ストーリーライティング

SS12 分解する力と統合する力

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こんばんは、新田です。


前回は、

「仕事術(&勉強術)」

について、解説しました。


さっそく、実践したという方が
たくさんいらっしゃるみたいですね。


ちゃんと実践していただけたら
ものすごい効果を発揮するので、
ぜひ実践してみて下さい!!


ちなみに、あれって
例えば「事務の仕事」をしてる方とかも
有効です。


僕は、かつて、
1日200通くらいメールが来てて、
問い合わせとか、入金対応とか、
全部1人でやってた時期がありました。

200通ってなると、
まとめて読もうとすると
それだけで2時間くらいはかかるし、

さらに、その中で返信が必要なものもあって・・・


ってなったら、おそらく、
普通の人はパンクすると思います。


そこで、僕はどうしてたかっていうと、


まずメールを開封した時点で、

フォルダに振り分けます。


・返信が必要ないメール

・メルマガで取り上げたいメール

・講座で取り上げたいメール

・入金関連で返信が必要なメール

・講座申し込みに関して返信が必要なメール

・コンサル生でアドバイスが必要なメール

etc..

という感じで、フォルダに分けます。


そうしたら、例えば

「入金関連で返信が必要なメール」

は、だいたい同じ文面で良いので、

定型文を予め作っておいて、
まとめて返信します。


つまり、

「入金関連のメール対応をする時間」

というのを作るのです。


なぜ、こうすることが大事なのかというと、

色んなメールがごっちゃになっていると、

入金関連の返信をして、

その後、コンサル生にアドバイスして、

講座の申し込みについて返信して、、

みたいな感じで、

それぞれのメールに対して、
脳を切り替えないといけないからです。


思考が挟まる分、
エネルギー負荷が大きくなるのです。


さらに、1個1個順番に返信してたら、

「うわ~、まだ100通以上溜まってる」

ってなって、
モチベーションが下がってくるのです。


でも、

1.フォルダに振り分ける
2.グループAをまとめて返信する
3.グループBをまとめて返信する
4.グループCを、、、、、、

という感じで、
分解していったら、

「まずは1をやろう!」

ってなったら、そこまでエネルギー負荷は高くなりません。


ざーっと読んで、
フォルダに振り分けたら、

200通のうち、返信が必要なものは
1割くらいだと分かるのです。


この時点で、残り20通まで減らせて
かなり気が楽になります。


で、入金関連のメールがそのうち5通なら、

5通まとめて、ほぼ同じ文面(多少変える程度)のメールを
一気に送ったら、それでOK。


こういう風に、

仕事を「分割(分解)」することで、

効率が一気に上がるのです。


そしたら、
「メールを読んでフォルダ分け」は、
一気にやらずとも、

移動中だったり、

休憩中だったり、

隙間時間でちょこちょこやれば、

そこまで苦じゃなくなります。


朝に50通くらい来てるので、
それは一気にやって、
(フォルダ分けだけで返信はまだしない)

あとは、時間がある時に
ちょこちょこ見て振り分けて、、

ってすれば、

全然いけます。


つまり、

「いかに心理的ハードルを減らすか?」

というのが、大事なのです。


(メールを読む+返信が必要か判断する+返信する)×200通

ってなると、

エネルギー負荷がとてつもなく大きくなります。


だけど、分解することで、
それぞれのエネルギー負荷は小さくて済むのです。


中継地点をいくつも用意する感じですね。


前回、僕が古事記を覚えるときに

「虫食い(黒塗りしたもの)を作る」

というのをやっていると話しました。


「ここに??????もろもろの??以ちて、
 ????????????????????二柱の神に・・・」

みたいな感じで、
まず黒塗りしたものを覚えます。


すると、白紙で覚えるよりも、
はるかにハードルが下がるのです。


どうしてもこれでハードルが高かったら、
さらに黒塗りの部分を減らして、
音読します。


で、まずはそれを完璧にして、

それがクリアできたら、
どんどん増やしていき、
最終的には見ずに言えるようにする

という流れでやっています。


こんな風に、

「分解してエネルギー負荷を下げる」

というのが重要。


これは、「世界地図を覚える」でも同様です。


以前、

「世界地図を2時間で100カ国覚える」

というのをセミナーでやりました。


参加者のほぼ全員が、
2時間後には、白紙に世界地図を書いて、
100カ国書けるようになりました。


どうやるか?っていうと、

最初はとにかく削ぎ落として、
シンプルにして、
それを覚えてしまうのです。


最初は「5個だけ」でいいから覚えて、
書けるようにして、
それを「完璧」にします。

それが完璧になったら、
今度は10個に挑戦します。


10個に挑戦するってなっても、
すでに半分は覚えているので、

なんかできそうな気がします。


あとは、どんどん増やしていくだけ。


いきなり100個覚える!ってなったら、
エネルギー負荷が大きすぎて

「うわ、無理、、」

ってなるので、

まずは「5個!」とか
めちゃめちゃハードルを小さくして、

そこからどんどん追加していくことで

気づいたら、
2時間で100個覚えてる

みたいなことができる分けです。


「身体を柔らかくする」

とかも同じで、

一気に柔らかくしようとしても、

「ムリ!」ってなって、全然進みません。


しかし、

今、自分がどこで止まってて、

それを生み出している原因は
どの筋肉が硬くなってるからなのか?

を認識して、
そこを柔らかくする

ってのを繰り返していくことで、

少しずつ、硬くなる場所が変わってくるので、
その都度、意識して、柔らかくして、
ってしながら進めていけば、

10分もあれば、
ぐにゃぐにゃの軟体動物になれるのです。


こんな風に、

「分解する力」

というのが、仕事や勉強の効率を上げる上で
とても大事になってきます。


一方で、逆の、

「統合する力」

というのも、また大事です。


特に、

「クリエイティブな仕事」

をする上で大事になってきますし、

人生の解釈においても、大事ですよね。


「統合する力」

とは、

異なるものを1つにまとめる思考ですね。


新しいアイデアというのは、

基本的には、既存のものの「組み合わせ」によって

生まれるものです。


・理解
・分解
・統合(再構築)

の流れですね。


これができると、

自由自在に、

色んなものを分解して、
統合(再構築)して、
新しいものを生み出して、、

ってできるようになるのです。


人生ストーリーを作る時も同じで、

「過去こうだったから、
 今こうなんだ」

みたいな紐付けを、みんなやってしまっていて、

そのせいで、過去に縛られてるんですが、

それを一回切って、

「そのおかげで、未来はこう」

という感じで、
良い未来と結び直す(再構築)することで、

過去の意味付けが変わったりします。


これも、
「分解する力」
「統合する力」
によってできることです。


実は、これって、非常に奥の深い話で、
今後、さらに掘り下げていけたらと思います・・!


というわけで、

仕事術&勉強術

ぜひ、実践してみて下さい!!


それでは、また。



PS.
先日送らせていただいたアンケート、
170名の方にご回答頂けました!!

ありがとうございます!!

皆さんの抱えてる悩みが解決するよう
今後も色々発信していきますね!


他にも、メールの返信でも、
(感想、要望など)
気軽に送ってください!

個別で返信は難しいんですが、
なるべく取り入れていきたいと思います!