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松本道弘先生の英語道の講義を受けてきました。

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こんばんは、新田です。

今日は、松本道弘先生の
英語のセミナーを受けてきました。

松本道弘先生は、
「英語道(えいごどう)」
というものを提唱されていて、
「英語を通して精神性を高める」
ということを理念として活動されています。

僕も超越文法という語学スクールを運営していますが、
そこで目指している究極形の姿を
体現されているなと感じました!!

講義も、ものすごく深い!!

英語ってこんなすごい世界なんだなってことを
改めて実感しました。

今後も色々関わっていく機会がありそうで
楽しみです!
(これから、一緒にごはんを食べるので、
またその報告は後ほど!)


さて・・

松本道弘先生の有名な言葉に、

「術は道を求め、道は術で証す」

というのがあります。
(先ほどのセミナーでも、この話をしていました。)


これは名言ですね。

「英語を通して道を極める」
ということを考えた時、
ただ精神性が高くなればそれでいいというわけではなく、
きちんと「術」、つまり、
「実際に高いレベルの英語を話せる」
ということも大事だし、
むしろその「術」によって自分の「道」を証明しましょう、
ということ言っています。


例えば、もし、コピーライティングにも、
「コピーライティング道」
というものがあるとしたら、
「成約率が高いコピーが書ける」
というのは、初級なんですね。


道を極めていくほど、
より自分の打ち出す理念に共感してくれた、
より良いお客さんを集めることができ、


でも、世の中で「コピーライティング」とうたっているものは、多くが、
「成約率」「LTV」などで勝負してるんですよね。

僕は、これにはいささか懐疑的です。

だって、成約率を高めようと思ったら、
煽ったり、感情を揺さぶったり、いわゆる、
「集合的無意識」
を使うのが一番簡単です。


でも、僕はこの「集合的無意識」を使ったライティングは
使いたくないのです。
(だから、ストーリーライティングの講座でも、
世の中一般で言われているテクニックは一切教えないようにしています。)


集合的無意識を使うということは、
「大衆化させる」
ということです。


まぁもっと分かりやすく言ったら、
お客さんを思考停止にさせる、
ということです。

混乱させ、感情的にさせ、思考停止にさせ、
いつの間にか買ってしまうようにもっていく、
というのが世の中にあるコピーライティングと呼ばれるテクニックの
9割以上を占めます。


集合的無意識が絶対的な悪だとは思っていませんが、
この取り扱いは非常に危険なものです。


そんなものは使わず、
僕はもっと、相手の魂に訴えかけるような、
そんなライティングを広めていきたいのです。


でも、だからと言って、
売れなかったら意味がありません。


「良いお客さんが集まってる、
すごく良い思いで、真っ当にやってる、
でも全然売れない・・・」

これだとダメなのです。


本当に良いお客さんを集めているのに、
圧倒的な結果を出してこそ、
「コピーライティング道」
です。

しかも、ちゃんとセールスレターを書いて売る、
ということをやりたいのです。


コミュニティを作ると、
究極的にはセールスレターが不要になります。


多分、僕も、セールスレターを書かずとも、
「新しい講座やります」
って言えば、1000人くらいはすぐ集まると思います。


でも、それでも僕は、
コピーライティング道を極めたいと思っているので、
きちんとセールスレターを書きます。

しかも、変な煽りによって売るのではなく、
理念をちゃんと伝えるレターを作ります。


そして、精神性を高めることだけでなく、
きちんとビジネスで結果を出してもらって、
「術」によって証明する、ということを
追求していきたいなと思っています。


ビジネスの世界で生きていくと、
常にこの矛盾と戦い続けなければいけません。

例えば、誰かをコンサルをするとします。

もし、
「もっとも最速でその人に結果を出してもらう」
ということだけを考えるのであれば、一番てっとり早い方法があります。


それは、その人の全てのステップメール、
セールスレター、プロモーションメールを
代わりに作ってあげる、ということです。
(多分、本気でやれば、数日あれば全て出来ます。)

昔は結構これをやっていました。
全部とは言わずとも、6〜7割くらい作ってあげていました。


すると、それまで月に数万円くらいしか稼げなかった人が、
次の月には、いきなり月収数百万円とかになるのです。

すでに月収100万円の人は、
次の月には、月収1000万超えです。


そんな感じで、昔教えていた頃は、
教える人が次々と月収数百万〜数千万超えをして
有名になっていきました。

毎週のようにそういう人が出てきていたのです。


でも、ある時このやり方はよくないな、ということに気づきました。


その人の器が育っていないのに、
無理やり稼がせてしまうと、どうなるのか?

大抵、危ないやつが目をつけます。

つまり、ロクでもない奴が、
「一緒にビジネスしよう」
と誘ってくるのです。

そして、どんどんおかしな方向にいってしまいます。


だから僕は、
売上を伸ばすことを最優先にするのはやめて、
精神的成長、というのを第一に、教えるようになりました。

正直言うと、売上を伸ばすのが僕はもっとも得意とすることであり、
それだけを考えたらいいのならどんなに楽かって思います。

そして、それが一番、多くの人に求められているということも知っています。


でも、
「多くの人が求めているニーズに答えるのがマーケティング」
という考えは、もう古いと思っていますすし、
乗り越えるべきところだと思っています。

だって、その行き着く先が集合的無意識だからです。


なので、成約率至上主義は、もうやめたのです。


でも、だからと言って、
売り上げをおろそかにはしたくありません。


本当に良い思いで商品(コンテンツ)を作っている人が、
ちゃんと売れる世の中にしたいのです。

今の世の中、
まがい物が、変なマーケティングによって広まり、
本当に良い思いを持っている人が売れない、
ということばかりです。

あまりに不条理ではないですか。


あるいは、良い思いでやっている人が、
変な売り方をされてしまうのです。


「別に良い物を売ってるんだから、
どんな売り方をしようと、
最終的に満足してもらえるんだからいいじゃないですか!」

というのは、道を求めていない人の言葉です。


良い思いで、良い商品を作って、
そして良い売り方をして、
しかもきちんと結果を出す。

これこそ、理想の形です。


そういえば、ビジネスの業界では、
業界にそれなりに影響力を与えることができる1つの基準は、
「年収1億円」
だと言われています。


これを達成したら、
ビジネスの業界では、
それなりのクラスの人から
一目置かれるのだそうです。


確かにそうなんですが、
道がないのに、結果だけを出す、ということをしても
ロクな奴が寄ってきません。


そういう金に目のくらんだ下品な奴らが、
「この人にメールを送るのは忍びない」
と思うくらい、神々しいオーラを放ちつつ、
だけど圧倒的な結果を出すような、
そんな存在になれる人を、増やしていきたいですよね。


まぁ、全員がそんな大きな結果を出す必要はないと僕は思っていますが、
それくらいの「影響力」は、持って欲しいし、
それで業界を変えるような人たちが沢山出てきたら良いですね。

そして、その上で、
「コミュニティ」
を形成していく、ということを両立させていく。

この方法論を、引き続きお伝えしていけたらなと思います。

お楽しみに!


PS.
ちなみに、松本先生は、
「道」のことを、moral compassと訳しています。
溝江先生も、これは本当にセンスがある、と大絶賛していました。
英語力を高めると、言語のセンスが磨かれますよね。