こんにちは、新田です。
最近のAPAホテルのニュースは色々学びが多いですね。
何が起こってるかというと、
APAホテルで南京事件を否定する本が置かれていた
↓
中国版Twitterで大炎上
↓
それに中国政府やメディアが怒って各旅行業者や宿泊予約サイトからAPAホテルを予約できなくするよう圧力をかけて制裁をする
↓
それに対してAPAホテルは「日本は言論の自由が保証されてるから本は回収しない」との見解を示す。
もともと中国人観光客はマナーが悪いと日本人の間でよく言われていた(全員ではないけど)ので、
APAホテルは中国人観光客を失った代わりに、日本人に対しては「中国人全くいないなら泊まろうかな」と逆に好印象、ある意味タダであちこちで宣伝してもらってるようなモンですね。
中国政府は制裁してるつもりが、もともと中国人観光客は5%程度しかおらず、逆に間接的に宣伝に協力することになって、
しかも「中国人を締め出した方が会社にとってプラスになる」という印象を日本人に与えてしまっていて、全く制裁になってません。
中国人って仮想敵を作ることで身内(コミュニティの結束)を固めようとする傾向にあって、
日本人はそれに対して、積極的に仮想敵を自分からは作る人はあまりいい印象を持たれないのですが、
向こうから理不尽な要求やクレームが来た時に厳正に対処する人や会社をやたらと評価する傾向にありますよね。
守りの姿勢でコミュニティを固めている感じです。
勉強になりました。
今日は短いですがこの辺で!