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童話「シマウマとライオン~血に染まった惨劇の草原~」

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こんにちは。新田です。


今日はアフリカのお話です(何





雄大な草原で、シマウマ達が草を食っていました。

むしゃむしゃ、むしゃむしゃと。

シマウマA「あー・・・草うめぇ。」

シマウマB「今日も平和だよな」

シマウマC「いい天気だ」

シマウマD「うむ」

そんな会話をしながら。




そこに、1匹のライオンがやってきます。


シマウマ達は一瞬びっくりしましたが、

ライオンは、特にシマウマに感心が無い様で、

眠そうな顔をしながら、木陰で居眠りをはじめました。




シマウマAは、

「あぁ、なんだ・・・

てっきり襲って来るのかと思った^^;

ライオンだって、そんな1日中お腹空かせてるわけじゃないし、

今日は大丈夫だろう。」




そう安心したシマウマAは、

また草を食い始めました。

シマウマA「あー・・・やっぱ草うめぇ」

と言いながら。



しかし、そう言った瞬間、そこにいたシマウマ達は、

誰もが目を疑う、とんでもない光景を目撃したのです。



さっきまでムシャムシャ草食ってたシマウマAの首元に、

ギラリと光る牙が突き刺さっていました。



シマウマA「え・・・何で・・・?」



そう言って、意識が遠のいていく中、

シマウマAが最後に見たのは、獰猛な牙で首元を掻き切った、

ライオンの姿でした。



シマウマB「おい、ウソだろ・・・」

シマウマC「全員逃げろ!!」



シマウマ達は一斉に逃げるも、

ライオンは次々とシマウマを食っていったのです。




シマウマ達がパニックになる中、シマウマBは叫びました。

「みんな!!ばらばらに逃げるな!!

ライオンも、そんな沢山は食わないはずだ。

同じ方向に逃げてたら、ライオンもいつか食い飽きて、

食べるのをやめてくれるだろう。

だから、皆と同じ方向に逃げるんだ!そうすれば助かる可能性は上がる筈だ。」



そう言った瞬間、

シマウマBの頭から血が。

見上げると、ライオンの牙が頭に突き刺さっていました。

シマウマB「くっ・・・こんなところで・・・約束、果たせなくてごめんな・・・」

そう妻への言葉を残して、シマウマBは倒れていきました。



その後も、シマウマBの指示通り同じ方向に逃げていたシマウマは、

次々と食べられていきました。




さっきまで緑で溢れていたはずの草原は、

真っ赤に染まりました。

まさに、血に染まった惨劇の草原。



そんな中、シマウマC、シマウマDだけは生き残ったのです。

皆が同じ方向に逃げる中、

彼ら2人は別の方向に逃げました。



シマウマCは

「皆が同じ方向に逃げてたら、そりゃそっちに襲い掛かるに決まってるんだから、

1人で逃げた方がいいに決まってるじゃん。」

といいました。



「うむ。」

シマウマDもそれに同意しました。



しばらく走って、ライオンは見えなくなりました。

ここまで来ればもう大丈夫です。

あたりはすっかり暗くなって、

二人は岩場の影に座り込みました。



昨日まで、平和に暮らしていて、

楽しくやっていたのに・・・




シマウマCは言いました。

「くそっ!あのライオンめ!眠そうな顔して近づいてきたから安心してたら、

急に襲いかかってきやがった!やり方が汚い!

しかも、一匹食えば十分生きていけるのに、全員食い殺しやがった!

いくらなんでもエゲつな過ぎだ!!完全に、詐欺師だ!」




その時、いつも「うむ」しか言わなかったシマウマDが、

はじめて口を開きました。



「いや・・・、実際、あのライオンの戦略は見事だったと思うよ。

まんまと皆やられてしまった。

確かにちょっとやり過ぎな感はあるけど、

この世界は弱肉強食なんだから、食われてもそれは自己責任だし、文句言えないよな。

今後、参考にしよう。今回は上手な狩りの勉強になって良かった。

あ、俺草食系だから狩りしないけど。笑」




その数週間後。



シマウマCは、ライオンに仲間を食い殺されたシマウマ達を集めて、

「被害者の会」を作りました。

「あいつは本当に最悪なヤツだ!!」

「絶対に許せない!!」

そう喚いていると、

今度はチーターの群れがやってきて、

シマウマ達に襲い掛かりました。



シマウマC

「くそっ!何で皆、こんな卑怯な事ばっかりやってるんだ!!

俺は正しく生きてきた。誰も騙したりしないし、平和にやってるんだ!

俺が、正義なんだ!!皆、最低なやつばかりだ!!」


そう叫びながら、チーターに食べられてしまいました。





一方で、シマウマDは、今回の「学び」があったので、

その後も逃げ切る事ができました。

逆に、ライオン達にも「あのシマウマはやべぇ」と一目置かれる様になり、

襲われなくなりました。



それから更に数週間後。



あの惨劇に染まった草原も、

今じゃすっかり綺麗になって、また緑が戻りました。



太陽がぽかぽかと照っています。

そこに、新しいシマウマが来る足音が。

今日もライオンは気持ち良さそうにお昼寝中。



一方、シマウマDは、強くたくましく、生きていく事ができました。



そして、新しい土地で、新しい仲間を見つけ、

皆にライオンから身を守る方法を教え、

自分達だけの理想の「新世界」を創ったのです。



そうしてシマウマDは、楽しく暮らしましたとさ。




お終い。





さて、今回の話は、

このネットビジネス業界の縮図になっている事をお分かり頂けたでしょうか?

色々教訓を盛り込んだので、何度も読んでみてください。




そして、もしあなたがシマウマA~Cになりたくなかったら・・・

是非、僕のメルマガを読んでみてください。