こんばんは、新田です。
前回お配りした
「ゲーテ哲学基礎論~西洋思想を頂上から一望する~」
はもう見ていただけましたでしょうか?
Story Writing Academy
〝ゲーテ哲学基礎論~西洋思想を頂上から一望する~〟
https://creafons.info/l/m/UIysJ3RwH6p2wd
もしかすると、
「ゲーテって文学の人でしょ?」
そんなふうに思っていた方も多いかもしれません。
けれど実は彼は
詩人・小説家としてドイツ文学の頂点を極めながら、
科学者としても、独自の<色彩論>や<植物変態論>を提唱し、
さらには、哲学者・思想家として
ヘーゲルやニーチェといった〝知の巨人たち〟に
深い影響を与えた存在でした。
そしてもう一つ。
あまり知られていないかもしれませんが、
ゲーテは「スピリチュアルの源流」とも呼べる存在でもあります。
現代のスピリチュアリズムに大きな影響を与えた
ルドルフ・シュタイナー──
彼が築いた人智学(アントロポゾフィー)の根底には、
ゲーテの自然観と世界観がしっかりと息づいています。
僕は昔から、
「文理両道を目指そう!」
ということを言ってきました。
文系と理系というのは、相反するものではありません。
本来は、お互いに補い合い、支え合うもの。
〈文の力〉── 言葉で世界を解釈し、意味を与える力。
〈理の力〉── 数式や構造で世界を組み立てる力。
どちらかに偏るのではなく、
両方の視座を持ったとき、
初めて、私たちはこの世界の“全体像”を掴めるのではないかと思うのです。
ゲーテは、まさにその体現者でした。
彼は、感性と理性、芸術と科学、魂と自然、
すべてを分断せずに見つめようとした、
〝統合のまなざし〟を持った人物だったのです。
そして、いま。
僕たちが直面しているこの時代もまた、
あらゆる分断と断絶が加速している時代です。
科学とスピリチュアル、
合理と感性、
正しさと美しさ──
そのどれか一方だけを信じるのではなく、
“両方をつなぐ”こと。
“分けられたものを、もう一度、ひとつに戻す”こと。
これが、現代の錬金術なのではないかと、僕は思うのです。
「ゲーテ哲学基礎論」
を見てもらえたら、
・哲学
・科学
・精神世界
それらが全て、根底で繋がっているのだということが
頂上から一望できます。
(その架け橋を作っているのが、ゲーテ!)
今回の講義を通して、
「西洋思想」という巨大な森の中に、
一本の〝幹〟が立ち上がる感覚を、
ぜひ体験してみてください。
何かを学ぶときに最初にやってほしいのは、
“ゲシュタルト”──全体像の把握です。
例えば、以前配った音声でいうと、
日本の歴史を学ぶときに、
最初に「天皇の系譜」とその歴史の流れを
をまず全部頭に入れてしまう。
1時間の音声を1~2回聴くだけで、
スラスラと初代(神武天皇)から今の天皇までの
全ての名前と大きな流れを覚えることができたはずです。
それを「幹」にして、
あとは枝葉をつけていくだけ!
また、世界の歴史を勉強したければ、
「世界地図」の覚え方を以前解説しましたが、
あれも、1~2時間あれば、100カ国くらい覚えて
自分で白紙に書ける体験をしてもらいました。
それぞれ、無機質に暗記してはいけません。
時間がかかりすぎるからです。
まずは、全体像をストーリーで一気に覚えるのです。
今回の講義でも、
ゲーテを軸に据えることで、
西洋哲学の流れが“ひとつの物語”として立ち上がるよう
設計しています。
そしてここから先は──
この土台をもとにして、
・西洋思想を1人1人深掘ってみたり
・物理や数学など、科学のゲシュタルトを構築したり
・スピリチュアリズムの基礎を、ロジカルに理解したり
ということをやっていくことで、
色んな分野を横断的に学び、
知のネットワークが形成されていきます。
これらの学びはすべて、
ビジネスやライティング、情報発信といった実践領域においても
極めて重要な“基礎体力”となっていくのです。
さらには、
現代文や哲学的思考といった〈読解力=インプット力〉の根本にもなり、
世界の解像度を、何倍にも高めてくれるでしょう。
そして、「アルケミスト2」では、
さらに「錬金術」の世界観をインストールして
スピリチュアリズムを実践で活かせるように
訓練していきます。
それだけじゃなくて、
・SNSの発信の方法(具体的なプロフィールの作り方など)
・コンテンツをゼロから作る方法
・集客から販売までの動線の作り方
など、かなり具体的な話をたくさんしていきますので、
ビジネスレベルを一気に向上させることができるハズです!
というわけで、
いよいよ今月末スタートですので
お楽しみに!
PS.
アルケミスト2詳細はこちらから。
https://creafons.info/l/m/QlJgtKmdxAz0A0
それでは、ありがとうございました。
知のネットワークを作る
