進撃の巨人の源泉

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こんばんは、新田です。

最近、進撃の巨人の作者の諌山先生が
情熱大陸に出ていたということを聞いて、見てみました。
(明日の22時までなら、公式サイトで無料で見れるそうですよ。)

情熱大陸では、
アーティストがいかにして作品を作っているのか?
というのをよく取り上げていますが、
色んな人が、アイデアをひねり出すために
様々な努力をしているのが分かって
面白いですね。


僕は、面白いアイデアを出すためには、

「生みの苦しみに耐え続けること」

が必要だと思っています。


アイデアがどうしても出ない時って、
「う〜〜〜ん」
って唸りながら頭を揺らしたり、
体を拗らせてみたり、
ウロウロしてみたり、
ゴロゴロしてみたり、

とかしながら、


「あぁ、なんか良い感じのがちょっと出てきた・・・」

というこのタイミングで、
脳に一気に負荷をかけることで、
アイデアをひねり出していきます。

そしたら、出て来るアイデアの質が格段に変わるのです。


おおお、すごいものが出てきた・・・!!

って感じになります。

その瞬間、まるでエネルギーの塊がズドンと降りてきたかのようで、
全身にエネルギーがみなぎり、
高速で一気に書き切ってしまいます。


でも、多くの人は、ちょっとアイデアが出てきたときに、
そこで満足してしまうのです。


これは、言うなれば、
ほとんど残っていないケチャップを、
ボトルを握って一生懸命ひねり出しているときに似ています。

ケチャップのボトルを一生懸命拗らせて
底に溜まった液体を集めていき、
「あぁ、ちょっと出てきた・・・!」
というタイミング。

ポトっと落ちそうなときに、
「もういいか」
って力を抜くと、少しだけ出ますが、それで終わりです。


でも、ここで止めてしまわず、
さらに圧力をかけていくと、
ある瞬間に、

「ドバッ!!」

と一気にケチャップが出て来るのです。


まさにこんな感じ。

とてつもないアイデアが出せる人は、

「生みの苦しみの際の強烈な”脳の負荷”に耐えられる人」

なのです。


莫大な脳の負荷がかかるので、
当然、そのためにエネルギーを蓄えておかないといけないし、
そのエネルギーを一気に使ってポテンシャルの山を超えるのです。

そうすれば、お宝(アイデア)が手に入ります。


漫画家とか、アーティストの人たちって
そうやって、作品を生み出してるんじゃないかな〜って思います。


・・・とは言っても、
別にメルマガ書くたびにこんなことしてるわけではありません。

こういうのはたまに、
本当に気合い入れてセールスレターを書く時とか、
そういう時くらい(年に数回)で、

普段のメルマガだったら、
皆から沢山のメールが来ててある程度エネルギーが集まっているので、
今日も、ここまでまだ10分経ってません。
多分20分以内に書き切れます。

ある程度アイデアがあれば、キーボードに手を置いていたら
自動書記のように、サラサラっと書けるんですけどね。
(自動書記のやり方は、またそのうち詳しく解説したいなと思っています。)


さて、話を戻しまして・・

今回の情熱大陸を見ていると
「進撃の巨人」という世界観がなぜできたのか?
というのがよく表されていました。


情熱大陸に、進撃の巨人の作者(諌山先生)の親が出て来たのですが、
これがまた強烈な「ヴァンパイアペアレンツ」なのです。
(ヴァンパイアペアレンツとは、子供のエネルギーを吸い取っている親のこと)


例えば、諌山先生が子供の頃、漫画家になろうとしていたときに、
親が勝手に部屋に入って、自分が隠していた描きかけの漫画を勝手に読んで、

「お前は漫画家にはなれねぇ!!」

とか言いだします。

完全なドリームキラー。


さらに、情熱大陸のインタビューで、
「進撃の巨人についてどう思いますか?」
と聞かれたとき、父親は、

「まず、絵が下手。読みづらい、見難い。」

とひたすらダメ出し。
諌山先生、気まずい顔してます。


さらに、
「誰かゴーストライターがいるんだろうなって思ってたんだけど、
なかなかメッキが剥がれないから・・」
みたいなことを言い出します。

諌山先生は明らかに「ちょっと、何言ってんのアンタ」って顔してるのに、
親2人がそれで盛り上がっているという・・。


さらに、諌山先生の住んでいたところは、
山に囲まれていたとても閉鎖的な田舎でした。

周り山ばっかりで、
閉鎖的な感じです。


こんなとこで暮らしてたら、
「いつか外に出たい!!」
と強く思ったでしょうね。


この幼少期の経験が、
進撃の巨人の世界観を作っていたんじゃないかなって思います。


閉鎖的な田舎に住んでいて、
そして、いつも勝手に部屋に入って息子のエネルギーを奪って来る親。


それはまさに、
「いつ壊されるか分からない壁に囲まれ、
壁の外から巨人が侵入して襲って来る」
というウォールマリアの環境にソックリです。


あの独特の気持ち悪さや、不気味さ、恐怖感は、
幼少期の親との関係において作られたのでしょう。


そう考えたら、進撃の巨人が生まれたのは、
諌山先生の親のおかげだったのかもしれませんね。


だって、もし、本当に子供のことを考えて、
愛情深い親だったら、
あんな「進撃の巨人」のような作品は生み出されなかった筈です。


ずっと閉塞感漂う田舎で、
あれほどひどい親のもとに生まれたから、

「ここから抜け出したい!!」

「外の世界に行きたい!!」


「自由の翼が欲しい!!!!」

と潜在意識で思っていたのです。


そのずっと抑圧され続けた感情を爆発させるがごとく、
立体機動で飛び回りながら、巨人を爽快に倒して行く、
あのストーリーが出来上がったのです。


全て、「あの親のおかげ」なんですね。


そう考えたら、どんな親が子供にとって理想の親かって、本当分かんないなって思いますね。


成功者の親は、結構酷いこと多いですしね。

まぁ、育ちが悪いと、成功した後、歪んで行くことが多いんですが・・・


ところで、進撃の巨人というのは、
非常に現代的な物語だなという風に思います。


昔は、

正義 vs 悪

という分かりやすい構図の物語が多かったんですが、


進撃の巨人は、最初は、

人間 vs 巨人

という構図なのかな?と思いきや、

実は人間の中に巨人がいて、
さらに黒幕は人間だったり、
敵だと思ってたやつが、実は良いやつだったり、
今では「主人公の方が悪なんじゃね?」って思うような展開だったり、

正義って結局どの立場で見るかで全く変わってる来るんだなってことを
改めて思い知らされますね。


「本当に怖いのは、内部である!」
ということを象徴しているなと思います。


完璧な壁を作ったって、
中から崩されたら終わりです。


会社もそうですね。

もう絶対破られないという最強のセキュリティを作り、

「よし、これで完璧だ!!!」

と思った瞬間、内部から裏切り者が出て来たら終わりです。


そんな現代の世界観をよく表しているなと。


真に安心できる、
真に自由な世界で生きたい。

そんな作者の思いが、

「巨人を一匹残らず駆逐してやる・・・!!」

というセリフを生んでいたのかなと思います。


ちなみに、情熱大陸では、
最終回の打ち合わせをしていて、
最後回の一番最後のコマをテレビで公開していました。

もう終わっちゃうんですねー。

時代が変わりますねー。


ぜひ、綺麗に終わらせて欲しいなと思います。


ではでは、今日はこの辺で!

ありがとうございました。


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