こんばんは、新田です。
昨日、Xにて、
迫くんが発行している新しい通貨〝サコイン〟(ネーミングw)について
書かせていただきました。
多くの方にシェアしていただいて反響が大きかったので
メルマガでもシェアさせていただきます。
(メルマガ用に、少しアレンジしています)
別に、「サコインを買いましょう!」とか、そういう話ではなく、
これを通じて、「お金」というものの本質について
考えてみよう、という内容です。
それでは、こちらからどうぞ。
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年末に迫くんが近所に引っ越してきてから
1週間くらい、1日の4分の3くらい一緒にいます(ガチです)。
今日も、朝から西宮えびす神社の十日戎に行ってきました。
そんな中で、迫くんが発行した新しいデジタルマネー〝サコイン〟を
今後どう広めていくか?ということについて
最近しょっちゅう話していて、
僕からもたくさんアイデアを出してるんですよね。
そのうちの1つが、「サコインの理念を作る」というもので、
これも、以前Xでシェアしているので、
また(読んでない方は)ぜひ読んでみてほしいですけど、
今日は、そこには書いてない、全く違った視点での
「サコイン」について書けたらなと。
これは、迫くんは書けない(迫くんの立場で書いたらおかしい)内容なので、
あえて僕からお話しします。
「お金」について、色々勉強になる内容にしているので、
サコインを買う、買わないは関係なく、
ぜひ読んでいただけたらと。
そして、デジタルマネーについての既存の価値観を
ぶっ壊して欲しいのです。
・・・というのも、おそらく、
多くの人にとって、新たなデジタルマネーを買う時の基準って、
「このデジタルマネーは、上がるのか、下がるのか?」
だと思うんですよ。
(まぁ、それが普通というか、、)
でも、今日お伝えしたいのは、〝全く違った視点〟です。
むしろ、価格の上下で一喜一憂するのはやめよう、という話です。
どういうことか・・・?
順に説明しますね。
デジタルマネーって、夢があるじゃないですか。
かつて、ビットコインなどが爆上げして〝億り人〟と呼ばれる人たちが
たくさん誕生しました。
でも、当時、〝億り人〟になった人が、
そのビットコインを売らずに持っていたら、
今や数十億円になっていて、超お金持ちだったわけです。
実際、そういう人もいっぱいいるでしょうし、
ビットコインだけでなく、他の通貨でも
「持ってるの忘れてて、久しぶりに見たら大金持ちになっちゃってた」
という人は山ほどいます。
最近、トランプがアメリカの大統領になりましたが、
彼は「アメリカをビットコイン超大国にする」と掲げていて、
ビットコインをデジタルゴールドにすることを狙っていると言われています。
この意味を説明するために、
少しだけ、アメリカにおけるお金の歴史について話させてください。
もともと、「お金」というのは、
「金(ゴールド)」を信頼の担保にして作られました。
なぜ金(ゴールド)なのかというと、
金は、精製するのが非常に難しく、
総量が決まっているからです。
だから、この金(ゴールド)を信頼の担保とした「金本位制」が
採用されていました。
しかし、1971年に、アメリカのニクソン大統領が、
金とドルの交換を停止しました(ニクソンショック)。
それでも、ドルは世界の基軸通貨であり続けたのですが、
それを可能とした理由は、
石油をドルで取引する仕組み(いわゆる「ペトロダラーシステム」)を
作ったからです。
つまり、「金」の代わりに「石油」を信頼の担保としたのです。
ちなみに、2003年に「イラク戦争」が起こりましたよね。
この時、アメリカは、
「9.11テロにイラクが関わっていた(アルカイダと繋がってる)」
「イラクは大量破壊兵器を持っているに違いない」
とか色々言いがかりをつけて、イラクを攻撃したのですが、
後に、これらは全部間違いだったことが分かり、
アメリカが言っていたのはあくまで建前で、
本当の理由は、フセインが「石油をドル以外(ユーロ)でも取引する」と
宣言したから、「ふざけんな!」ってなって攻撃したのです。
だって、ドル以外でも取引されるようになったら、
石油取引を信頼の担保にしていたドルにとっては大打撃ですからね。
だから、テロを起こさせて(自作自演)、
イラクに言いがかりをつけて攻撃したわけです。
・・・と、そんなこんながあったわけですが、
最近、ドルの信頼は、どんどん落ちてきてしまいました。
そこでトランプが目をつけたのが、ビットコインです。
