こんにちは、新田です。
11月も終わりですね。今年もラスト1ヶ月。
11月は久しぶりに超忙しい月でした。
先週は2日間、僕主催の勉強会をしてました。
僕の開く勉強会は、基本的に「参加型」です。
僕よりも、参加者の方になるべく喋ってもらうようにしています。
26日の勉強会では、一切何の準備もせずに開催しました。
僕がマイクを色んな人に渡して、
リレー形式で1人10分(以上)発表をしてもらいます。
ある人は自分が読んだ本を1冊解説したり、
ある人は独自の理論を解説したり・・・
という感じで、発表を繰り返しながら、
僕がやる事は、それらをネットワーク化していく、という作業です。
つまり、
「○○さんの言ってくれたこの部分は、
○○さんが解説してくれたこの理論と繋がってますよね」
という感じでどんどんネットワークを作っていくわけです。
こうやって、全員が持ち寄った知識を材料に、
その場で知のネットワークを構築していき、
更に抽象度を上げて、全てに共通する本質を見いだす、
という流れです。
一方で、27日に行った勉強会は、
どちらかというと「セミナー」形式で、
発表は僕ではなく、コミュニティのメンバーにやってもらいました。
具体的には、
●サトリさんによる「宗教」セミナー。
それぞれの宗教がどういった構造になっていて、
どんな世界観を打ち出し、どういった人を集めていて、
どのようにコミュニティ化しているのか、
といった視点で解説してもらいました。
●わっきーによる「金融」セミナー。
最近株で大儲けしているらしいわっきーが、
バブルについて解説。
難しい経済用語などを一切使わず、
金融の基礎知識と、ビジネスとの繋がりを解説してくれました。
●青野さんによる「エネルギーマネジメント」セミナー。
僕がだいぶ前にパワーとフォース、支配型と依存型の話をしましたが、
人はもともと「支配型」と「依存型」の両方を持っていて、
そのバランスをどう取っていくか?というコーチングを青野さんはされているようで、
それぞれの行動パターンや、対処療法、処方箋などを
具体的に解説してくれました。
因みに、僕は最後にちょこっと、全体のまとめみたいな事を話した程度です。
3つとも全く違ったテーマに見えますが、
色んな点で共通しています。
簡単に言うと、以下の5つの視点で見ると色んな事が分かってきます。
1.場を支配している人、物、ロジック
2.場にいる人、物(支配される側)
3.場で循環している物(内部エネルギー)
4.場の外の世界にいる人、物(場の境界線)
5.場の内と外を媒介している物(外部から取り込むエネルギー)
↑これ、非常に重要な事を書いてるので、
是非メモしておいて頂けたらと!
この5つの視点を持っていたら、色んなものが繋がってきますし、
この世界の仕組みみたいなものが分かってきます。
(詳しくは、またそのうち改めて説明します。)
ところで、僕は勉強会では、スライドとか一切用意しないし、
大体アドリブで喋るし、そもそもほとんど喋りません。
というのも、セミナーだけをやるなら、
音声配ればいいじゃん、っていう感じがしていて、
(もちろん学習効果という点ではセミナーの方が高いとは思いますが)
折角皆が一堂に会するなら、僕が喋るよりも、
皆にどんどん参加させた方が良いだろうと思ってるんですよね。
これに関して、1つこんな相談が来ていたので、
挟んでみようと思います。
山本さんより(細かい部分はカットしてます)。
===========ここから===========
「理想の世界(MSP、コア、コンセプト)」の作り方で悩んでいます。
僕なりにブレインダンプ(1000個くらい書き出し)などして、
マインドマップにもまとめ、その中から「これ!」というものを作りました。
しかし最終的に情報を圧縮して一言にまとめると、
いつもぼんやりした言葉になり、いわゆる、
「幸せな人生を送ろう」とか「経済的ゆとりを」みたいなレベルのものと
あまり変わらない言葉になってしまうんです。
もちろん、その僅かな差に価値があるのかもしれません。
しかしやはり、言葉にオーラが宿っているように思えない..!
