こんばんは、新田です。
YouTubeセミナーシリーズは最終回を迎え、
これから、先日告知していた通り、
「Next Tribe新シリーズ」
に向けて、今、着々と準備しています!
ネクトラは、今まで「日本の歴史」を中心に見てきたのですが、
今期からは「世界編」にウツっていきます。
今って、
世界のことに対して、
人々の興味が薄れていると思います。
英語のビジネスをやっている人から、
「もう海外とか行かないから、という理由で、
英語の需要が減ってしまった」
という声を聞いています。
国内のことでいっぱいいっぱいなのに、
世界のことなんて考えられねーよ!って。
だけど、僕は、
「だからこそ、”今”、世界のことをきちんと学んだ方が良い!」
と主張しています。
確かに、世界はこれから分断されていくのかもしれません。
だけど、逆に、
オンライン上では、世界はどんどん繋がっていくのです。
そもそも、今起こっている「コロナ・ショック」は、
世界中を巻き込んだ壮大なキャンペーンである、
ということをずっと主張してきましたが、
その本質は、
アメリカ vs 中国
の(情報)戦争なのです。
実弾を使わない代わりに、
情報ミサイルを撃ち合って、
中国を壊滅に追い込もうとしているわけです。
だから、日本だけを見ていても、
今、何が起こっているのか?は
全く見えてきません。
世界にはどんな国があり、
それぞれどんな性格で、
どんな理念を持っていて、
どんな役割があって、
何を目指しているのか??
を知らなければいけないのです。
日本は、
「世界のトップを取ってやろう!」
なんて思ってません。
純粋に、世界中が手を取り合って、
平和な世の中になったら良いのになぁ、
と思っています。
本当はそれで良かったのに、
資本主義(個人主義、民主主義)の波に
飲まれていき、
強制的に「競争」の世界に
巻き込まれてしまったのです。
そんな世界を終わらせるために、
この「コロナ」は起こっています。
世界のことをもっとよく知るために、
ぜひ、これから、「世界の歴史」を
一緒に学んでいけたらと思います!
そして、
歴史(history)とはstoryなわけですが、
それぞれの国に、
「ストーリーの型(パターン)」
がある、という話を以前しました。
ちょっと、以前の記事を抜粋しながら、
復習しましょう。
世界の歴史(の前半)を見ていった時に、
まず、大きく分けて、
・ヨーロッパ(西洋史)
・中東
・インド
・中国(東洋史)
・日本
この5つを見ていこう!
という話をしました。
ただ、この5つの中で、
「インドと中東は、ストーリーとしての歴史は存在しない」
のでした。
なぜなら、中東も、インドも、
「イスラム教」が広まっていて、
イスラム教って、
「アッラー(神)の思し召し」
によって全てが決まるので、
物事に「因果関係」が生まれ得ないからです。
だから、中東の歴史を見ると、
「ウマイヤ朝ができました」
「セルジューク朝のトゥグリルベクという人が〜〜」
とか色々出てくるんだけど、
全体が1つのストーリーとして見えて来づらいのです。
また、インドに関しては、
インド思想は「輪廻転生」によって
前世の因縁によって今世で起こることが決まる、
という価値観もあるので、
より「ストーリー」が生まれづらいのです。
なので、はっきり言って、
中東・インドに関しては、
「さっさと丸暗記してしまった方が良い」
と思っています。
名前を全部覚えてしまって、
その後、(多少)ストーリーを入れていく、
くらいで良いんじゃないかなぁという感じです。
一方で、
・ヨーロッパ
・中国
・日本
に関しては、
「ストーリーの型」
が明確にあります。
ヨーロッパの歴史(西洋史)の
ストーリーの型は、
「ヒーローズ・ジャーニー(英雄の冒険物語)」
です。
「日常の世界から外の世界に旅立ち、
冒険を通して、敵を倒して、宝を持ち帰ってくる」
or
「日常の世界が外から壊されて敵が侵入してきて、
それらと戦って、倒し、再び平和な日常が戻ってきました」
こんな感じです。
ハリウッド映画でよく使われるパターンですね。
一方、中国のストーリーは、
「短編集」
でした。
何度も王朝が滅び、その度にリセットされて、
新たな歴史が作られる。
「ロクでもない皇帝が現れたせいで、
民が苦しみ、国が荒れ、滅んでしまったけど、
そんな時に『徳の高い人物』が現れて、
国が1つにまとまった」
というストーリー。
これはまさに、
「キングダム」
のストーリーそのものです。
キングダムは、戦国の世に、
「秦の始皇帝(嬴政)」
という非常に徳の高い人物が現れて、
その「徳」によって人々は感化され、
国が1つになっていく、
という物語です。
まさに「中国のストーリーのパターン」に
則って作られているのです。
ポイントは、
「実際にそうだったかどうかは別」
ということです。
「事実」と「真実」は異なるのです。
もし、実際の嬴政が、
もっとロクでもない性格の奴だったとしても、
そんな歴史を書いたら、示しがつかないので、
「非常に徳のある人物」
になるよう、ストーリーが改変されるのです。
だけど、その後、また徳のない奴が皇帝になることで、滅び・・・
というのを繰り返すわけですね。
ただ、実際には、王朝が滅んだ理由は、
疫病・大洪水、バッタの大群
だったりするわけですが。
(まぁ、広い意味では、徳が無かったからそうなった、
と言えなくもないですけど。)
こうやって、滅んでは、
また徳のある王が現れ、まとまり、
またロクでもない皇帝が現れて、滅んで、
また・・・
と繰り返すのです。
なので、それぞれのストーリーはしっかり作られているけど、
それらのストーリー同士は、あまり繋がって来ないのです。
そして、日本は、
もともとは違ったのですが、
戦後、「自虐史観」というストーリーの型が
採用されるようになりました。
でも、これは、歴史だけでなく、
多くの人は、「自虐史観」を
自分の人生のストーリーに採用しているのです。
「だから自分はダメなんだ」
「どうせ自分なんか」
という結論になるように、
ストーリーを持っていくわけですね。
だから、歴史観を書き換えていくことは、
人生観を書き換えていくことなんだ!
というのが、これまでのネクトラで
伝えていたことです。
だけど、今期は「世界編」なので、
世界のストーリーを見た時に、
日本をどう捉えられるのか?
を考えていけたらと思います!
・・・というわけで、
以上を踏まえて、こちらの動画を見ると
非常に面白いんじゃないかと思います。
鬼滅の刃で世界史を超高速暗記する裏技
中東はこれで終わりです!笑
世界史の全体像も、同時に解説してるので、
見ておいてくださいね。
それでは、あリガとうございました。
PS.
YouTubeセミナーは終了しましたが、
「ロスになりそう!!」
という声が大きかったので、
今後は、5〜10分くらいのショート動画を
定期的に撮っていこうと思います。
短い時間でサクッと学べる動画を作りますので、
楽しみにしててください!