ストーリーライティング

スキルの3段階とは?

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こんばんは、新田です。

ビジネスを実践する上で、
何かしらの「スキル」を磨いていくことが
求められるわけですが、

この「スキル」というものには「3つの段階」がある

という話を、今日はしていけたらなと。


その3段階は、次のとおり。

1.再現性:確実に一定の結果を出せる「型」を会得する
2.独自性:その人ならではのユニークな「色」が付けられる
3.深層性:その人の人生全てが含まれ、「味」が出る

順番に解説していきましょう。

例えば、ライティングで言うなら、
まず「1.再現性」で言うと、

「セールスの型」を覚えると、
どんな商品だろうと、

「こういう風に売ったら、それなりに売れるよな」

というのが分かります。

そして、この「型」はある程度普遍的なものですので、
「教える」ことができるし、

「スキルを教えるスクール」
という形でマネタイズすることも容易です。


でも、こればかりやっていると、

「自分は、他の多くの人と同じだよな」

とか、

「自分の存在意義ってなんだろう、、」

みたいな疑問を持つようになってきたりします。


だから、次の段階に進まなければいけません。


じゃあ、次の「2.独自性」とは?

これは、「その人ならでは」のもの。

ライティングで言うなら、
テンポ、リズム、独特の言い回しなど、
その人の「個性」が入ってくることです。

これは、「こうすればいい」みたいな
「正解」があるわけではないんです。

むしろ、感覚的な部分になるので、
「教える」のは少し難易度が上がります。

すなわち「技の伝授」が必要になります。

一番良いのは、長い時間一緒に過ごしながら、
その感覚をインストールしていくことです。

書く時に、どういうことを考えて、
どういうイメージを作っているのか?

それを「空気感」で伝えていくのです。

「伝授(インストール)」をすることで、
OSそのものが変わるので、
ライティングの技術は飛躍的に向上し、
他と比べる必要がない段階になります。


そして、最後の「3.深層性」とは、

ライティングで言うなら、
その人の「人生すべて」が文章に入っていること

内側から「これを伝えたい!」という
想い、エネルギーが湧き出てきて、
それが文章に乗っかることです。


この段階に行こうと思ったら、
表面的なスキル、テクニックだけ磨いてもダメで、

その人の意識がグンと変わってもらったり、
生き方を変えてもらうことが大事です。

すると、

文章に、深み(味)が出てきて

生命の躍動を感じるようになって

その文章を読んだだけで “インスパイア” される

そういった文章になるのです。


この段階に行こうと思ったら、当然、
自分がまず、誰かに “インスパイア” されなければいけません。


そして、「もう完成!」とかはないので、

「一生かけて、深め続けるぞ!」

という気持ち(決意)が必要です。


これが、「術」を「道」にしていく

ということです。


最近も、僕は色んな人の人生ストーリーを一緒に作っていて、

どれも、今までのやり方が通用しないものばかりだし、

ストーリーを作ることを通して
その人の人生がより深まり、人生の流れが変わるように
より意識のステージが上がるように

と思って作っているので、

本当に学びの連続で、鍛えられます。


その人の人生に深く触れることで、
それを、自分の魂の栄養にしていくイメージです。


どのスキルであろうと、
最終的には「道」にしていくことが大事で、

どんなスキルであろうと、
「道」を極めた先に辿り着くところは同じなので、

その「自分自身の本質的な価値」を高めたら、

あらゆるスキルが何段階も向上させることに繋がります。


一緒に、「ストーリーライティング道」を実践し、
人生を深めていきましょう!