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歴代天皇を一瞬で全部覚える秘訣

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こんばんは、新田です。

もうすぐ2020も終わりですね。
いかがお過ごしでしょうか。

僕は、昨日・今日と、
ネクトラのLiveをしていました。


今回のテーマは、

「ストーリーライティングを使って
 歴代天皇を全部一気に覚えてしまう!」

という企画です。


だいたい、90分くらいで、
初代神武天皇から、
126代今上陛下まで、
皆あっと言う間に覚えてしまいました。


世界地図の時も、
全く知らない状態から、
1時間で、80カ国くらいを
スラスラと白紙に書けるようになりましたが、


一体なぜ、こんなにもあっさりと覚えることができるのか??


それは、

「ストーリーの力」

を使っているからです。


ストーリーがなぜ記憶に残るのか?と言うと、
点ではなく線で覚えることができるからです。


何かを覚えるということは、
頭の中にあるその知識(に該当するニューロン)に、
電気が流れないといけません。


「犬!」

と聞いたら、犬に関するニューロンに
バチバチっと電気が流れるわけです。


つまり、そこに電気が流れなくなった時、
犬に関する情報が思い出せなくなるわけです。


そして、電気を流すには、

「すでに電気が流れているところから
 引っ張って来たらいい」

のです。


人は、すでに知っている何かと関連づけることで、
記憶することができます。


それは、すでに知っているものには、
脳内でニューロンに電気が流れるので、
そのニューロンと繋げる形で覚えたら
電気を引っ張って来れるからです。


「犬」という概念を知っていたら、
犬に関するニューロンに電気を流すことができます。


すると「ポメラニアン」を見た時に、
犬の一種なんだ、と知ることで、
「犬」から電気を引っ張ってくる形で
覚えることができるわけですね。


・・・と、ここまでは「前提」として、
問題は”どんなストーリーで覚えるか??”です。


歴史をストーリーで覚えようとした時に、
じゃあ「漫画で学ぶ〜〜」とかを買って読んだらいいのか?っていうと、
正直あまり頭に入りません。

色んな人が出てきて、こんなことをした、ってことが羅列されて、
その人がどんな思いで生きているのか、とか、
そういうものが全然心に残らないからです。

(あと、そもそも名前を覚えるのが難しい)


一方で、「鬼滅の刃」の映画のセリフは、
一度観ただけで強烈に頭に残ります。


その世界観にどっぷり浸ることができて
それぞれのキャラが立ってて、
その想いとかを感じながら読み進めることができるからです。


じゃあ、歴史の勉強は、一体どうすれば良いのか?!

ということですが、


それは、

「自分でストーリーを作ってしまえば良い」

のです。


そして、そのストーリーが、

「事実でなくても別に構わない(むしろ関係ない方が良い)」

ということです。


つまり、どうやって126代の天皇を、
たった90分で覚えてしまうことができたのか?と言うと、
実際の歴史とは全く関係ないストーリーを
即興で作っていったのです。


設定も適当です。

むしろ、あり得ない設定の方が面白いのです。


「バイクに乗ってるヤンキー坊主」

とか

「No.1を目指すホスト」

とか、明らかに歴史上に存在しないキャラとかを作って、
強烈なインパクトが残るストーリーを
即興で作っていくのです。


そしたら、そのストーリーがあまりにインパクトがあるので、
まずはそのストーリーを覚えてしまいます。

すると、その中に登場するキャラとして、
各天皇の名前と順番を全部覚えてしまったのです。


つまり、

先に「線」を自分で作って、
その線の中に「点」をプロットする、

ということです。


それができたら、最初に作ったストーリーは
もう忘れてOKなのです。


点だけが残っているので、
そこに正しい線を引くのです。


要するに、最初に引いた線は「補助線」なのです。

正しい線ではなく、あくまで「一時的に」引いた線で、

「その線上にある点には電気が流れる」

という状態を作るのです。


自分で適当に作ったストーリーを覚えることで、
そのストーリーに絡めて、登場人物を全て覚えてしまって、
その登場人物を使って、正しい歴史を覚えるのです。


すると、いつの間にか、
それぞれの「点」に、
自在に電気が流せるようになってくるのです。


つまり、自分で作ったストーリーを忘れても、
天皇の名前は全部覚えてしまっているのです。


そうなったら、その「点」で発生する電力を使って、
正しい線(史実のストーリー)を引けば、
あっという間に、歴代天皇だけでなく、
それぞれの時代背景だったり、その天皇が何をしたか?まで、
一気に覚えてしまうことができるのです。