だからそれを打ち出しても、イマイチ反応が取れるとは思えなくて、
次にどう進んでいけば良いのかと悩んでいます。
同じ悩みを持った人も多いんじゃないかな、って気がするので
もし良ければ取り上げて頂けますと嬉しいです。
===========ここまで===========
その気持ち、非常によく分かります。
なのでちょっと僕の事例を話しましょう。
僕が最初に打ち出した理想の世界(コンセプト)は、
「NEXTSTAGE (ネクストステージ)」
というものでした。
(これが大体2012年のはじめくらいです。)
ようするに
「ステージを上げましょう」
と言っているだけで、
「なんとなく響きがカッコいいから」
という理由により選んだ程度で、
そこまで深い意味はありませんでした。
でも、実際にNEXTSTAGEというコミュニティを作り、
更にNEXTSTAGE通信(ネクステ通信)という参加型メルマガも作って
活動していくうちに、徐々に中身が詰まっていったのです。
例えば、
「ステージを上げて日常全て=コンテンツになる世界で生きる」
「コミュニティのメンバーを新しい世界に連れていきながら
どんどん新しいものを取り込んで、
コミュニティベースで次のステージに進化していく」
「日本の教育システムを変えて日本全体のステージを上げる」
などの意味が付加されていきました。
そして、それに合わせて、
活動の幅も広がっていきました。
例えば、物理、数学という視点からビジネスを捉えるという講座や、
人間分析の理論を学ぶ沖縄合宿、
催眠術という視点で「場の理論」を学ぶ講座など、
色んな講座をやってきたし、
最近は「システム」を作っていく事で、
ネットビジネスのインフラを構築し、
更に、教育業界、医療業界などの他業界にも持っていき、
色んな業界を繋げていく予定です。
・・・と、ここまではこれまで何度も言ってきた事です。
今回の相談は、
「活動をしていく中で埋まっていく感覚は分かるけど、
そもそも最初に打ち出した理想の世界で全く反応が取れないと
活動自体が開始できないじゃないですか!」
という悩みなのだと思います。
そこで今回は、この悩みを”一気に”解決する方法をお話します。
それは何かと言うと・・・
1つセミナーを作ってみるという事です。
(そしてできたら、そのセミナーを実際に開催するという事です。)
自分の作った理想の世界(MSP)を体現するような、
そんなセミナーを作って、開催して、フィードバックを貰う事で、
今までボンヤリしていたものが、急に明確化、言語化できるようになります。
実際に色んな人に発表させていく中で、
この効果は非常に大きいなと感じています。
必死に勉強したり、セミナーに行ったり、沢山本を読む事は大事だし、
そういう時間も確かに必要なのですが、
そこから一歩を踏み出す為には、「発表の場を作る」という事。
「そのコンテンツをどう売るか」
とか、
「どうやってマネタイズ(収益化)するか」
とかは関係無しに、とりあえず作ってみるという事です。
もし誰も参加者が集まらないとしても、
30分くらいでいいから、セミナーを開催するつもりで、
スライドを作って、実際に喋って、音声を撮ってみたら良いのです。
自分の理想の世界がきちんと明確になっていたら、
30分くらいはスラスラ喋れます。
もし「全然喋れない」ならば、
自分の理想の世界が明確になっていないからです。
先週やったリレーセミナーでは、マイクを順番に回していきながら、
「1人10分間、それまでの人の話に繋がるような話をする」
というルールでやっていったのですが、
大きく稼げている人ほど、ペラペラと喋れたのです。
それは何故かというと、自分の中で知のネットワークが構築されていて、
それを「自分の理想の世界」という部分に焦点を当てて喋る事ができるので、
非常に分かりやすく、響くトークができるのです。
マイクを渡されて「はい、何か喋ってね」って言われた時に、
10分も喋り続けられない、ってのは、
「アウトプットする」という意識が日頃から欠如しているという事です。
逆に今回、発表された方に聞いてみたら、多くの人が、
「本当に発表して良かったです!
