京都大学での生活~研究への道と就職への道~

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~目次~
第0章 新田祐士物語序章

第1章 京都大学での生活~研究者の道と就職への道~ ←今ココ

第2章 何故今の会社に就職するとヤバイのか?!

第3章 新田祐士の地獄のバイト生活時代

第4章 資本主義社会と情報ビジネスの世界


こんにちは、新田です。
今日は第2章という事で、僕の大学時代のお話をしようと思います。


僕は大学は京都大学の理学部に入りました。
まぁ物理やら数学やら化学やら生物やら、
そういった事を万遍なく勉強する学部です。


さて、大学に入った初日のガイダンスで、
将来どういった進路があるのかを説明があったのですが、
そこでは、
・研究
・就職
の2択を提示されたのです。


「卒業後は大学に残って研究をするか、
あるいは企業に就職する以外は生きる道は無い」
と教授に教えられたのです。

つまり、この時は「起業」という発想は皆無でした。


はじめは研究の道に進もうと思っていたのですが、
ある時、「研究者になるためには?」みたいな講演会があったので行ってみて、
考えが180度変わりました。

そこで言われた事は、
「研究者の道がいかに(経済的な意味で)厳しいか」
という事です。


大学に残って研究をしていても、まともな給料を貰えるのは教授くらいで、
他はとても生活できるレベルではないそうです。

一応、大学での講義などにも給料は出ますが、
ほとんどフリーターと変わらない給料で、
後はアルバイトとかをして食いつなぐしかないという話を聞いたのです。


因みに、教授になれるのは普通は40歳くらいで、なれるかどうかは運+人脈+実力で決まります。
ドラマ「白い巨塔」とかを見たらわかりますが、あんな感じ。教授選とかやるわけです。
(あそこまでドロドロしてるわけでは無いですが笑)


教授になるまでは、生活をするのも苦しいし、
とても結婚したり子ども生んだりできないし、
何か副業をしないと1人で生きていくのも難しいレベルだそうです。

そしてそもそも教授になれるのはごく一握りで、
最終的には「運」や「人脈」の要素が入ってくるのです。


これってあまりに理不尽すぎる現実です。
京都大学って、一応、日本で二番目の大学で、
皆猛勉強して入ってくるわけです。
その上、大学に残って研究するとなったら、
入学後も毎日朝から晩までひたすら勉強しなくてはいけません。


僕の行ってた理学部という学部は、
「勉強に命をかける人達が集まる学部」、
まぁいわゆる変人達が集まる学部で、
基本的に、授業以外は皆夜遅くまで大学に残って勉強し続けます。


他の人よりはるかに勉強して、努力して、やっと研究者になって、
それでもコンビニと変わらない給料で、中には生活が苦しくてアルバイトをしている人までいます。

なんと理不尽な現実でしょう。


それでも、研究者を目指す人は毎年大勢います。
何故かというと、皆、「勉強が楽しい」と思ってるのです。
数式とか見てニヤニヤできるちょっと残念な人達(僕も含む)の集いです。

授業が無くても、「自主ゼミ」とか言って、自分たちで勝手に本を輪読したりしてました。


それくらい、勉強するのが楽しいと思ってるのです。
僕も、なんだかんだ言って、新しい事を学んだ時とか、
分かんなかった数式が理解できた時は気分良かったものですし、
大学を辞めてからも、数学や物理を1人で勉強したりしています。

そんな風に、楽しいと思える事を仕事にできるからこそ、皆目指すのです。


でも、やっぱり学年が上がるにつれて、経済的な事を考えてしまうものです。


先ほどの講演会で、最後にこんな事を言われました。



「研究者になる為の最大の壁は経済面です。はっきり言って研究だけでは食っていけません。
これを解決するには、
1.副収入を得る
2.お金を稼いでくれる人と結婚する
この2通りの方法しかありません。」


こんな事を言われたら、だんだん皆不安になり、

「やっぱり就職しとこう・・・」

ってなるわけです。



それでも、夢を追いかけて研究の道に進む人は僕は素晴らしいと思います。
お金が無くても、自分が本気でやりたいと思った事を仕事にできる人って幸せです。


この世には4種類の人間がいます。
1.好きな事を仕事にして、経済的に豊かな人
2.好きじゃない事を仕事にしてるけど、経済的に豊かな人
3.好きな事を仕事にしてるけど、経済的には豊かじゃない人
4.好きじゃない事を仕事にしている上に、経済的にも豊かじゃない人


幸せレベルとしては、
1>>>>3>2>>>(壁)>>>4
だと思ってます(主観)。


2の人は、仕事以外に幸せを見つければいい。
あるいは、副業で成功してから、今の仕事をやめる事を考えたら良いでしょう。
4の人はまじで人生変える努力を本気で考えた方が良いです。


で、、僕としては、やはり1を目指したかった。

それを考えると、研究の道はとても厳しいなと考え、
就職する事を決意しました。


それからというもの、僕はとにかく色んな事を勉強して、
色んな資格を取ったりしてました。


あらゆる授業を入れて、
2回生前半には卒業単位を全部取りました。


で、それ以降は、経済学部とか、教育学部とか、
他の学部の単位にもならない授業にあちこち出たり、
自主ゼミをしたりしていました。


教職とかも取りました。教育実習も行きました。
(理系科目の教員免許全部持ってます。)

あと、FPとかアクチュアリーの勉強とかもしました。
要は資格マニアですね。

それから、バイトもしていました。
「バイト経験があった方が就職に有利」
という事を聞いたからです。


1週間、ずーっとフルでバイトでしたね。
土日は朝から晩までファミレスで働き、
それ以外は塾講師、家庭教師、派遣のバイト、、
と、別にお金に困ってたわけでもないのにひたすらロボットの如く働き続けてました。
(因みに、ファミレスの時の話も第3章でしようと思います。)


この時は人生で一番頑張ってた時期かもしれません。
めちゃめちゃ勉強したし、めちゃめちゃ働いてたし。


でも、後から分かった事ですが、
バイトしたり、色んな資格取ったりなんて、ぶっちゃけ就職には何の意味も無かったです。
教師にならないのに教職なんて持っててどうするの?
関係無い職業なのにFPなんて取ってどうするの?って感じです。


会社からしたら、最も必要な人材は、自分の担当する仕事を指示通りにこなせる人間です。
「色んな資格持ってて色んな事を万遍なくこなせます!何でもできます!(キリッ」
みたいな人は、結局どれも中途半端にしかできないって思われるだけです。


極論、大学で学んだ事なんて就職したら何の役にも立ちません。
役に立つ部分だけなら、会社入ってから1カ月本気で勉強したら余裕で手に入ります。


後は何の勉強してたかというと、「趣味」の領域です。
量子力学とかを結構勉強してたのですが、
あれはこの世のものとは思えない話ばかりでしたね。
(これについてはまた後で詳しく書きたいです)


結局、
「きつい仕事でも文句を言わず真面目に淡々とこなしてくれる優秀なロボットの様な人間」
これが一番会社が望んでる人です。

あとは、「コミュニケーション力」と「問題解決能力」がある人ですね。


学歴だの、資格だの、上っ面の肩書なんてものには何の意味もありません。
中身が無いのに、そういった実績や肩書きだけで勝負する人間は「しょーもない」と思われるだけです。


・・・と、これは自分が「雇う側の人間」になってはじめて気付いた事でした。


さて、こんな風に就職を考えていた僕ですが、
一体何故就職をやめて独立する事を決意したのか。


興味があれば続きをお読み下さい。

第2章 何故今の会社に就職するとヤバイのか?!

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