アルケミスト

もっとも卑しくて傲慢な考え

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebook にシェア
Pocket

こんばんは、新田です。


今日は、かつて、僕がビジネスをやっていて
完全に間違った思想に染まっていた、という話を
赤裸々に話そうと思います。

これからビジネスを始める人はもちろん、
すでにビジネスをやってる人にも聞いてほしい話です。


さて、昨日は、アルケミスト2のご案内をさせていただき、
さっそく、続々と参加者が増えています。


錬金術とは、

「GOLDを錬成する」

というものですが、


GOLDとは、

〝決して価値が失われないもの〟

のことです。


そして、このGOLDは、物質的な「金(きん)」だけでなく、

「心の中にも、GOLDを錬成できる」

という話を、

去年のアルケミスト(1期)ではしていました。


逆に、「GOLDではないもの」というのが、

実績、スキル、才能、フォロワー数、etc..

なんですね。


それは、自分の本当の魅力(価値)ではないのです。


そして、今期は、

「関係性におけるGOLD」

ということをテーマにすると書いていますが、

これは、

「(真の意味での)ご縁」

です。


僕はずっと、

「円(えん)を縁(えん)に変える!」

ということの重要性をお伝えしてきたのですが、

ビジネスを始めたばかりの僕は、

GOLDを錬成しないような関係性ばかりを

無自覚に作ってしまっていました。


ビジネスを始めた当初・・・

僕は、数万円くらいの教材であれば、
メールを何通か送れば、
〝数千人〟すぐに集まるくらい
集客力がありました。


プロダクトローンチとか一切やってないし、
広告すらも使ったことなく、
動画とかも使わず、基本、文章のみです。


で、当時の僕の発想として、

「たくさんの人を集めたら、母数が増えるから、
 そこから絞っていくことで、
 濃いご縁の人が集まるはずだ」

という考えがありました。


「マーケティングファネル」という考え方です。

実際、そこから抽出していくことで、
優秀な人がたくさん集まってきて、

当然、そういう人たちにアドバイスしていけば
すぐに結果が出ます。


数千万円〜億とか稼げる人が続出して、
業界で有名な人は、ほとんどうちのコミュニティに入っていました。

でも、そこで集まってきた人に、
僕は、表面的な関わりしかできていませんでした。

確かに、1人1人の相談に、
何時間も(人によっては丸1日使ったりして)乗っていました。

でも、あくまで「ビジネス的な相談」に乗るだけ。

もっと、みんな、
夫婦関係や、健康、子育て、メンタルなど
色んな問題を抱えているのに、

それは「自分の専門外だから」とノータッチ。


幸い、ライティングという武器があるので、
ちょっと添削してあげるだけで、
売り上げなんていくらでも伸ばせてしまいます。

それで、みんなからはめちゃめちゃ感謝される。

「人生変わった!」とか言われる。


そうやって、多くの人に慕われ、感謝されるようになって、

いつしか、その「感謝されること」を
「自分の喜び」に変えてしまっていたのです。

毎回、コミュニティの集まりをやったら、
みんな仲良いし、盛り上がってるし、満足度も非常に高いし、
みんなに「崇拝される」のです。

それで、気分良くなるわけですね。

で、自分と価値観が合わない人は、
関わらないようにするのです。

「自分はもう、人を選べる側の人間なんだから、
 自分と価値観の合わない人に時間を使いたくない」

と思っていました。


でもこれが、いかに、GOLDとは程遠い、
冷たい関わりだったのかを、

師匠から「錬金術」を教わることで、
はじめて認識することになります。


当時の僕は、

みんなから感謝されることで、

自分の力で助けた人を増やすことで、

それを、「自分の存在価値」にしようとしていたのです。


つまり、

〝全部、自分のため〟

に利用していただけだったんです。


誰かが結果が出て、感謝されるたびに、

「本当によかった!!」

と喜ぶ反面、心の奥底で、

「よし、これでまた、自分のおかげで人生変わった人が増えたぞ」

「これを皆に言うことで、自分のブランドはより強いものになるぞ」

という〝卑しくて傲慢な〟考えが生まれていたことに、

自分で気づけていなかったのです。


そうやて、心の奥底に生まれたその感情は、

どんどん自分の心を蝕んでいきます。


「もっと、皆に感謝されたい」

「もっと、自分のおかげで人生が変わった人を増やしたい」

そうやって、自分の帝国を築いて、

自分と価値観の合う人だけを残して、

それ以外を排除していく。


それが「良いコミュニティ」なんだと思い込んで・・・。


歴史上、こうして、「国」というものは滅んできたのです。


「王(KING)」たるもの、
心にGOLDを作らなくてはならない。


GOLDを持たない者が
一国一城の主(あるじ)になろうとしたなら、
その国は、最盛期を迎えた時に、崩れていくのです。


心の中にGOLDを作るとは、

「どれだけ感謝されようと、一切、自分の満足感に変えない」

「そこに、自分の価値(存在意義)を見出そうとしない」

ということです。


仕事とは、

「お仕えすること」

というのが本来の意味。


僕は、完全に、それとは真逆の心を作ってしまっていたのです。


心の中に「庭(Innner Garden)」があるとするなら、

そこには、表面的には、綺麗な花がたくさん咲いているけど、

地面が、どんどん腐っていたのです。


やがては、すべての花が、〝なぜか〟枯れていってしまうのです。


それが分かっていたから、

現実的には一見、何の問題も起きていないはずなのに、

「見えない不安」が消えなかったのです。


さて、話を〝現在〟に戻します。


僕は、今は、

「自分自身の持っているもの」

で勝負しないようにしています。


確かに、「ライティング」という強力な武器を持ってはいるけど、

これがメインではなく、

「ご縁」を一番の武器にしているのです。


今、僕は、

かつて僕のコミュニティのメンバーだった人から、

家族とかも入れたら100人以上、近くに引っ越してきて

毎日のように会っています。


メリットデメリットとかを超えて、

「共に生きる人」

がどんどん増えている。


それも、自分1人で集めたわけでは決してなくて、

「ご縁」のネットワークの中に、組み込まれていく。


いわば、

たくさん花が咲いている庭に、

新しい花が咲くようなもの。


だから、表面的に利用してやろうという考えの人は、

うちには近づけないと思います。


全部見抜かれるから。


でも、時代的に、だんだんそうなっていくはずです。


「個人主義」という価値観を〝逃げ〟に使って、

「個人で輝く時代だよね」

とか言ってるのは、もはや古いよね(イタいよね)

となっていくはずです。


そこから、どう抜け出していくのか?という

「鍵」になるのが「植物」なんです。


植物には、すべてが詰まっている。

〝競争〟とは〝共創〟

〝教育〟とは〝共育〟

それを、植物から学んでいきましょう。


僕のコミュニティに参加する最大の価値は、
「ご縁」です。

ご縁への投資だと思ってほしい。

そういうビジネスを増やしていきたい。

そういった話を、これからたくさんしていきます。


アルケミストはこちらから。

アルケミスト2


先行特典は明後日までです!!


それでは、また。