こんにちは、新田です。
今日は、今後の僕の発信における
〝コアキーワード〟を提示いたします。
それが、
〝立体知性〟
です。
これは、AI時代において、
人類の〝次の進化〟の方向性を示すための
合言葉にしてもらえたらと思います。
数年前に、
「シンギュラリティ(2045年問題)」
という言葉が流行りましたよね。
AIの知性は、いずれ人類を追い越す。
それが大体、2045年で(うたらかんたら・・)
そんなことが囁かれて、
「本当にそんなこと起こるの?」
と思っていた人も多かったでしょう。
しかし、お気づきの通り、
シンギュラリティは、もうすでに起こっています。
数十年後と言われていたものが、
あっという間に来てしまった。
これが、まだAIが本格的に浸透して、〝たった数年〟の出来事です。
いよいよこれから、圧倒的なスピードで
人類を追い越していくことは、もう〝必然〟でしょう。
だからと言って、
「じゃあ、これからはAIをいかに使いこなせるかが大事なんだ!」
みたいな話をしたいわけではありません。
むしろ、その「使いこなすこと」すら、
AIができるようになる日は近いでしょう。
・・・であれば、
人類に残されたものは、もはや何もないのか?
否。
むしろ、逆です。
ここからが重要なポイント。
今日話したいのは、
「こんな時代だからこそ、これから起こる
ある進化の可能性について」
です。
確かに、AIはとてつもない勢いで進化しています。
しかし、
AIが極めるのは、
〝平面知性〟までです。
平面とは何か。
それは、〝最適化〟の世界。
正解を出す。
効率を上げる。
確率を最大化する。
AIは、この平面を「完成」させます。
あらゆる分野で、
最速で、
最も合理的な答えを出し続ける。
人間より速く、
そして、より正確に。
その結果、社会全体の思考様式もまた、
静かに変質していきました。
正解/不正解
勝ち/負け
合理/非合理
あらゆる価値判断が、
分かりやすい二元構造へと整理されていきました。
曖昧さは削られ、
揺らぎは排除され、
複雑さは単純化される。
そうして世界は、
理解しやすく、判断しやすい、
〝平面〟へと押し広げられていったのです。
しかし、
最適解が増えるほど、
意味は薄くなっていきます。
正解が瞬時に手に入るほど、
問いは浅くなります。
でも、みんな、
「それでいい」
と誤魔化し続けている・・・。
SNSを見たら、
「最新のAIツールが」
「このプロンプトで」
みたいな話ばかり。
どんどんAIで完全自動化されていった先に
何が残るんだろう?と。
この〝AIの異次元の進化〟により、これから何が起こるか?
AIは、
「平面知性」を、とてつもない勢いで、
〝完成〟させていきます。
そこで、やがて人は、2通りに分かれるでしょう。
1つ目は、
その完成された世界で、
何の疑問も持たずに生きていく人。
(AIに支配されて生きていく人。)
もう1つは、
そんな世界に〝違和感〟を持ちはじめる人。
おそらく、後者の人が、増えていくはず。
なぜなら、
人間は、最適化だけでは、生きられないから。
成功と喪失。
合理と情動。
科学と神話。
社会と性愛。
これらは、どちらか一方に還元できない。
つまり「矛盾」です。
AIは、矛盾を〝処理〟できます。
無理矢理、平面に落とし込むからです。
しかし、人間が得意とするのは、処理ではありません。
人間にしかできないこと。
それは、
矛盾を抱えたまま、
そこから新しい意味を創発する。
ここにこそ、人間の〝本来の〟領域がある。
それが、
〝立体知性〟
です。
立体知性とは、
矛盾を排除せず、
その緊張から新しい意味を生み出す知性。
AIは、
最適化し、
平面を極め、
分かりやすい答えを出す。
それに対して、
人間は、立体に目覚めて、
新たな意味を生む。
この〝役割分担〟が必要になってくるんです。
これは、
「そんな世界を目指そう!」
という話でもあるけど、同時に、
時代の必然だとも思っています。
平面が完成した時、
勝手に次元は上がる。
かつて、
産業革命が肉体を拡張したように。
情報革命が処理能力を拡張したように。
AI革命は、知性を拡張させる。
しかし、その拡張は、想像よりも早すぎる。
AIが、平面知性を完成させた時、
その先で、人類は気づくのです。
最適解では、文明は続かない。
創発がなければ、新たな意味が生まれない。
だからこそ、
これからの時代、
いよいよ、人類が〝立体知性〟へと移行する時が来た
そう言えるでしょう。
これは決して、一部の覚醒者の話ではありません。
これまでの宗教がそうだったように、
1人の〝目醒めた人〟が救世主となる物語ではなく、
たくさんの人が、同時多発的に、そうなっていくもの。
なぜなら、これは、
「もともと人間が持っていた(はずの)ものに立ち返る」
という話だからです。
つまり、
眠っていた構造が、ただ目覚めるだけ。
AIは、その〝触媒〟なのです。
これまでの学校教育で行って来たのは、
全て「平面知性」を作る教育。
つまり、AIにとって代わられます。
最近、AIを使っていて、感じます。
学習スピードが、圧倒的に加速できる。
あらゆる科目、あらゆる分野におけるエキスパートが
優秀な家庭教師として24時間ついてくれている。
〝超英才教育〟が、誰でもできるようになったのです。
昔だったら、大学で1週間かけて学ぶような内容が、
数時間でできてしまう。
なんなら、知識を覚える必要が無くなったので、
骨格だけ理解しておけば、
脳に外付けハードディスクを接続しているかのように
「拡張知性」をいつでも使える。
ただ、この「拡張」は、あくまで平面領域。
この平面領域に存在する、様々な矛盾を、
〝処理する〟のではなく〝引き受ける〟ことを選んだ時、
新たな意味が生成される。
それは、単なる計算ではありません。
そこには、
痛み
葛藤
迷い
責任
が含まれているから。
この、
「矛盾の緊張を創造エネルギーに変換できる知性」
こそが、
有限で、
不完全で、
時間の中にいる人間だからこそ
可能とすることです。
もし今、AIの便利さに見惚れて、
最新のAIツールを追いかけ続けているなら・・・
別に、それが悪いとは言いませんが、
平面の中で速さを競う限り、
その勝負は、いずれAIに譲ることになるでしょう。
だからこそ。
これから問われるのは、
〝どれだけ速いか〟という横の移動と、
〝どれだけ深いか〟という縦の移動を
両方併せ持つこと。
最適解を出す知性(AIによる拡張知性)と、
矛盾を抱える知性のハイブリッド。
僕は、15年前、
「全業種教育産業化」
を宣言しました。
いつか、ネットビジネスが、あらゆる業界と統合され、
〝教育産業〟になっていくと。
それはもう、達成されました。
あらゆる業界の知識が、YouTube、SNSを通して、
自由に学べる世界が、実現したのです。
だから、次のフェーズに移行する時。
〝シン教育産業化〟
は、平面知性の先にある、〝立体知性〟を作っていく時代です。
いよいよ、
人類が本来の知性へと還る時。
立体知性の時代が、始まります。
立体知性の目醒め〜AI時代がもたらす人間の新たな進化〜