トランプが狙っている(と言われている)「ビットコインをデジタルゴールドにする」とは
一体どういうことか?というと、
リアル世界における「金(ゴールド)」が信頼の担保になっているように、
バーチャル世界における「ビットコイン」が金の代わりとなるセカイを作る
つまり、ビットコインを、信頼の担保なしに、
無条件に「価値のあるもの」とみんなに思い込んでもらう
ということです。
ビットコインは、発行総量が2100万枚と上限があるため、
総量が決まっている金(ゴールド)と似た性質があるのです。
・・・とは言っても、これは勝手に決めた数字であり、
これに価値があるなんて幻想でしかないのですが、
この幻想を皆に信じ込ませることで、
みんなのセカイにおける「ビットコイン」を
ゴールドと同等のものにしよう
とトランプ大統領は考えているのです。
そして、アメリカが、そのビットコインを大量に保有することで
たとえドルの信頼が失われたとしても
その代わりとなるビットコインを大量に保有する計画を立てているわけです。
・・・と、これは、
資本主義国であるアメリカらしい考えなのですが、
日本って、こういう考え(生き方)がそもそも合わない国なんですよ。
そう。ここからが本題です!
冒頭で僕は、
多くの人にとって、新たなデジタルマネーを買う時の基準って、
「このデジタルマネーは、上がるのか、下がるのか?」
だよね、という話をしました。
でも、サコインに関しては、
「そんなの、どっちでもいいじゃん」
って僕は思ってて、
そう思ってくれる人が買ってくれるのが理想だよね
という話を迫くんにしています。
「また、そんなキレイゴトを・・・」
と思われるかもしれませんが、結構本気で思っています。
どういうことか??
例えば、こんな例を考えてください。
ある村があって、その村では、独自のコインを発行しているとします。
みんな、そのコインで野菜を買ったり、
お米を買ったり、病院で診察してもらったり・・・
そうやって経済が回っています。
でも、ある日、村の外から人が来て、
「このコインは、他のどの通貨とも交換できないから、
このコインに価値なんて無いよ!」
と言いました。
円ともドルともビットコインとも、
どの通貨との交換レートも「0」なんです。
じゃあ、その村の人たちは、
「価値があると信じていたのに、価値が0だったなんて、、
なら、このコインを持つのはもうやめよう」
ってなるでしょうか??
ならないですよね。
だって、「村で使えてるからいいじゃん」って話なんです。
僕は小学校の頃、「牛乳瓶のフタ」が、
なぜか通貨として使われていました。
みんな、牛乳瓶のフタと、鉛筆や、給食のおかずと交換していたのです。
でも、牛乳瓶のフタに価値があるのは「そのクラス」だけで、
一歩外に出たら、何の価値もないし、
リアルのお金と交換することもできません。
でも、そのクラスにおいては、〝ちゃんと価値があった〟んです。
これでいいんじゃないの?ってことなんですよね。
独自の通貨があって、
他の通貨との交換レートとか関係ない
その通貨の価値を信じて持っている人がいる。
「信頼の担保」なんていらない。
あえて言うなら、
そのコミュニティにおける「関係性(ご縁)」こそが担保。
そうなったら、他の通貨とのレートなんてどうでも良くなるんです。
迫くんは、WEBビジネスの業界において、
独自の通貨を作ったわけですが、
これは、今、彼が持っているプラットホーム「Brain」や、
今後作る予定のいくつかのプラットホームにおいて
使える通貨です。
なんなら、いつか、この通貨だけで暮らせる村が
世界中にできたらいいなと思っているそうです。
(そういうの、面白いですよね。)
もちろん、今は、そんなことできないですよ。
日本で生活していこうと思ったら、
ある程度「円」を持っていないと暮らしていけません。
でも、この日本においては、
別にそんな大きなお金を持たずとも
十分生きていけます。
迫くんは、最近、近所に引っ越してきてから
・理想的な環境の家に住んで
・毎日ゆにわで美味しいものを食べて
・超健康的な生活をして
・たくさんの仲間がいて
・日々学びがくたさんあって成長できて
彼は、
「もう、今の生活で十分幸せなんで、これ以上何も求めるものはないです」
と言ってるんです。
しかも、そんなお金はかかっていません。
多分、生活費は、月2~30万円くらい。
普通のサラリーマンの給料で
十分暮らしていけるくらいです。
なのに、毎日、朝5時半に起きて、
週休0で、夜中まで仕事してるんです。
これ以上お金要らないのに、です。
どうしてそんなモチベーションが維持できるの??
