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Ikigaiマトリックスの違和感

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こんばんは、新田です。

アルケミストに関してのアンケート、
たくさんの方が書いてくれました。

一応、書いてくれてる人全員に返信をしたのですが、
人によっては迷惑メールに入っちゃった可能性があるらしいので
「あれ?来てないぞ」って方は、
確認していただけたらと思います。


さて、今日はサクッといきたいのですが、


たまに、SNSとかで、

「ikigai(生きがい)マトリックス」

なるものを解説している人を見かけます。

(生きがいマトリックス、とかで検索して見てください)

簡単にいうと、

・好きなこと
・得意なこと
・世の中が求めること
・稼げること

という4つの円があって、
その円が全て重なるところにikigai(生きがい)があるよ
という理屈。

だから、全部の共通点を見つけていこう

みたいな話らしいのですが、

僕は、この考えに違和感を覚えていたんですよね。


生きがいって、そんな風に見つかるもんじゃなくね・・・?

って感じで。

たぶん、これにハマったら
永遠に自分の本当の生きがいはなんだろうと
彷徨い続ける迷宮に入りそうな気がしてるのです。

僕は、逆だと思ってて、

まず「生きがい」が先にあって、
それを、好きになっていく、得意にしていく、
世の中に求められる形にデザインして、稼げるようにしていく
(あるいは稼がなくても良い状態を作る)

みたいな感覚なんですよね。


その「生きがい」と言うもの、

別に、得意なことじゃなくてもいいし、

なんなら好きじゃなくてもいいんです。


嫌いだけど、必死にやってるうちに好きになってくることだってある。


・・・みたいな。


つまり、この図をインストールすると、
・自分より得意な人が現れたら
・自分より稼いでる人が現れたら
・世の中から求められなくなったら
途端に生きがいを失ってしまう。

で、ちょっとしんどくなったら(嫌いになったら)
すぐにやめてしまう。

そんな、脆弱な生き方になるんじゃないかという気がします。


結果的に、この図のようになっている人は確かにいるけど、
それは「結果」であって、
「生きがいを見つけるプロセス」
ではないと思うんですよね。


ぜひ、どう感じるか、また教えていただけたら嬉しいです。


というわけで、今日は短いですが、この辺で。

ありがとうございました。