こんにちは、新田です。
エネルギーの話の3回目です。
先に前の2記事を読んでおいてください。
食とエネルギーとコミュニティ
エネルギーと組織論
今日はセミナーでエネルギーレベルの話が出てて、
その懇親会にて、恋愛系(復縁関係)でビジネスをされている方がいました。
その人は既にそれなりにお客は集まっているそうなのですが、
なかなか「コミュニティ化」が難しい、
という事を言っていたので、折角なのでその場で解決しようと、
どうしてなのか聞いてみたんですね。
すると、こんな答えが返って来ました。
「復縁って、目的が達成されたらそれで僕の枠目は終わってしまうんです。
だから、そこから先に繋がらないんですよ。」
・・・と。
なるほど、確かにそうだな、と。
恋愛とエネルギーレベルの関係
ここで安易にやってしまうのが、「恋愛がうまくいったら、次はビジネスもやりましょう!
恋愛にはお金がかかるから、自分で稼げるようになりましょう。」
みたいな感じでビジネスに繋げる、という事です。
もちろん、こういうズラし方も悪くはないし、
多分これでも一定数は来てくれます。
しかし、これでは「コミュニティ」になっていません。
コミュニティベースでの”ズラし方”というのは、
「ある軸に沿って”抽象化”する事で、両者を繋げる」
という事です。
これはどんな軸でも良いのですが、
例えばその日は「エネルギーレベル」という軸で
恋愛について考えてみたんですね。
復縁をしたいと思っている状態、というのは、
要するにフラれてその人に未練が残っている状態です。
それはつまり過去の記憶を思い出す度に頭を悩ませ、
エネルギーレベルが常に低くなっている状態です。
(過去にとらわれている状態とも言えます。)
エネルギーレベルが低くなると、
それは相手も察知します。
たとえ意識していなくとも、
「雰囲気(表情や仕草など全て含む)」
などから、エネルギーレベルが低い事は非意識で分かるのです。
(ぼやっとした言い方をすれば「オーラ」です。)
特に、女の人はそういった事は敏感に察知するようにできています。
理由は簡単で、
雌は、1回子供を生んだら一定期間新しい子供を作れないからです。
一方で、雄は、子供を作ってもすぐに
相手を変えれば新しい子供を作る事が可能になります。
もちろん、現代の人間の場合は(法律的に)そんな事できなのですが、
僕らの持つDNAは基本的に原始時代からほとんど変わっていません。
原始時代には「収入」などのファクターはありませんし
一夫一妻制みたいなシステムも多分ありません。
だから、雌は、雄を慎重に選ぶようにプログラムされていて、
それは今でも変わっていないのです。
そして、その中で特に重視するのが「エネルギーレベル」です。
なぜなら、エネルギーレベルが低い雄と子供を作った場合、
自分の遺伝子が残る可能性が低くなります。
現代と違って、エネルギーレベルが低い個体(遺伝子)は容易に淘汰されてしまいます。
前回話しましたが、生物の究極の目的は、
「自分の”遺伝子”を残す事」
です。
種でも個体でもなく遺伝子です。
なので、(子供を生める回数が少ない)雌にとって、エネルギーレベルの低い雄は、
相手にするだけ時間が勿体無いのです。
それ故、エネルギーレベルの低い男が近づいてきた場合、
拒否反応を起こすようプログラミングされているのです。
(正確には、そのプログラムを持っている遺伝子が結果的に残ったという事です。)
恋愛とビジネスを繋げる方法
・・・みたいな話から、まず「エネルギーと繋げる」事によって、例えばそこから「健康」に繋げる事もできるし、
もちろん「ビジネス」に繋げる事もできます。
ここでは、
「エネルギーレベルを上げる」
という軸で、色んなものを繋げたわけですね。
この繋げ方は結構便利で、
コミュニケーションでも、ビジネスでも、恋愛でも、健康でも、
色んなものがこの軸で繋がるからです。
復縁系の購入者に、復縁のテクニックとか話しても、ありきたりでつまんないんですよ。
(よっぽど凄いテクニックなら別ですが、それだけだと卒業されて終わりです)
そうじゃなく、少し抽象レベルを上げた話をしながら、
色んなジャンルに移動させていく事で、皆の視野が広がり、エネルギーレベルも回復していきます。
エネルギーレベルが回復したら、何故か自然と復縁できた、
むしろ向こうから復縁を迫ってきた、
なんてのはよく聞く話です。
結局、エネルギーレベルの低い状態をなんとかすれば、
大抵の問題は解決するわけです。
※因みに、ちまたによくある恋愛テクニックとやらは全て、
「自分はエネルギーレベルの高い人間である」と思わせるための手法だったりします。
だから一時的にうまくいっても、相手がエネルギーレベルが思ったのと違うと分かればすぐに冷めます。
パワーかフォースか、2種類のエネルギーレベル
ところで、エネルギーレベルの話に関してもう少し補足しておくと、エネルギーレベルはある一定の基準を超えるかどうかで、
「パワー」と「フォース」という全く別の性質を持った2つに分けられます。
パワーの人は、エネルギーが高く、余っているので、
他人に対してエネルギーを与える事ができます。
(このエネルギーは、例えば「価値」などに変換して理解しても良いです。)
一方でフォースの人は、エネルギーが不足している状態で、
他人からエネルギーを奪う事で補おうとします。