って話ですが、
彼にとっては、この生活が楽しくてしょうがないからなんです。
自分はお金はもう要らないと思ってるけど、
あえて、世の中変えるために、
ビジネスを本気でやろうとしているんです。
そういう人が発行してる通貨だからこそ、
このサコインには意味があると思うんですよね。
もし、迫くんが、サコインで儲けようと思ったら、
自由に発行できるようにして、換金していって、
いくらでも稼ぐことだってできます。
でも、迫くんはあえて、
サコインの発行枚数の上限を決めて、
自由に発行できないようにしています。
「自分がたくさん稼いで、資産を構築する」
とか、どうでもいいと思ってるんです。
お金持ちになりたいなんて思ってない。
むしろ、お金とかどうでもいいって思える人たちを増やしたい
って思ってるんです。
もちろん、生きていくためには最低限稼がなきゃいけないから
マーケティングとかライティングとか学んで
「お金を自由に生み出せる」ようにはなっといた方がいいですが、
それで、お金を大量に所有(保有/独占)しよう
みたいな考えは、僕らが目指す生き方ではありません。
僕はずっと、
「円(えん)を縁(えん)にする」
という話をしてきました。
「円」のまま置いといたって、何も生み出さないんです。
だから、「縁」に変えていく。
お金が余ってるんだったら、
誰かを助けることにどんどん使ったらいいんです。
あるいは、自分を成長させることで
もっとたくさんのものを提供できるようになったらいい。
それで「良いご縁」が増えていったら、
結果的に、お金もまた入ってくるし、
いざって時に、みんなが助けてくれます。
サコインを購入するということは、
ある意味、それを通じて、迫くんとのご縁を深める、ということです。
別にサコインだけではありません。
本来、「お金を使う」ということは、そういうことです。
僕も、色んな講座をやっていますが、
講座に参加する(お金を払う)ということは、
それを通じて、少しでもご縁を深めるということであり、
そういう人に来て欲しいと思っています。
もちろん、ご縁を繋ぐ方法は、お金が全てではありません。
でも、高額の講座に参加してくれたり、
個別コンサルに申し込んでくれたりしたら、
分かりやすく距離が縮まるので、はやいんです。
使えるもんは、使ったらいい。
すべては、「円を、縁に変えている」ということ。
もちろん、サービスを提供する側としては、
もらった以上の価値を提供する心づもりでいますが、
「何がもらえるか?」以上に、
「ご縁を大事にしていこう(そのためにお金を払おう)」
という意識の人を集めていった方が、
コミュニティは絶対良くなります。
そして、良いご縁が繋がっていって、広まっていって、
新しいものがたくさん生み出されて、
もっと面白い人生になっていくはず。
「お金」の本質にもっとも近いのは
「お玉串」です。
「お玉串」とは、神社参拝した時に納めるお金です。
あれって、1万円払う人もいれば、
100万円払う人もいれば、
中には1000万円払う人もいる。
でも、いくら払おうと、
何かもらえるわけではないですよね。
「こんなに払ったんだから、なんかよこせ!」
とか言わないわけです。
でも、それだけ払うことで、
その神社(の神様)とのご縁を深めれば、
きっと、何かしらの功徳があるはずだ
と信じて「お玉串」を払っているわけです。
それと同じで、
この人とご縁を深めることで、