一気にステージが上がった感じがしてます。」
と言ってくれていました。
実際、今回の勉強会では、
億超えの人や、経営コンサルタントの方とかも来てくれていて、
そんな環境の中で発表する経験って非常に大きいのです。
(自分で主催しても、初心者の人ばっかり集まるのが普通ですからね。)
この経験をして得られるのは「胆力」です。
怖いものが無くなり、
「あぁ、自分の言いたい事堂々と言っていいんだ」
と思うようになり、
自分の理想の世界を体現するために、
本音で発信できるようになるのです。
結局、肚(はら)で語れない人は、
自分の潜在意識のどこかにメンタルブロックがあって、
そのせいで本当に言いたい事が顕在化(言語化)できないからです。
だから、勇気を出して、
言いたい事を喋って、出してみる、
という経験をまずはやってみてはいかがでしょうか。
・・・と、ここでちょっと話は変わって、
昨日、とある経営コンサルタントの方と
一晩中喋ってました。
その方とはよくskypeで話したり、
あるいは時々お茶したりしてるのですが
その方は10年で1500社以上の会社を、上場企業とかも沢山見ていて、
(しかも広告とかは一度も打った事がなく、お客さんは「紹介」だけで来るそうです)
コンサルフィーも、僕とは桁が1つ違うような方です。
その方と喋ってて思うのは、
「神の次元のエネルギーを操っているなぁ」
という事。
神のエネルギーとか言うと「んなアホな!」と思われるかもしれませんが、
例えば僕がライティングのセミナーで解説している
「神話の法則」は、ギリシャ神話を使っていますよね。
これも、一種の「神のエネルギー」なのです。
神話を学べば、人生のステージが分かり、
今何をすべきかとか、次にどんな事が起こるか、
どうすれば次のステージに進めるかなどが分かります。
つまり、未来予知的ができるのです。
当然、セールスレターに応用したら
すぐに「売れるストーリー」が作れるわけです。
しかし、その方は、
それよりもはるか高い次元のエネルギーを自在に操っているのです。
ギリシャ神話だけでなく、古神道なども使い、
全ての現象を神の世界から俯瞰して見ている感じです。
これは裏の人は皆知っている事ですが、
実は、長く続いている大企業だったり、
売れているアイドルグループなんかは
全て、”神の次元”のエネルギーを操っているそうです。
(SMAPとかモーニング娘とかAKBとか。)
メンバーの構成だったり、
誰をどのタイミングで入れるか、とか、
そういった細かい事も含めて、
全て計算されているのです。
「裏で操っている人」は一切表に顔も名前も出さないのですが、
裏で、とてつもない事が行われているのです。
その方は、そういったレベルの現象を全て理解していて、
具体的に何がどうなっているのかを言語化する事も、
更に自分でコンサルする時に再現できるのです。
だから、企業をコンサルする時も、
誰をどの部署に付けて、どの人を辞めさせて、
どの商品をいつ出せばいいのか、といったレベルで分かり、
その通りすると、まるで未来予知したかのように、うまくいくのです。
そして、僕が凄いなと思ったのは、
そういった高い次元の世界を理解しているのに、
実際にコンサルする時は、そういった言葉を一切使わず、
相手が日常で使っている言語に翻訳して説明しているという事です。
例えば、僕らがよく使っている「エネルギーの循環」という次元の話は、
抽象度を下げたら「お金」や「信頼残高」みたいな言葉で説明できるわけです。
しかし、「お金」という次元で考えたら見えないような世界が
「エネルギー」という次元で見たら分かるようになります。
つまり、抽象度を上げて、次元の高い世界で考えたものを、
再び抽象度を下げて現実世界に下ろしてくる、という流れで、
「次に何をしたら良いのか?」
という具体的な事が分かるのです。
それが「神」の次元を使っているわけですから、
「どうすれば業績が上がるのか?」
なんて”当たり前”の話で、
むしろ、稼ぎの額を増やすなんて抽象度の低いレベルではなく、
「いかに「幸せ」と「稼ぐ」が両立できるか?」
にフォーカスしたコンサルをするそうです。
その方のところに来るのはリアル(実業系)の方が多いそうですが、
具体的にどんな話をしているのか聞いてみると、
本当にネットビジネスに繋がる事ばかりで、
むしろ、リアル×ネットを融合させて抽象度を一段上げた世界を理解すれば、
「ネットビジネスで稼ぐ事がいかに簡単か」
が改めて分かります。
僕自身も喋るたびに非常に勉強になってるので、
この話は是非皆にも聞かせたいなぁと思っているのですが、
そういった話って興味ありますか?
もし興味ある人が多ければ、
今度音声とか撮らせてもらって配ろうかなと思うので、
どんな話が聞きたいか、またメールください。
(結構今までも貰ってるので、
少なくともメールくれた方には何かあげようと思います!^^)
それでは、また!!
PS.
12月の勉強会は、
脳科学×運動学と、数学(ガロア理論)です。
あと、動画マーケティングとかも多分挟みます。なんでもアリですw
お楽しみに(^^)