勉強になったので見て良かったです。」
でした。


僕は単に、映画の批判がしたかったわけではありません。

僕が言いたかったのは、
「価値が全く無いものからでも、価値は生める」
という事です。

あの映画は、原作のファンからしたら、
絶望的なレベルで残念な感じでした。
(あくまで僕の意見ですので、
もし、見て「面白かった!」という方がいたらゴメンなさい!
今のところそんなメールは1通も来てないんですが。)


しかし、だからと言って、
「見て損した」とは思っていません。

映画の内容自体は残念でしたが、
「見て良かった」と思っています。


かなり多くの学びがあったし、
「あぁ、これって多くの人がやってるミスだよなぁ、
今度コンサルする時に事例として使おう」
って部分が結構ありました。

たった1800円で、セミナー1個聞いたのと同じくらい
学びがあったような気がしています。
そして、その一部をメルマガで書いたわけです。


本来、メルマガでは、
面白かったものや価値のあったものを紹介する、
というのがセオリーとされています。

しかし、
「良かったものを、そのまま紹介する」
ってのは、自分自身は何の価値も生んでいないのです。

なぜなら、もともと価値があったからです。


普通の人が見て100の価値があるものを紹介して、
100の価値を感じてもらっても、
自分は価値を全く付加していないのです。


もし紹介するなら、いかにして100のものを、
200、500、1000と価値を上げる事ができるか?
と考えなくてはいけないのです。


この「価値の上げ方」が分かっているかどうかで、
ビジネスが分かってる人、分かってない人の差が出ます。

“ビジネスをまだ分かっていない人”は、
価値100のものを価値200に上げようと考えた時に、
新たに100の価値のものを足さないといけない、
と考えます。

100(既にある価値)+100(新たに追加する価値)=200(合計)

という計算式になるわけです。


しかし、実際には、価値はお金と違って足し算されたりはしません。

基本的に価値は、情報によって増えます。

そして、情報は、「触媒」としての役割を担います。

触媒とは、化学反応などで使われる、
自分自身は変化しないけど他を変化させる働きがあるものを言います。


つまり、情報は「触媒」の機能を果たし、
100の価値→200の価値
という風に、価値を変えてくれます。

例えば、前回のメルマガを読んで
「映画見て後悔してたけど、読んで『見て良かった!』と思えました!」
とメールをくれた方がいましたが、その方にとっては、
後悔した(=価値0だった)状態が、価値100とかになったわけで、
しかしそれは決して、
映画(0)+メルマガ(100)=100
となったわけではなく、
映画(0)+メルマガ(触媒)→映画(100)+メルマガ(触媒)
という化学反応的な感じで増えたわけです。


もちろん、これは”その人にとって”です。
その人の頭の中で、映画の価値が上がったわけです。
(つまり、価値は人によって異なる、という事です。)

価値を上げる為のキーワードは「再定義」です。

再定義によって、価値は上げる事ができるのです。

前回の例で言えば、
映画を、ただエンターテイメントとして消費するコンテンツではなく、
「ビジネスでやってはいけない事を実例から学ぶ勉強素材」
と再定義したわけです。


見る角度が変わった事によって、評価基準が変わり、
それによって価値が変わったのです。

売れる文章を書ける人は、
この「再定義」が上手いのです。

普通の人が思いつかない切り口を瞬時に見つけるから、
価値を跳ね上げる事ができるのです。

これができない人はもうどうしようもないのか?というと、
そうでもありません。


そもそも、こうした考え方って学校じゃ教えてもらえない事なのです。
(教師になる為に、再定義をする、という訓練が必要が無いため、
学校の先生は総じてこうした考え方に疎い為、習う機会が無いのです。)

だからこれは、自分で訓練するしかありません。

その為の訓練法は、
日頃から、街で見かけたものを、
「もしこれを10倍の値段で売るなら?」
と想定して考えてみるのです。


10倍の値段で売るなら、
残りの9倍分だけ何か特典を付けないといけないのか?というと、
そうではないという事です。

情報を触媒にする事で、
全く同じものに10倍の価値を持たせる事が
可能なわけです。

物理的には何も増えていないのに、
内包する情報量が増えたら、価値が上がるのです。


そして、これができると、
基本的に「損をする事」が無くなります。

良い映画を見ても、どんなにつまらない映画を見ても、
払ったお金以上のリターンが返って来ます。

それが、エンターテイメントとしての価値か、
「ビジネスで役立つ素材」という意味での価値か、
違いはありますが、再定義して、何らかの意味を持たせる事ができるのです。


そして、全てのものに価値を見いだす事ができるという事は、
日々の生活で見たもの全てがコンテンツになるわけです。

これは世の中に存在する価値の総量を増やす事になるので、
その分、経済がまわる事になります。

既に価値あるものを紹介するのは簡単です。
でも、それはただの「シェア」であって、
自分が生み出した価値ではありません。


価値を生み出せる人は、
たとえ一切価値が無いものすらも、価値を持たせる事ができます。

新たな価値をプラスする事ができる人が、
その分、何らかのリターンを得られるわけで、
その形態の1つがお金というわけです。

これはあらゆるビジネスに通じる本質なので、
今後意識してみて下さい。

というわけで、補足解説でした!

ではでは。


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