実際、今日は、それぞれの時代背景、
どんなことが起こったのか、天皇と幕府の絡みなど、
歴史の全体像を一気に解説しました。


多分、これをいきなり聞いたら、
あまりの情報量で脳がパンクするのですが、
先に「歴代天皇」が全部頭に入っているので、
スラスラと頭に入ってしまったのです。


つまり、もっとも効率の良い勉強とは、
最初にまず全体像(ゲシュタルト)を構築する、
ということです。


つまり、日本史で言えば、

・世界地図100カ国くらいを全部書けるようにする
・歴代天皇を全て暗唱できるようにする

これを合わせて3時間くらいで終わらせてしまいます。


その後、

「古代から近代までの歴史を一気に覚える」

というのを”何度も”やります。


最初に歴代天皇を全部覚えることで、
脳内に電流がいつでも流せる川が出来上がります。

そこに何度も何度も電流を流していきながら
周辺知識をどんどん入れていくことで、
だんだん川が大きくなっていく、というイメージです。


気付いたら、巨大なシルクロードが出来上がっていて、
歴史にものすごい詳しくなるのです。


そこまで行ったら、細かい知識を入れて行ったら良いのです。


つまり、一番大きいゲシュタルトを先に作ってから、
そのゲシュタルトの穴を埋めるための
小さいゲシュタルトを大量に作っていくわけですね。


こういうやり方でいけば、
実は2〜3日あれば、社会の勉強は完了します。


受験生が、中・高6年間もかけて勉強するのは、
非常にアホらしいのです。
(社会はさっさと終わらせてしまって、
 数学や英語の力を伸ばした方が絶対に良いです。)


そして、このストーリーの技法は、
「ライティング」
にも活かされます。
(だからストーリーライティングです!)


僕らが、何かの世界観だったり、
何らかの考え方(思想)を伝えたいと思った時に、
それを点として伝えても伝わりません。

だからまずは、何らかの線(補助線)を使って伝えて、
その補助線上にある「点」として頭に残してもらいます。

その「点」が十分自家発電できるようになったら、
その点を通るストーリーを伝えることで、
ストーリーが伝わるのです。


本を読む時も同様です。

ささっと本を読みたければ、
まずは「何箇所かだけ」でいいから読んでみて、
(あるいは、慣れたら目次だけ読んで)

「多分、全体的にこんな感じの話をしてるんだな」

というのを自分で作ります。


そのストーリーが「正しいストーリー」である必要はないのです。

あくまで、いくつかの点を結んだ「補助線」であり、
それぞれの点に電気を流すための「仮」のストーリーです。


そして、頭の中に電気が流れるようになったら、
(これを僕は「脳内にシルクロードを作る」と表現しています)
そこに点をプロットしていくかのように、
一気に全体を読んでいきます。


こうした「脳の仕組み」に関しては、
もう少しちゃんと理解してもらいたいなと思って、
今、本を執筆しています。

早ければ正月くらいに完成させたいなと。


とは言っても、別に出版するわけではなく、
ちょっと遅いクリスマスプレゼント(あるいはお年玉)ということで
無料でお配りしようと思っています。

楽しみにしててください!


ビジネス考え方や、コピーライティングの秘密も
めいっぱい解説しています。


というわけで、今日はこの辺で。

ありがとうございました。


PS.
実際に歴代天皇を覚える具体的なストーリーは、
Next Tribeのオンラインでも、今参加してる方にはそのうち配信しようと思います。
(誰でも絶対覚えられるので、勉強の概念が変わる筈です!)