(別に意識してそうするというよりは、勝手にそうなってしまうという事です。)
そして、パワーの人も、ずっとパワーの状態とは限りません。
エネルギーが一定値よりも下がれば、フォースの状態になります。
例えば、強いストレスを与え続ければエネルギーはどんどん下がるし、
フラれて悩み続けたりしてもエネルギーはどんどん下がっていきます。
この原理的な部分をお話すると、
以前、感情は経絡と対応しているという話をしましたが、
「怒り」「悲しみ」「嘆き」「罪悪感」といった特定の感情が強くなれば、
それに対応する経絡が切れて、エネルギーが流れなくなります。
例えば、罪悪感が強いと、肺と大腸の経絡が切れます。
そして、経絡はあちこち繋がっているので、
どこかが切れると、他の部分にもエネルギーが流れなくなって、
他の部分もどんどん切れていくようになります。
(ついでに言えば、経絡は筋肉とも対応しているので、
肉体のパフォーマンスまで悪くなっていくのです。)
パワーかフォースか、それぞれの人の特徴と違い
そして、エネルギーレベルが一定値を切ってフォースの状態になると、・他人の悪い部分ばかり見えてくる
・自分の思い通りにならないと嫌
・誰かを自分がコントロールしたい(支配したい):支配型
・誰かに助けて欲しい(依存したい):依存型
などといった症状が出てきます。
よく、夜中に家族と喧嘩をして、
もう二度と口聞いてやらない!って思いながらも
朝になったらケロっとした顔で「おはよう」って言ってたりする人っていますよね。
あれは、エネルギーが下がってる状態で相手の悪い部分ばかり見えていたのが、
ぐっすり寝てエネルギーが回復したら
「何であんな事で怒ってたんだろう」
と思ったりするからです。
だから、例えばメルマガで何かをセールスする時は、
フォースの状態では書いてはいけません(つまり朝書いた方が良いのです)。
何故なら、フォースの状態では、
「相手からエネルギー(この文脈ではお金)を奪ってやろう」
という意識で書いてしまうからです。
こうなると、相手はそれを(意識していなくとも)察知してしまうので、
逆に売れなくなるのです。
一方で、パワーの状態では、
「相手にエネルギー(この文脈では価値)を提供しよう」
と思って書くので、結果的に売り上げは上がります。
コミュニティビジネスを行う際、
特に参加者同士の交流を活発にする場合は、
パワーの人をなるべく増やしていく事を考えるべきです。
(フォースの人を排除しないといけない、というわけではなく、
純粋に、皆のエネルギーレベルを高めていきましょうという話です。)
それはつまり、
エネルギーレベルの高い空間を作る
という事です。
エネルギーレベルとはポテンシャルエネルギー、
つまり山を登るようなイメージです。
エネルギーレベルの高い空間には、
エネルギーレベルの低い人はそもそも辿り着けません。
(ポテンシャルの山をのぼれないのです。)
なので、エネルギーレベルの高い空間には、
自然とエネルギーレベルが高い人が集まってきやすくなります。
また、前回話した「場の力」によって自然とエネルギーが上がっていきます。
コミュニティにおけるフォースとパワー
もし、そこがエネルギーレベルの低い空間で、更に参加者がフォース状態の人ばかりだと、
お互いにエネルギーを奪い合っている状態なので、
成功者は全く出ません。
島田紳助さんがかつて、若手芸人を集めて行ったセミナーで、
こんな事を言ってました。
「お前ら、あんまり長い時間一緒におったらあかんで。
なぜならお前らはまだ成功してないからや。
成功してないもん同士がずっと一緒におったらそれがコンフォートになってしまうやろ。
だから、一緒にいる時間は『お互い頑張ろうな』って励まし合うくらいにして、
後はそれぞれ別れて1人で頑張った方がえぇねん。」
大分前に見たのであまり記憶してないんですが、
確かこんな感じの事を言っていたと思います。
(読むと紳助さんの音声で再生されるのが凄い!)
そして、これは多くの人にとって非常に耳がイタい、
しかし真実を語っていると思います。
(ふわふわした感じの)自己啓発系コミュニティに多いのは、
リーダーが「支配型フォース」で、
参加者が「依存型フォース」のケースです。
(注:フォースにはこの2種類があります。)
どういう事かというと、参加者全員が、
リーダーにエネルギーを与え続けている状態です。
結果、はたから見ると”宗教的な”コミュニティになります。
だから、リーダーのすべき事は、
なるべくエネルギーレベルの高い空間を作って、
(自分を含めた)全員のエネルギーポテンシャルの基準を上げていく事
です。
全員がパワー状態を維持できるコミュニティは、
お互いに学びを提供し合い、シナジー(相乗効果)が起きて
コミュニティ全体のエネルギーレベルが一気に上がっていきます。
しかも、コミュニティって全員の脳波が揃っていくので、
エネルギーレベルの高い状態で脳波が揃えば
強い共鳴を起こします。
そんなコミュニティが、世界のあちこちにできたら、素敵やん!(あ、また音声再生された)
という事を僕は思って今日も頑張ってます。
それでは、今日はこの辺で!
有り難う御座いました。
PS.
アクセスが結構来てるので、ブログランキングはじめてみました。
どれくらいいくか楽しみにしててください!笑
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