こんばんは、新田です。
タイトルの通り、
最高に素晴らしい映画を見つけたので
紹介させてください。
あれ?
今年何回もそれ言ってなかったけ??
って思ったあなた!
その通りです。
でも、今度こそ正真正銘、
「2024年最高の映画」です。
(たぶんこれを超えることは今年はないでしょう!)
2024年で観た映画で特に面白かったのが、
・ルックバック
・キングダム~大将軍の帰還~
だったんですけど、
それを超えてきたなと個人的に思ってます。
それが・・・
「侍タイムスリッパー」
意外と世間ではあまり知られていない映画なのですが、
いや、ほんと、
これはマジで(×10)素晴らしい映画なので、
ぜひ、全員観てほしいなと思ってます。
・・・なのですが、
こんなに素晴らしい映画なのに、
あまりやっている映画館少ないのが残念なところです。
それでも!
わざわざ、さっそく、何度も、
やっている数少ない映画館を探して足を運んで欲しいので
セールスライティングの技術を総動員して
全力で布教活動をさせてください!(笑)
ちなみに、僕が紹介すると、
ものすごい数の人が映画を観てくれます。
(アフィリエイト報酬は入りませんが。笑)
今回も、そうなったらいいなと思ってます。
さて、では「侍タイムスリッパー」の紹介をしましょう。
(大事なところはネタバレしませんので!)
まず、この映画の設定としては、
主人公は、400年前の会津(あいず)藩の侍。
彼は、刀で戦っている時に
雷に打たれて、現代にタイムスリップしてしまいます。
そして、現代に来た主人公は、
「時代劇の役者」になることを決め、
現代で、武士としてい生きる
という物語。
そんな中で、
現代の色んなものを見てびっくりしたり、
ごはんを美味しそうに食べたりと、
わちゃわちゃやっていくわけです。
・・・と、はい、
もう皆さんの言いたいことはわかります。
「あ~、よくあるベタなやつね!」
・・・と。
きっとそう思ってるでしょう?
おっしゃる通り、設定は「ベタ」なんです。
というか、前半はもう「お約束」な展開です。
でも、途中で飽きずに観てほしい。
大事なのは後半からなんです。
正直、僕は、
後半が凄すぎて、圧倒されました。
ネタバレになってしまうので詳しくは書けないんですが、
歴史を見ると、会津藩の武士たちって
最後、かなり悲惨な死に方をしてるんです。
戦争に敗北して、
降伏した後も、武士やその家族、
さらには女性や子供達まで犠牲になり、
多くの人が自害や過酷な処刑の運命を辿ったそうです。
現代にタイムスリップした主人公は、
その「歴史」を知った時に、
当時の仲間たちの悲しみ、悔しさをたくさん感じるのです。
そして、彼は、
その会津の仲間たちの悲しみをすべて背負って、
「その想いを鎮魂させるために戦う」
ことを決めるのです。
具体的にどうやって戦うの??
どうやって鎮魂するの??
所詮は時代劇じゃないの??
ここは、ネタバレになってしまうんで
映画を観てください。
「なるほど、、そうきたか・・・!」
ってなります。
っていうか、
「え、まじで、、、!?」
って思うでしょう。
あまりに凄すぎる展開で、
もう映画館にいた全員、
口がぽっかり空いていました。
僕が、この映画から受け取ったメッセージは、
「あなたは、今、本気で戦ってますか??」
ということ。
今って、平和な時代です。
「戦争」なんて、もう遠い昔の話。
でも、ついこの間まで、
血で血を争う戦いをしていて、
彼らは、自分たちの誇りのため
日本を守るため
最後の最後まで戦い続けたんです。
彼らの〝想い〟を少しでも感じたら、
のんびりダラダラと生きてたらいけない
もっと、戦わなきゃ!!
って思うはず。
今って、本当に平和??
そんなことはない。
見えない世界では、常に戦いが繰り広げられてる
大衆はいつも扇動され、コントロールされている
色んなものが壊されていっている
大事なものが失われていっている
今、僕らが、どう生きるか?で
この先1000年が変わる、、
そんな大事な瞬間(変わり目の時)を、
僕らは生きているんです。
時代の変わり目
人生の岐路
これらは非常に大事な瞬間。
色んなものが渦巻いて、莫大なエネルギーが集まっていて、
ここでどっちに進むか!?によって、
その後を大きく決めるから。
今がまさに、そういう瞬間なんだってこと!
だから、今というこの瞬間を、
絶対に無駄にしてはいけない
そう生きるためには、
これまで時代を作ってきた人たち
国を守ってきた人たち
そんな人たちの〝想い〟を感じ、受け取ること。
その〝想い〟は空間に残って残ってる
僕らのチ(血、知)の中にも残ってる
まるで、当時の人たちの生まれ変わりのように
彼らの悔やまれる〝想い〟を、現代で鎮魂するために
戦って生きること
それが必要なんです。
この映画は「時代劇」を描いている。
普通の人にとっては、ただの演技。
だけど、本当にその時代を生きていた主人公にとっては
当時の記憶がありありと蘇る
敵に対して恨みの気持ちを持ったりもする
でも、平和になったこの現代で、その感情を持ち込むのも違う
だから、劇を通して、その〝想い〟を
必死に鎮魂しようとする
それが全て「演技」に出る
この映画の役者さんって、
無名の人ばかりなんです。
なのに、演技力が半端ない、、!
キングダムとかだったら、
「そりゃあ、大沢たかおがやったら、
これくらいの(王騎の)迫力出せるよね」
ってなるわけです。
でも、全員、無名の俳優ですよ!?
その無名の俳優が、
この映画をやらなきゃいけないって
とんでもないプレッシャーだったと思います。
でも、だからこそ、彼ら俳優陣がまさに、
この映画を通して、会津藩の人たちの鎮魂をしよう
って本気で思ってたんじゃないかな
・・・と感じさせるほどの
とてつもない迫力の演技でした。
平和って、時に、人を堕落させるものです。
別に、戦争を賛美したいわけではなく、
そもそも、今僕らが享受している「平和」というのは
偽物の平和だったりする
そして、誰かの犠牲の上に成り立った平和だということです。
今、見えない世界で起こっている巨大な戦争において、
鍵を握るのは日本です。
そして我々です。
経済的に、とか、
国際政治的に、とか、
そういう話ではない
「見えない世界」における中心が日本。
なぜなら、「武士」としての生き方が
世界で唯一、残っている国だから。
「時代劇をやる」
これは別に、役者さんだけがするものではない
僕らが、日常を通して、
まるで、戦国時代を生きた武士たちの生まれ変わりのように
彼らに成り代わって、戦っていく
そんな、壮大なストーリーの「演者」として生きること
その大切さを呼び覚ましてくれる
そんな映画だったんじゃないかなと思います。
なーんか毎日つまんないなーーーとか
そんなぬるま湯に浸かってしまってるなら
ぜひ、この映画を観に行って、
魂のスイッチを入れてもらってください。
そして、一緒に、これから戦いましょう。
誰かを傷つけるための戦いじゃない
すべてを許すための戦いを。
自分に打ち勝って、一緒に、新しい時代を作っていきましょう。
というわけで、ぜひとも、
映画館に足を運んでください!!
それでは、ありがとうございました。