きっと、自分の人生にとって何か良いことがあるはずだ
とそう思った人が、
セミナーなり、コンサルなりに申し込んだら良いと思うんですよ。
それをきっかけに、ご縁を深めていったら、
きっと何か変わるはず。
というか、僕らは「ご縁第一主義」で生きてるので、
ご縁を大切にしようと思って来てくれる人には、
その分、打ち返していくつもりでいます。
迫くんが発行している「サコイン」に関しては、
迫くんとのご縁を深めたいって人は、
買ってみたらいいと思うんですよ。
もちろん、それが全てではないですが。
だから、それで、
サコインの価格が上がるか下がるかなんて、どっちでもいい
ってこと。
だって、
「サコインの価格上がった!ラッキー!!」
って喜ぶのは、それは「円」を基準に見ているからです。
「縁」を基準に見るなら、
上がろうが下がろうが関係ない。
まぁあえて言うなら、
ずっと持っていたら爆あがりするかもしれない。
(宝くじよりは確率高そう)
結局、ビットコインもそうだったじゃないですか。
一時の上下に翻弄されて(一喜一憂して)
すぐ売ってしまった人より、
ずっと持ち続けていた人が最終的に大儲けした。
もちろん、サコインがそうなるかは分かんないですよ。
でも、「ご縁のために」と考えるなら、
どっちでもいいんですよ。
たとえ紙切れになってもいい。
少なくとも、今後迫くんが運営する色んなプラットフォームで使えるんだし
無駄になることはないんです。
そして、万一、価格が暴落した時に、
「信じてたのに裏切られた!!」って離れる人もいるでしょうが、
「別に、ご縁のために投資したんだから、
それでダメだったら仕方ない」
って言ってくれる人もいるはず。
そういう人こそ、本当に大事にすべき人です。
だから、上下とか関係なく、
「持っておく」ことでご縁が深まるなら、それでいいや。
そう思ってくれる人を増やしていこう
と、そんな話を迫くんにしています。
「資本主義」というのは、色々と無理がある価値観なんです。
資本主義の大前提に、
「GDPが上がり続けること=善」
というのがあります。
でも、本当にそうなのか??って話なんです。
別に、GDP上がっていかなくたって、
毎日美味しいものが食べられて、
健康的な生活ができて、
良い仲間がいて、
学ぶことができて、
日々成長することができて、
関わる人を幸せにできたら
それでいいじゃん、って思いませんか?
むしろ、GDPがどんどん上がれば上がるほど、
格差が生まれ、ストレスを溜め、
幸せから遠かったりするんです。
江戸時代は、文明の発展は遅かったかもしれないけど、
平和で、精神性高かったじゃん、って話。
日本は、「外からの影響」がない時が、一番平和なんです。
鉄砲が伝来したり、
ペリーが来航したり、
「外からの影響」を受けて、
「もっと発展しないと!」
「もっと豊かにならないと!」
「もっと独占しないと!」
ってなった時に、平和じゃなくなるんです。
「独占」「所有」という考え方が、
もっとも平和を遠ざける。
これからの時代は、「所有」じゃなくて「総有」の時代。
すなわち、「私の資産」ではなく
「みんなの資産」をみんなで増やしていく時代です。
これから、「お金」というものの実態が
どんどん無くなっていくでしょう。
だからこそ、僕らは、「お金」の本質というものに立ち返って、
良いお金の稼ぎ方
そして、
良いお金の使い方
とはどのようなものか、みんなで考えていきましょう。
それでは、ありがとうございました。